アイム・ノット・ゼア 劇場公開日 2008年4月26日
解説 ケイト・ブランシェット、ヒース・レジャー、リチャード・ギア、クリスチャン・ベール、ベン・ウィショーら6人の豪華キャストが、伝説的アーティスト、ボブ・ディランをそれぞれ異なった角度から演じるという話題作。「ベルベット・ゴールドマイン」などの鬼才トッド・ヘインズがメガホンを取り、フォークシンガー、ロックスター、詩人、映画スターなど様々な顔を持つボブ・ディランの謎に包まれた人生に迫る。
2007年製作/136分/アメリカ 原題:I'm Not There 配給:デスペラード
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2021年8月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
2021年8月21日 映画 #アイム・ノット・ゼア (2007年)鑑賞 #ボブ・ディラン の伝記映画となっているが、正確には彼の生き方や歌にインスピレーションを受けた作品という感じ ボブ・ディランに詳しい人は楽しめるだろうけど、そうではない人は楽しめない ボブ・ディランを意識せず見た方がいいですね
2020年10月7日
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鑑賞方法:DVD/BD
そもそもボブディランの何曲かと若い時の写真を見たことある程度の超初心者には、非常に難解でした。解説とWikiがない世の中なら、理解できたなかった…ただ、ほんまに驚いたのは、1番知ってるかんじのボブディランを演じてたケイトブランシェットの違和感のなさに度肝抜かれました。めっさかっこいい…すごい…
2018年10月18日
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鑑賞方法:映画館
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なんといってもリッチー・ヘブンスです。彼の演奏を見たのは『ウッドストック』の映像だけなのですが、久しぶりに拝見して、衰えを知らぬソウル・スピリッツをビンビン感じてしまいました。少年ボブ・ディランとの軽いセッション・シーンだけだったのに、ここまで印象に残るとは・・・やはりタダモノではない! こんなに実験的な映画だとは思いませんでした。伝記(とは言え、ボブ・ディランは死んでない)映画と言えるはずなのにボブ・ディランという登場人物は一切なく、6人のディランはそれぞれ別の名前で登場し、モキュメンタリー的な作りになっています(虚実のようで真実なんだろうけど)。しかも、時代は行ったり来たり、ディランの6つの側面をそれぞれ強調する役作りに徹しているため、完結もしないし、むしろ混乱してしまうおそれもあります。 印象に残るのはまず“放浪者”を演ずる少年マーカス・カール・フランクリン。左利きギターも上手いし、天才ミュージシャンというイメージ。そして、女優賞でも注目された“ロックスター”のケイト・ブランシェットはソックリ度では一番だったかもしれない。役名はジュード・クイン。クイーンといえば、「アイム・ノット・ゼア」ならぬ「ナウアイムヒア」を思い出してしまいます・・・ この映画が遺作となってしまった“映画スター”を演ずるヒース・レジャーを見るとちょっと悲しくなってきました。結婚しているディランの一面も見れるのですが、妻を演ずるのがシャルロット・ゲンズブール。「ヒースの妻はシャルロット・ゲンズブール」などと茶化して悲しさを紛らせてしまいましょう。 残りは“無法者”のリチャード・ギア、“詩人”のベン・ウィショー、“革命家”のクリスチャン・ベイル。贅沢なキャスティングだけど、魅力は分散されているような・・・それよりも時代に応じたドキュメント映像、特にベトナム戦争が絡んでいると、ボブ・ディランが与えた影響も計り知れないと感じてしまいます。 6人をそれぞれ別人格としてとらえてしまうとわけのわからない映画。でも、すべてボブ・ディランなんだよな~と考えると、名前を隠し通すこととか、政治的プロテストソングの精神の考え方がわかるような気がしてくる。実は彼のことをよく知らないのですが、『USA for Africa』で他のミュージシャンから自分の歌い方を教えてもらうという微笑ましいシーンが忘れられなく、実は照れ屋さんなんだと思っているんです。でも神様・・・です、きっと。ちなみに“フォークの神様”と検索してみると、岡林信康、ボブ・ディラン、杉下茂、等々がヒットします。
2017年3月16日
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鑑賞方法:VOD
B・ディランの半生を六人の役者が演じる触れ込みで劇中にB・ディランという人物は出て来ないし名前すら呼ばれない。 ラストにハーモニカを吹くディラン氏のアップの映像のみである。 フォークの人気者C・ベイルにソレを演じた映画俳優の H・レジャーにA・ランボーを名乗るB・ウィショーにウディ・ガスリーと名乗る黒人の子供に姿形がまんまディランなC・ブランシェットに唯一実在の人物を演じた(まぁ年食ったキッドは実際には存在しないが)R・ギアのビリー・ザ・キッドとB・ディランに無知だと混乱する。 実在の人物は他にA・ギンズバーグは出て来てThe Beatlesらしきメンバーに名前だけウォーホルにニコ?らしきM・ウィリアムズも。 フェイクドキュメンタリー要素でJ・ムーアも出ているしキャスト陣はC・ゲンズブールも含めて豪華である。 監督の過去作「ベルベット・ゴールドマイン」と路線は変わらないような気もする感じでミュージシャンやアーティストにカルチャーと知識が無いと置いて行かれる。 バイクで事故ってる場面はまんまディランの事だしC・ブランシェットはドキュメント映画「ドント・ルック・バック」の雰囲気丸出し!? 映像に凝り過ぎで話の筋がメチャクチャなのは否めない。
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