ディカプリオとマイケル・ベイが異色タッグ 描く素材は「チーム・ルワンダ」
2015年6月9日 11:00
[映画.com ニュース] レオナルド・ディカプリオとマイケル・ベイが初タッグを組み、アフリカ、ルワンダの自転車チームの実話に基づく映画を共同製作することがわかった。
米ハリウッド・レポーターによれば、米パラマウント・ピクチャーズのプロジェクトで、ディカプリオとベイがそれぞれの製作会社を通してプロデュースにあたる。監督には、オーランド・フォン・アインジーデルが起用される。アインジーデルは、ディカプリオが製作総指揮を務め、第87回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた、コンゴのゴリラ保護を題材にしたドキュメンタリー「Virunga(原題)」でメガホンをとった経歴がある。
タイトル未定の本作は、1981年にアメリカ人として初めてツール・ド・フランスに参加したジャック・ボイヤーが、90年代、内戦とジェノサイド後のルワンダで立ち上げた「チーム・ルワンダ」と呼ばれる青少年の自転車チームの軌跡を描く。チーム・ルワンダの主力選手で、ロンドン五輪への出場を果たしたエイドリアン・ニヨンシュチ自身、ジェノサイドで兄弟6人を殺害されたという。