「スカイフォール」監督&脚本家コンビ、テレビドラマをプロデュース
2012年11月6日 11:10
[映画.com ニュース] シリーズ最新作「007 スカイフォール」を手がけたサム・メンデス監督と脚本家のジョン・ローガンが、テレビドラマでもタッグを組むことになったと、Deadlineが報じた。
1800年代の英ロンドンを舞台に、バン・ヘルシングやフランケンシュタイン博士といった文学上の架空のキャラクターたちがバンパイア退治をするというストーリーで、ローガンが脚本を執筆し、メンデス監督がプロデューサーを務めることになる。すでに、HBOなどのケーブル局に企画が持ち込まれているという。
シリーズ第23作となる「007 スカイフォール」は、イギリスでオープニングの興行収入記録を樹立しており、11月8日からIMAXでの先行上映を皮切りに全米公開されるアメリカでも、前2作を超える大ヒットが期待されている。同作は、アカデミー賞監督が手がけた初めての「007」として注目されており、シリーズ最高傑作の呼び声も高い。
メンデス監督は、初監督作「アメリカン・ビューティー」でアカデミー賞を受賞した後に、「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」「お家(うち)をさがそう」などバラエティ豊かな作品を手がけている。「ロード・トゥ・パーディション」で、第5代ジェームズ・ボンドとなるダニエル・クレイグと仕事をしており、その縁から「007 スカイフォール」の監督をオファーされた経緯がある。
一方、ローガンは「グラディエーター」や「ラスト サムライ」を手がけた人気脚本家で、11年には「ヒューゴの不思議な発明」「英雄の証明」「ランゴ」と、執筆作品が3本も全米公開されている。今作での仕事を高く評価されたローガンは、2部作として製作される続編「ボンド24(仮題)」と「ボンド25(仮題)」の執筆も依頼されており、多忙な生活はしばらく続きそうだ。