大友克洋9年ぶりのアニメ監督作「SHORT PEACE」7月20日公開決定
2013年3月2日 00:00

[映画.com ニュース] 大友克洋監督の最新作となる短編アニメーション「火要鎮(ひのようじん)」が、4本の短編アニメで構成されるオムニバス「SHORT PEACE」として、7月20日から劇場公開されることが決まった。「SHORT PEACE」には、大友監督のほか、森田修平、安藤裕章、カトキハジメ、森本晃司ら一級のクリエイターが参加し、それぞれが日本をテーマに、固有の文化、歴史、サブカルチャー、未来を描いたショートストーリーでスクリーンを彩る。
「SHORT PEACE」として上映されるのは、「火要鎮」のほか、「九十九(つくも)」「GAMBO」「武器よさらば」の4作品。「九十九」は、大友監督がデザインを担当したOVA「FREEDOM」で知られる森田修平の監督作で、こちらもアヌシー国際アニメーション映画短編部門優秀賞、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門推薦作品などに選出されている。
「GAMBO」は、「スチームボーイ」のCG監督や「鉄コン筋クリート」の演出などを手がけてきた安藤裕章の監督作。原案・脚本・クリエイティブディレクターに石井克人(「REDLINE」「スマグラー おまえの未来を運べ」)、キャラクターデザイン原案に貞本義行(「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」「おおかみこどもの雨と雪」)が名を連ねる。
「武器よさらば」は、大友監督が81年に発表した同名短編漫画のアニメ化で、キャラクターデザインを「AKIRA」や「老人Z」にも参加した田中達之、監督・脚本を「機動戦士ガンダム」シリーズのメカデザインで知られる人気デザイナーのカトキハジメが担当。アニメのメカデザインのほか、プラモデルなど立体物のコンセプトデザイン、監修を手がけるなど幅広く活躍するカトキにとっては、今回が初監督作品となる。
オープニングアニメーションは、「アニマトリックス」「MEMORIES」の森本晃司が手がけ、巨匠から新進気鋭まで日本を代表する豪華クリエイターが集結。公開決定にあわせて特報映像も解禁となり、そのハイクオリティで濃密な映像の一端をうかがうことができる。
(C)SHORT PEACE COMMITTEE (C)KATSUHIRO OTOMO/MASH・ROOM/SHORT PEACE COMMITTEE
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