クリストファー・ノーラン監督のSFスリラーに、マイケル・ケインが出演
2009年4月27日 12:00

[映画.com ニュース] クリストファー・ノーラン監督がレオナルド・ディカプリオ主演で描くSFアクションスリラー「インセプション」(2010年夏全米公開)に、同監督の「バットマン・ビキンズ」「ダークナイト」でウェイン家の執事アルフレッド・ペニーワースを演じた名優マイケル・ケインが出演することが分かった。
新作(「Is Anybody There?」)のプロモーションをしていたケインが映画情報サイトIn Contentionに明かしたもので、「その映画でちっちゃな役を得たよ。クリスと私は仲のいい友だち同士だからね。たぶん3日ほど働くよ。すばらしい作品になると思うから、楽しみにしてほしい。もしも付け加えるなら、彼(ノーラン監督)は私を殺すつもりらしい(笑)」と冗談めかして答えた。
また、同作について米ハリウッド・レポーター誌がキャスティングの変更を発表。当初ジェームズ・フランコがやる予定だった役が、「BRICK ブリック」のジョゼフ・ゴードン=レビットに交代された。降板の理由は、スケジュールの問題だという。
ノーラン監督が脚本を執筆した同作で、ディカプリオは会社名は不明だがCEOを、ゴードン=レビットはその助手を演じる。マリオン・コティヤール(「エディット・ピアフ/愛の讃歌」)がディカプリオの妻を、エレン・ペイジ(「JUNO/ジュノ」)が大学院生を演じる。さらに、「バットマン」シリーズで“スケアクロウ”を演じたキリアン・マーフィも出演する。
ゴードン=レビットは主演作「ブリック」で高校生探偵を演じて注目を浴びた28歳の新鋭俳優。スパイク・リー監督の戦争ドラマ「セントアンナの奇跡」(夏公開)のほか、今年のサンダンス映画祭で話題を集めたフォックスサーチライトのロマンチック・コメディ「500 Days of Summer」(7月17日全米公開)、ハズブロのフィギュアを実写映画化したパラマウントの超大作「G.I.ジョー」(8月7日全米公開)で悪役コブラを演じている。
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