第63回カンヌ映画祭ラインナップ発表!北野武&中田秀夫監督作が参加
2010年4月16日 13:57
[映画.com ニュース] 第63回カンヌ映画祭(5月12日~23日)のコンペティション部門の正式出品作品16本が発表された。
日本からは、北野武監督の最新作「アウトレイジ」が出品。北野監督の同映画祭コンペティション部門への参加は、99年の「菊次郎の夏」以来11年ぶり。地元フランスのベルトラン・タベルニエ、イランのアッバス・キアロスタミ、英国のマイク・リー、ロシアのニキータ・ミハルコフ、メキシコのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥら、同映画祭常連の巨匠たちと最高賞のパルムドールを競う。
なお、「ある視点」部門には「リング」の中田秀夫監督が英国で撮影したアーロン・ジョンソン主演のスリラー「チャットルーム(原題)」が選出された。
また、ティム・バートン監督が審査委員長を務める審査員団のメンバーも新たに発表。ビクトル・エリセ(スペイン/映画監督)、ケイト・ベッキンセール(イギリス/女優)、ベニチオ・デル・トロ(プエルトリコ/俳優)、エマニュエル・カレール(フランス/作家・批評家)、アルベルト・バルベラ(イタリア/国立映画博物館長)、シェカール・カプール(インド/映画監督)、ジョバンナ・メッツォジョルノ(イタリア/女優)の8人が審査にあたる。
コンペティション部門の正式出品作品は以下の通り。
「DES HOMMES ET DES DIEUX」 (フランス/グザビエ・ボーボア監督)
「HORS LA LOI」(フランス・ベルギー・アルジェリア/ラシッド・ブシャール監督)
「BIUTIFUL」(スペイン・メキシコ/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)
「UN HOMME QUI CRIE(A Screaming Man)」(フランス・ベルギー・チャド/マハマット=サレー・ハルーン監督)
「THE HOUSEMAID」(韓国/イム・サンス監督)
「COPIE CONFORME」(イラン・フランス・イタリア/アッバス・キアロスタミ監督)
「アウトレイジ」(日本/北野武監督)
「POETRY」(韓国/イ・チャンドン監督)
「ANOTHER YEAR」(イギリス/マイク・リー監督)
「FAIR GAME」(アメリカ/ダグ・リーマン監督)
「YOU.MY JOY」(ウクライナ・ドイツ/セルゲイ・ロズニツァ監督)
「LA NOSTRA VITA」(イタリア・フランス/ダニエレ・ルケッティ監督)
「UTOMLYONNYE SOLNTSEM 2(太陽に灼かれて 2)」(ロシア・ドイツ・フランス/ニキータ・ミハルコフ監督)
「LA PRINCESSE DE MONTPENSIER」(フランス/ベルトラン・タベルニエ監督)
「LOONG BOONMEE RALEUK CHAAT(Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives)」(タイ・スペイン・ドイツほか/アピチャッポン・ウィーラセタクン監督)
「ロビン・フッド」(アメリカ・イギリス/リドリー・スコット監督)
「TAMARA DREWE」(イギリス/スティーブン・フリアーズ監督)
「ウォール・ストリート」(アメリカ/オリバー・ストーン監督)
「YOU WILL MEET A TALL DARK STRANGER」(イギリス・スペイン/ウッディ・アレン監督)
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