アニマトリックス
劇場公開日 2003年5月24日
解説
ウォシャウスキー兄弟による大ヒットSF「マトリックス」の世界を舞台に描かれるオムニバスアニメーション。前田真宏、森本晃司ら日本のトップクリエイターがそれぞれ監督し、STUDIO4℃やマッドハウスがアニメーション制作に参加した。「ファイナル・フライト・オブ・ザ・オシリス」(アンディー・ジョーンズ監督)、「セカンド・ルネッサンス パート1」「セカンド・ルネッサンス パート2」(前田真宏監督)、「キッズ・ストーリー」(渡辺信一郎監督)、「プログラム」(川尻善昭監督)、「ワールド・レコード」(小池健監督)、「ビヨンド」(森本晃司監督)、「ディテクティブ・ストーリー」(渡辺信一郎監督)、「マトリキュレーテッド」(ピーター・チョン監督)の9編で構成される。
2003年製作/アメリカ
原題:The Animatrix
配給:ワーナー・ブラザース映画
スタッフ・キャスト
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2019年9月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
マトリックスの世界観をより深めるための九つによる短編アニメーションです。これを観ないと本編が理解できない等ということはありませんのでご安心を。(というより本作を見ようが見まいがマトリックスをキチンと理解するのは難しい!)あくまでもサイドストーリー群です。
続き物の「セカンド・ルネッサンス」を除いて一作品ごとに絵柄も違ってて、なかなか見る機会のないアメリカのアニメが楽しめます。CG だったり、ハードボイルド調だったり。マトリックスが出来上がった背景とか、ザイオン側がやってたこととか色んなストーリーが色んな絵柄で作り上げられています。でもマトリックスと同じで本作も見せたい絵があって、そこにストーリーをくっ付けていきましたって感じはしましたね。そう思えるぐらいどの作品も絵が綺麗でした。
惜しいのはこのアニメのキャラクターが本編に全く登場しないこと。本編から出るのもトリニティとキッド、後、ネオがちょこっとって感じでした。せっかくならもっと本編とリンクさせてたら面白かったろうに。ちょっと勿体ない気もします。向こうの人ってあまりそんなこと気にしないのかなぁ?
勿論マトリックス本編を観ないで単品としては全く成立していません。あくまでも本編の補完的なアニメです。個人的にはアリなのですが、正直マトリックスを好きな人、しかもアクションだけじゃなくその世界観に魅せられた人以外にはオススメしにくい作品でした。
しっかしウォシャウスキー兄弟(当時)は日本大好きですね!
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マトリックスシリーズの世界観を踏襲した外伝的なアニメ作品です。全9話からなるオムニバス構成になっています。
「リローデッド」と「レボリューションズ」を繋ぐような話や、『マトリックス』の生まれた経緯の話、ネオと同じように現実だと思っていたマトリックスの中から、本当の現実を垣間見た人の話など、様々な視点から様々な描き方で「マトリックス」の世界を映像化しています。
「マトリックスシリーズ」が好きな方には観る事をお勧めします。
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