ショーン・ペンがほれ込んで「ザ・ガンマン」ヒロイン役に推薦した女優とは?
2016年1月2日 16:00

[映画.com ニュース] オスカー俳優ショーン・ペンが「96時間」(2008)のピエール・モレル監督とタッグを組み、初の本格アクションに挑んだ「ザ・ガンマン」。イタリア女優のジャスミン・トリンカがヒロイン・アニーを演じているが、このキャスティングはペンの推薦によるものだとわかった。
1981年生まれのトリンカは、近年ではファッションデザイナー、イブ・サンローランを描く「SAINT LAURENT サンローラン」(14)に出演。13年には、自殺ほう助ビジネスに手を染めた女性の運命を描く「ミエーレ」で高い評価を得た。同作は、是枝裕和監督の「そして父になる」(13)が審査員賞に輝いたことでも話題を集めた第66回カンヌ映画祭で、ある視点部門に選出されている。
「ミエーレ」を鑑賞したというペンは、その演技力にほれ込み、アニー役の候補に推薦。「アンノウン」(11)や「フライト・ゲーム」(14)のほか、本作でペンと共に製作を務めるアンドリュー・ローナもまた「『ミエーレ』を見て息をのんだ。彼女は魅惑的で、他の誰よりも目で物語を語ることができる。古き時代の映画スターのような品格があるんだ」と絶賛し、オファーをするにいたったという。
熱烈なラブコールを受けて出演を決意したトリンカは、NGOのメンバーとしてコンゴ民主共和国で支援活動を行うタフな女性を演じ、「1番大事なのはやり切る意志だと思って(撮影に)臨んだわ」とアクションにも果敢に挑戦した。相手役のペンに関しては「ショーンがオーバーな演技をすることは絶対にないわ」と2度のオスカー受賞歴を誇る名優に最敬礼。「007 スカイフォール」(12)のハビエル・バルデムはじめベテランたちとの撮影を心から楽しんだと語った。
「ザ・ガンマン」は、かつてコンゴ民主共和国で官僚暗殺作戦に参加した特殊部隊隊員が、数年後突如として何者かに命を狙われ、黒幕を突き止めようと奮闘するさまを描く。「パシフィック・リム」(13)のイドリス・エルバ、「ノア 約束の舟」(14)のレイ・ウィンストン、「ブリッジ・オブ・スパイ」(15)の公開が控えるマーク・ライランスらが脇を固める。2月6日から全国公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【前代未聞のオール社畜レビュー】史上最凶のブラック仕事を描いた痛快作…社畜が観たらどうなった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

片思い世界
【“鑑賞確定”の超期待作】広瀬すず×杉咲花×清原果耶主演×「はな恋」製作陣…そして涙腺崩壊へ
提供:リトルモア

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観て!【ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

この村の住人は、人間を喰ってる――
【衝撃の問題作】異常なクオリティで世界が熱狂…“絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

厳選した名作“だけ”をあなたに。
【探す時間、ゼロ】家のテレビが「あなただけの24時間シアター」に!(提供:BS10 スターチャンネル)