「アイ・アム・レジェンド」「激突!」原作者リチャード・マシスン氏が死去
2013年6月26日 15:45

[映画.com ニュース] 「アイ・アム・レジェンド」の原作者として知られる米作家・脚本家のリチャード・マシスン氏が6月23日、米ロサンゼルスで死去した。87歳だった。死因その他の詳細は公表されていない。
マシスン氏は1926年2月20日、米ニュージャージー州生まれ。50年にSF短編小説「モンスター誕生(男と女から生まれたもの)」で作家デビューし、SFやファンタジー、ホラーなど多彩なジャンルの作品を発表した。
映画との関係も深く、原作と脚本を手がけた作品に「縮みゆく人間」(57)、スティーブン・スピルバーグ監督作「激突!」(71)、「ヘルハウス」(73)、「ある日どこかで」(80)などがある。また、ロジャー・コーマン監督がエドガー・アラン・ポーの原作を映画化した「アッシャー家の惨劇」「恐怖の振子」「黒猫の怨霊」、テレビシリーズ「トワイライト・ゾーン」の脚本家としても知られる。
54年のSF長編「I Am Legend(原題)」は、64年のビンセント・プライス主演「地球最後の男」、71年のチャールトン・ヘストン主演「地球最後の男 オメガマン」、07年のウィル・スミス主演「アイ・アム・レジェンド」と3度映画化されている。その他の映画化作品に「リアル・スティール」「運命のボタン」「奇蹟の輝き」など。
なおマシスン氏は、6月26日(現地時間)に開催される、SF、ホラー&ファンタジー映画アカデミー(Academy of Science Fiction, Horror and Fantasy Films)主催のジャンル映画の祭典「サターン・アワード」にてビジョナリー賞(特別賞)を授与される予定だった。同アワード事務局は、今年で39回目となる同授賞式をマシスン氏に捧げることを表明している。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス