岡田准一×阿部寛共演作「エヴェレスト」ピエール瀧、佐々木蔵之介らの参戦決定!
2015年9月19日 10:00
[映画.com ニュース] 岡田准一、阿部寛、尾野真千子が初共演を果たし、夢枕獏氏の小説を映画化する「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」が2016年3月12日に公開されることが決定し、あわせてピエール瀧、甲本雅裕、風間俊介、佐々木蔵之介、ツェリン・ロンドゥップの参戦が発表された。
「愛を乞うひと」で第22回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した平山秀幸監督が、映像化不可能とされてきた夢枕氏の小説「神々の山嶺」を実写映画化。物語の舞台となるネパール・エベレストでロケを敢行しており、高度5500メートル付近やカトマンズでの本格的な撮影が行われている。
山岳カメラマンの深町誠(岡田)は、カトマンズの骨董屋で英登山家ジョージ・マロリーのカメラを発見し、マロリーがエベレスト初登頂に成功したか否かという謎を追うことになる。消息不明の天才クライマー・羽生丈二(阿部)にたどり着いた深町だが、やがてその過去に魅了されていき、羽生を思い続ける岸涼子(尾野)と出会う。
俳優としての活躍目覚ましいピエール瀧が深町の上司・宮川役を演じ、「踊る大捜査線」シリーズの甲本が羽生の山岳仲間である井上役、「Zアイランド」の風間が涼子の兄・岸文太郎役に挑戦。そして佐々木は羽生のライバルであるクライマー・長谷渉役に扮し、第72回米アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされた「キャラバン」のロンドゥップも出演している。
またティザービジュアルも完成し、羽生役の阿部が、険しい表情で“神々に一番近い場所”であるエベレストの連峰を見上げる様子を切り取った。「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」は、「ふしぎな岬の物語」の加藤正人が脚本、「蜩ノ記」の加古隆が音楽を手がけ、「植村直己物語」のエベレスト行軍にも参加した日本山岳協会の会長・八木原國明氏が撮影に全面協力している。16年3月12日から全国で公開。