新しい靴を買わなくちゃ

劇場公開日:2012年10月6日

新しい靴を買わなくちゃ

解説・あらすじ

脚本家・監督の北川悦吏子が原作を担当し、くらもちふさこの作画で漫画化された同名コミックを、北川自身のメガホンで実写映画化。全編フランスロケを敢行し、パリで出会った男女の偶然から始まる3日間の恋を描く。妹のスズメに付き添ってパリ旅行にやってきたカメラマンのセンだったが、パリに着くなりスズメは単独行動をしたいと言ってどこかに行ってしまう。置き去りにされたセンは宿泊先のホテルもわからず困り果てた上に、落としたパスポートを踏みつけられ、破かれてしまう。パスポートを踏んでしまったのは、パリでフリーペーパー編集者として働く日本人女性アオイだった。アオイは、パスポートを踏んだ拍子に靴のヒールが折れてしまい……。主演はパリ在住の女優・中山美穂。共演に向井理、桐谷美玲。岩井俊二がプロデュースを担当。

2012年製作/115分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2012年10月6日

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(C)2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会

映画レビュー

3.5【巴里で一人哀しみを抱えて生きる女性を演じた中山美穂さんが可愛らしく、寄り添うように流れる坂本龍一さんのピアノ曲が美しき、偶々巴里で出会った男女の三日間を描いたロマンス映画。】

2025年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

癒される

■”お守り兄さん”として、妹スズメ(桐谷美玲)と巴里に来た八神千(向井理)は、恋人カンゴ(綾野剛)に会いに行く、妹にわざと置いてきぼりになり、泊まるホテル名も失念していたため、途方に暮れるが、偶々通りかかったアオイ(中山美穂)が、風に飛ばされた彼のパスポートを踏んだ時に、ヒールが折れてしまった事から、二人の三日間だけの巴里の生活が始まるのである。

◆感想<Caution!内容に余り触れていません。>

・ヤッパリ、少し、いや可なりシンミリした気持ちで鑑賞してしまったな。もう大丈夫かな、と思ったんだけどね。
 怒られそうだが、私は中山美穂さんのファンではなかったし、けれども綺麗なお姉さんって感じだったんだな。

・主演映画は、名作「Love Letter」はある事情で少し遅れて劇場で観た。当然素敵な映画で、中山美穂さんって陰りのある役が似合う方だなと思った記憶がある。
 その後は、「蝶の眠り」を劇場で観たのだけれども、この役も陰りがあったのだが、中山美穂さんは変わらずの気品溢れる美しさで、魅入られたモノである。

・今作の中山美穂さん演じるアオイは、ワイン好きの直ぐに酔っ払う女性なのだが、途中に彼女が千に告白する台詞から、深い哀しみの過去を持つ女性だという事が分かるのである。

■そして、日本に帰った千からアオイに届いた、新品の暖色系のハイヒール。それを見たアオイの嬉しそうな顔は、その後の二人の関係性の発展を予感させるのである。

<今作では、巴里で出会った男女の三日間を描いているのだが、どこかに気品があるのだな。それは千を演じた向井理さんと、深い哀しみを抱えながら、一人巴里で暮らしていたアオイを演じた中山美穂さんが、醸し出しているのである。
 そして、寄り添うように流れる坂本龍一さんのピアノ曲が、その風合を高めている作品なのである。>

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NOBU

4.0ラストが

2025年4月8日
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ぽぽたん

3.0パリ在住時代の中山美穂さん

2024年12月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

公開当時、向井理さんの大ファンだったので 劇場でも鑑賞したし、DVDも購入しました。ファンにとっては安心のプラトニックラブ物語だけれど、映画としては大きな盛り上がりに欠けてしまったのが残念。もう少し大人っぽい展開が欲しかったかも。

ただ、今となっては 2010年頃のパリの雰囲気や 円熟味を増した中山美穂さんの美しい姿が堪能できる貴重な映画。彼女は、10代20代の頃とはまた違った可愛らしさと女らしさと色気を魅せてくれる女優さんでした。
美穂さんの訃報を受けて このレビューを書いていますが、彼女が素敵に年を重ねていく姿をずっと見ていたかったと心から思います。

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コスモス

3.0撮り方が独特、2人の微妙な距離感がリアルに感じる。 パリが舞台なの...

2022年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

撮り方が独特、2人の微妙な距離感がリアルに感じる。
パリが舞台なのでオシャレな雰囲気と大人な恋愛。
中山美穂は年とってきたかなぁ感はあったけど、最後の中山美穂はすごく可愛い。

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よっしー