ディカプリオ&「バードマン」イニャリトゥ監督のタッグ作「レヴェナント」16年春公開!
2015年9月2日 12:00
[映画.com ニュース] レオナルド・ディカプリオと「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がタッグを組んだ新作「The Revenant」が、「レヴェナント 蘇えりし者」の邦題で2016年春に日本公開されることが決まった。
同作は、アメリカ西部の広大な荒野を舞台に描くサバイバル復しゅう劇。狩猟中に熊に襲われ重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(ディカプリオ)が、狩猟チームメンバーのジョン・フィッツジェラルドに置き去りにされてしまい、「生きる」という意志だけを武器に大自然の猛威から生還したグラスは、自分を置き去りにしたフィッツジェラルドへの復しゅう心を胸に約300キロの果てしない道を突き進む。
「ギルバート・グレイプ」「アビエイター」「ブラッド・ダイヤモンド」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」と、これまでアカデミー賞に4度ノミネートされながらも、いまだ無冠のディカプリオが、今年のアカデミー賞で作品賞ほか4部門を制した「バードマン」のイニャリトゥ監督とタッグを組み、悲願のオスカーを期待される同作。フィッツジェラルド役には「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のトム・ハーディが扮し、ディカプリオと「インセプション」以来5年ぶりの共演を果たしている。
リアリティを追求するイニャリトゥ監督は極寒の地での撮影を敢行。ディカプリオとハーディには本気で格闘させ、ディカプリオの鼻が折れても撮影を続行するなど、俳優たちから迫真の演技を引き出しているという。また、ワンカットと見紛う長回し映像が話題を呼んだ「ゼロ・グラビティ」「バードマン」で2年連続のオスカーを受賞したカメラマンのエマニュエル・ルベツキが、「バードマン」に続きイニャリトゥ監督とタッグ。今回は長回しのほか、照明機材を一切使わず自然光だけで撮影し、大自然の臨場感を再現するという試みにも挑戦している。
原作は、実話に基づいたマイケル・パンクによる小説「The Revenant: A Novel of Revenge」。映画は今年12月25日に北米で限定公開された後、16年1月8日に全米拡大公開という興行展開が決まっており、16年のアカデミー賞へ向けて賞レースでも大きな注目を集める一作と見られている。
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