「ウォーリー」がLA映画批評家協会賞!アカデミー作品賞へ好発進
2008年12月11日 12:00

[映画.com ニュース] オスカーレースを占う最も重要な映画賞の1つロサンゼルス映画批評家協会(LAFCA)賞が12月9日に発表され、日本でも大ヒットしているピクサー・アニメ「ウォーリー」(アンドリュー・スタントン監督)が作品賞を受賞した。ちなみに、次点は「ダークナイト」(クリストファー・ノーラン監督)だった。
LAFCA賞の33年の歴史の中で、アニメ作品が作品賞を受賞するのは初めて。ディズニーは今後アカデミー賞とゴールデングローブ賞で、作品賞とアニメーション映画賞の2冠獲りを目指し、強力プッシュする方針。もしも同作がアカデミー作品賞ノミネートとなれば、ディズニー・アニメ「美女と野獣」(91)以来2度目となる。
他の部門では、監督賞が「スラムドッグ・ミリオネア」のダニー・ボイル(次点は「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン)。主演男優賞が「ミルク」のショーン・ペン(次点は「ザ・レスラー」のミッキー・ローク)。注目の助演男優賞はワシントンDC映画批評家協会賞に続いて「ダークナイト」の故ヒース・レジャーが受賞した。
第34回LAFCA賞の主な受賞者は次の通り。
次点 「ダークナイト」(クリストファー・ノーラン監督)
▽監督賞 ダニー・ボイル(「スラムドッグ・ミリオネア」)
次点 クリストファー・ノーラン(「ダークナイト」)
▽主演女優賞 サリー・ホーキンス(「ハッピー・ゴー・ラッキー」)
次点 メリッサ・レオ(「フローズン・リバー」)
▽主演男優賞 ショーン・ペン(「ミルク」)
次点 ミッキー・ローク(「ザ・レスラー」)
▽助演女優賞 ペネロペ・クルス(「ビッキー・クリスティーナ・バルセロナ」&「エレジー」)
次点 ビオラ・デイビス(「ダウト」)
▽助演男優賞 ヒース・レジャー(「ダークナイト」)
次点 エディ・マーサン(「ハッピー・ゴー・ラッキー」)
▽脚本賞 マイク・リー(「ハッピー・ゴー・ラッキー」)
次点 チャーリー・カウフマン(「シネクドキ、ニューヨーク」)
▽外国語映画賞 「長江哀歌」(ジャ・ジャンクー監督)
次点 「クラス」(ローラン・カンテ監督)
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