堤幸彦監督、犬童一心監督が「イロドリヒムラ」の日村勇紀を絶賛!
2013年4月17日 12:43
[映画.com ニュース] お笑いコンビ“バナナマン”の日村勇紀を主演に、監督・脚本・共演者が毎回変わるというオムニバス形式で放送された異色の連続深夜ドラマ「イロドリヒムラ」がDVD化され、本日よりセル&レンタル開始。「20世紀少年」の堤幸彦監督や「ゼロの焦点」の犬童一心監督、「ゴールデンスランバー」の中村義洋監督ら、同ドラマを手がけた日本映画界のそうそうたる面々が、DVDボックスの特典映像インタビューで“俳優・日村”を絶賛していることが分かった。
堤監督は、剛力彩芽がヒロイン役の第1話「小さな恋の物語 ~非モテ男子のささやかな恋^^,~」を担当。「新しい靴を買わなくちゃ」の北川悦吏子が手掛けた脚本をきっちりと読み込んできた日村に対して、「説明は要らなかった。(その姿勢は)役者です。ハッキリ言って」と太鼓判を押し、「今後も役者として使いたいと思うか?」の日村の問いに、「ぜひこちらからもお願いします」と即答した。
第8話「才能がない」(ヒロイン役は市川実和子)でメガホンをとった犬童監督は、日村の演技を「心のこもった演技」と表現。「上手い下手とかいうことじゃなくて、シナリオの中に生きている人の心を、ちゃんと持って演じてくれているのが分かる。撮っていても、心の中に入ってくる演技で素晴しかったです」と称えた。また、同話では日村が歌うシーンもあり「本気で歌っている、振動している感じがある。最後は盛り上がると思います」と続けた。
「イロドリヒムラ」には、そのほか「宇宙兄弟」の森義隆監督、「僕等がいた」の三木孝浩監督、「キツツキと雨」の沖田修一監督らが参加。酒井若菜、橋本愛、北乃きい、芦田愛菜、坂井真紀ら豪華な顔ぶれのヒロインを相手に、日村がCGアーティスト、映画監督、芸人、刑事、バンドマン、人形使いといった様々な役どころにチャレンジする。「イロドリヒムラ DVD-BOX」は現在発売中。