「R指定の官能映画」歴代興行収入ランキングトップ11
2015年3月3日 21:40

[映画.com ニュース] 世界50カ国で翻訳された同名ベストセラー小説を映画化した「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」が、全米および全世界で大ヒットしたのを受けて、米エンターテインメント・ウィークリー誌が、R指定の官能映画の歴代北米興行収入ランキングトップ11を発表した。
実際には、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」以外は官能映画というよりも、濃厚な官能描写が話題になったサスペンスやスリラーがほとんどだが、第1位にランクインしたのは「危険な情事」。エイドリアン・ライン監督、マイケル・ダグラスとグレン・クローズ主演で、一晩かぎりのつもりで情事を楽しんだ男が、女に執拗につきまとわれる恐怖を描いたサイコサスペンスだ。
ライン監督はほかに「幸福の条件」と「運命の女」をランクインさせ、またダグラスは5位までの3本に主演している。なお、4位に入った「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は公開1週目時点の興収であるため、これからさらに数字を伸ばし、少なくとも2位につけるのは確実だと思われる。
ちなみに、官能映画といえば同じくライン監督作「ナインハーフ」が思い浮かぶが、同作の場合、世界規模ではヒットしたものの、北米興収は670万ドルと振るわなかったためランク外となっている。
トップ11は以下の通り(2015年2月17日付けの北米興行収入に基づくランキング)。
2.「氷の微笑」(1992/1億1800万ドル)
3.「幸福の条件」(1993/1億700万ドル)
4.「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」(2015/9300万ドル)
5.「ディスクロージャー」(1994/8300万ドル)
6.「シー・オブ・ラブ」(1989/5800万ドル)
7.「アイズ ワイド シャット」(1999/5700万ドル)
8.「運命の女」(2002/5300万ドル)
9.「硝子の塔」(1993/3600万ドル)
10.「The Boy Next Door」(2015/3400万ドル)
11.「殺しのドレス」(1980/3200万ドル)
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