ジョニー・デップ、新作撮影中断し「アリス」引っさげ3カ月ぶりの来日
2010年3月16日 05:00

[映画.com ニュース] ジョニー・デップが、ティム・バートンと7度目のタッグを組んだ「アリス・イン・ワンダーランド」のプロモーションで、7度目の来日を果たすことが分かった。デップの来日は、昨年12月の「パブリック・エネミーズ」以来、約3カ月ぶり。今回は、3月22日に会見、プレミアイベント、舞台挨拶とファンサービス三昧を予定しており、最大で15時間の日本滞在となる。
同作は、ルイス・キャロルの不朽の名作「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」をベースに、19歳に成長したアリスの新たな冒険を描くファンタジーアドベンチャー。デップは、ミア・ワシコウスカ演じるアリスを助ける重要なキャラクター、マッドハッター(帽子屋)に扮している。今回の来日は、イタリア・ベネチアで行われているアンジェリーナ・ジョリーとの初共演作「ザ・ツーリスト(原題)」の撮影を中断しての強行軍だけに、デップの作品に対する並々ならぬ意気込みがうかがえる。
全米では3月5日に7200スクリーンで公開され、オープニング3日間で興行収入1億1630万ドル(約105億円)を記録。この成績は、1億5840万ドルの「ダークナイト」や1億5110万ドルの「スパイダーマン3」などには及ばないものの、「アバター」の7702万ドルをはるかに超える全米映画史上歴代6位の滑り出しだ。
バートン監督作品としても、過去最高の出足を記録した6850万ドルの「猿の惑星」を難なく突破。デップとコンビを組んだなかで、最も成績の良かった「チャーリーとチョコレート工場」(5620万ドル)も抜き去り、歴代最高記録を樹立している。
「アリス・イン・ワンダーランド」はウォルト・ディズニーの配給で、4月17日から全国で公開。
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