特殊メイク界の重鎮スタン・ウィンストンが逝去
2008年6月18日 12:00
[映画.com ニュース] 6月15日、ハリウッドの特殊メイク界の重鎮スタン・ウィンストンがマリブにある自宅で亡くなった。享年62歳。広報によると、ウィンストンは7年前から多発性骨髄腫を患っていたという。
ウィンストンは、ジェームズ・キャメロン監督の「ターミネーター」「エイリアン2」などで特殊メイクと特殊効果を担当。他にも、ティム・バートン監督の「バットマン リターンズ」「シザーハンズ」、スティーブン・スピルバーグ監督の「ジュラシック・パーク」シリーズや「A.I.」などの有名作品で特殊メイクと特殊効果を担当してきた。最近では「アイアンマン」(9月27日日本公開)や「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(6月21日日本公開)などを担当しており、アカデミー賞には10回ノミネートされ、4度受賞している。
「ターミネーター」シリーズでウィンストンと仕事をした経験を持つカリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーは、「エンターテインメント業界は1人の天才を失った。そして、私は親友の1人を失った」と追悼の意を表している。
なお、彼の工房であるスタン・ウィンストン・スタジオは、現在製作中の「ターミネーター4」とジェームズ・キャメロン監督の最新作「アバター」を担当している。

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