製作されなかった偉大な映画25本
2014年4月20日 04:00

[映画.com ニュース] 奇才アレハンドロ・ホドロフスキー監督がフランク・ハーバートの「デューン/砂の惑星」映画化に挑んだものの、実現に至らなかった経緯を描いたドキュメンタリー「ホドロフスキーのDUNE」がアメリカで公開されたのを受けて(6月14日日本公開)、米映画サイトThe Playlistが「製作されなかった偉大な映画25本(The 25 Greatest Movies Never Made)」を特集している。
構想段階で終わったもの、脚本は完成しているもの(その多くはオンラインで読むことができる)、撮影にこぎつけたが中断したものなど、未完の理由はさまざまだが、映画ファンなら見たいと思う企画ばかりだ。25本は以下の通り。
ヨーロッパ諸国による植民地支配を、メキシコのアステカ族の視点で描くフィクション。実現可能性はゼロではない。
脚本は「Ken Russell's Dracula」として書籍化されている。
1977年の「イレイザーヘッド」のあとに書かれた脚本。片足で立つ能力を持ち、異次元への入口を探す探偵、電気を操る巨人などが登場するリンチワールド。実現可能性はゼロではない。
19世紀オーストリアの医師ヨーゼフ・ブロイアーとヒステリー患者アンナ・Oの談話療法がテーマ。実現可能性はゼロではない。
ニューヨークにユートピアを築こうとする建築家を主人公にしたSF映画。
「アメリカン・ハッスル」で描かれた政治スキャンダル「アブスキャム事件」を、ジョン・ベルーシとダン・エイクロイド主演で描くという企画だったが、ベルーシの急死で頓挫。
「未知との遭遇」の成功後、コロンビアから続編を促されたスピルバーグが、ケンタッキー州の一家が宇宙人に襲われたという「ケリー・ホプキンスビル事件」を題材に提案した企画。ジョン・セイルズが脚本を手がけたが、スピルバーグにはダークすぎたため、トビー・フーパーに撮らせようとしたが、最終的に企画はお蔵入りに。
ブライアン・マイケル・ベンディスの同名グラフィックノベルの映画化。エリオット・ネスも捜査に関わった、クリーブランドの未解決猟奇連続殺人事件(トルソー事件)が題材。別の監督で実現の可能性あり。
ハロルド・ライミス、スティーブン・ソダーバーグ、デビッド・ゴードン・グリーンらが映画化に着手するが、権利的な問題などで未だ実現に至らず。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ