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【国内映画ランキング】「ドラえもん」首位、「銀の匙」4位、オスカー受賞「それでも夜は明ける」10位

2014年3月11日 15:15

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初登場1位を飾った「映画ドラえもん」
初登場1位を飾った「映画ドラえもん」
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2014

[映画.com ニュース] 3月8~9日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。アカデミー賞、日本アカデミー賞がそれぞれ発表され、賞レースが一段落。映画市場には、春休みシーズンがにわかに到来している。

今週は「映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ペコと5人の探検隊」が圧倒的な強さで首位に立った。全国361スクリーンで公開され、オープニング2日間の成績は、動員53万0554人、興収6億0035万6700円というもの。前年の「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」対比で89.9%の出足(興収で比較)。前作が39.8億円の興収をあげているので、今作も30億円台後半が見込まれる。

2位「ホビット 竜に奪われた王国」、3位「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」はそれぞれワンランクずつ順位を落とし、4位には「銀の匙 Silver Spoon」が初登場。全国285スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員9万8956人、興収1億2111万7900円という成績。最終的に、興収10億円に到達するのはちょっと難しそうだ。

続いて5位に実写版「魔女の宅急便」、6位には「永遠の0」がそれぞれランク。「永遠の0」は累計興収が82億7135万5500円となった。07年公開「HERO」の81.5億円をクリアし、次は04年「世界の中心で愛を叫ぶ」の85億円がターゲット。

7位には、万城目学原作の映画化「偉大なる、しゅららぼん」が初登場。オープニング2日間の成績は、動員が4万3863人、興収5807万9000円。全国202スクリーンでの公開。

8位は「劇場版 仮面ティーチャー」、9位には「劇場版 TIGER & BUNNY The Rising」が粘った。「タイバニ」の累計成績は、動員が36万2647人、興収で5億2205万0700円。

そして10位には、アカデミー作品賞に輝く「それでも夜は明ける」が見事ランクイン。先週のオスカー3部門獲得の勢いで、わずか43スクリーンでの公開ながら、2日間で動員3万2431人、興収4054万7800円を記録。ちなみに、過去3年のオスカー作品賞受賞作の興収は、「アルゴ」3.3億円、「アーティスト」4.8億円、「英国王のスピーチ」が18.2億円である。


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