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【国内映画ランキング】「劇場版 MOZU」がV!「グラスホッパー」2位、「エベレスト 3D」3位スタート

2015年11月9日 20:15

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初登場首位を飾った「劇場版 MOZU」
初登場首位を飾った「劇場版 MOZU」
(C)2015劇場版「MOZU」製作委員会 (C)逢坂剛/集英社

[映画.com ニュース] 11月7~8日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。TBSとWOWOWが共同製作し、リレー形式で放送した人気ハードボイルド・ドラマを映画化した「劇場版 MOZU」が、全国322スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員17万0374人、興収2億2847万2400円を稼ぎ、初登場1位を獲得した。羽住英一郎監督作品としては、今年3月に公開され興収27.7億円の大ヒットを記録した「映画 暗殺教室」の興収比55.6%の出足となっており、最終興収は15億円あたりが見込まれる。

2位は、人気作家・伊坂幸太郎のベストセラー小説を生田斗真浅野忠信山田涼介(Hey! Say! JUMP)の共演、瀧本智行監督で映画化した「グラスホッパー」。全国314スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員14万7275人、興収1億9196万6600円の成績。これは同じ瀧本監督、生田主演「脳男」(最終興収12.7億円)のほぼ同じ出足であり、同じ伊坂原作を映画化した「ゴールデンスランバー」(最終興収11.5億円)とも同程度の成績が予想される。

続いて、世界最高峰エベレストで1996年に起きた実話を、3Dで映画化したサバイバルドラマ「エベレスト 3D」が初登場3位。11月6日から全国424スクリーンで公開され、オープニング土日2日間の成績は、動員9万6220人、興収1億6407万7100円をあげた。動員数は「グラスホッパー」と大きく差があるが、3D上映に加え、IMAX 3Dでの上映もあることから単価を引き上げている。

そして、ジョージ・クルーニーが製作・監督・脚本・主演のサスペンス「ミケランジェロ・プロジェクト」が10位にランクインした。全国152スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員3万4566人、興収4220万9200円をあげた。同作は今年4月にメジャー配給で公開が予定されていたが延期となり、その後日本での公開が中止となっていたが、インディペンデントの配給会社が国内公開に名乗りを上げ、映画ファンからの熱い声にも後押しされ、日本公開が決定した経緯がある。

2週連続1位だった「ギャラクシー街道」と、前週に初登場2位スタートを切った「PAN ネバーランド、夢のはじまり」は6位と7位にそれぞれ大きく後退したのに対し、3位「俺物語!!」と4位「映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!」は、新作3本に上位を奪われるも、ワンランクダウンの4位と5位に踏みとどまり、堅調な興行を見せている。

なお、佐藤浩市本田翼が初共演した感動作「起終点駅 ターミナル」は12位スタートとなった。

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