ギレルモ・デル・トロ監督最新作「クリムゾン・ピーク」来年1月に日本公開決定!
2015年10月19日 17:00
[映画.com ニュース] ギレルモ・デル・トロ監督約3年ぶりの新作「クリムゾン・ピーク」が、2016年1月に日本公開することが決定した。あわせて、美しくダークな世界観が凝縮された場面写真がお披露目された。
映画は、夫が見かけとは違う人物であることに気づく若き女性作家が主人公のゴシックホラー。幽霊を見ることができる作家のイーディスは、父親の死をきっかけに恋人トーマスと結婚。トーマスの姉・ルーシルと3人で、赤粘土が雪を赤く染めることからクリムゾン・ピーク(赤い山頂)と呼ばれる土地に建つ広大な屋敷で暮らすことになる。しかし、屋敷では深紅の亡霊たちが姿を現し、彼女に「クリムゾン・ピークに気をつけろ」と警告するのだった。
イーディスを、ジョニー・デップ主演の「アリス・イン・ワンダーランド」(2010)でアリスに扮したミア・ワシコウスカ、夫トーマス役を「マイティ・ソー」シリーズや「アベンジャーズ」(12)のロキ役で人気の英俳優トム・ヒドルストンが演じ、繊細で陰のある夫婦を体現する。さらに、ルーシル役には「ゼロ・ダーク・サーティ」(12)でアカデミー主演女優賞にノミネートされた実力派女優ジェシカ・チャステインがキャスティングされ、役柄は明かされていないものの、デル・トロ監督の「パシフィック・リム」(13)に主演したチャーリー・ハナムも出演している。
デル・トロ監督は今作について、今年7月に米サンディエゴで行われた世界最大級のポップカルチャーイベント・コミコンで「これまでの中でも大好きな3本の映画のうちの1本。そして個人的に最も美しい映画だと思っている」と語っており、仕上がりに自信をのぞかせている。
公開された場面写真には、ゴシック調の豪華絢爛な屋敷の中で、ロウソクを片手に不安そうな表情を浮かべるイーディスが収められており、同監督の「パンズ・ラビリンス」(07)の世界観を彷彿とさせる1枚となっている。
「クリムゾン・ピーク」は、2016年1月8日から公開。
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