フレディ・マーキュリー役に「007 スカイフォール」ベン・ウィショー
2013年12月11日 18:05

[映画.com ニュース] 英ロックバンド「クイーン」のフロントマンとして一世を風びし、1991年に45歳の若さで死去したフレディ・マーキュリー初の伝記映画の主役に、「007 スカイフォール」でQ役を演じた英俳優ベン・ウィショーが決定したと米Deadlineが報じた。
グラハム・キング率いるGKフィルムズが、約3年前から進めているプロジェクト。当初は「ボラット」のサシャ・バロン・コーエンがマーキュリー役に決定していたが、今年7月、製作に携わるクイーンのメンバーたちとの映画の方向性に関する見解の相違を理由に降板していた。
ウィショーの名前はコーエンの降板後から噂されていたが、歌唱力にも定評があり、自身も歌いたいという意志を明かしている。過去には「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」(2005)でキース・リチャーズ、「アイム・ノット・ゼア」(2007)ではボブ・ディランを演じた経験がある。
また、同時に本作の監督もイギリス出身のデクスター・フレッチャーに決定した。フレッチャーは「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」などで知られる俳優で、2011年に「Wild Bill」で監督デビュー。今年は話題のミュージカル映画「Sunshine on Leith」でメガホンをとっている。
内容的には、1973年のクイーン結成から、ロック史上最高のライブパフォーマンスとも称される85年のライブエイドにいたる軌跡を中心に描く。クイーンの楽曲使用権も確保されており、脚本を「クィーン」「フロスト×ニクソン」でアカデミー脚本賞にノミネートされたピーター・モーガンが手がける。
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