渡辺謙、ジョン・キューザック&コン・リー共演のハリウッド映画に出演
2008年2月7日 12:00
[映画.com ニュース] 日本を代表する“ハリウッド俳優”渡辺謙が、ワインスタイン・カンパニー製作、ミカエル・ハフストローム監督による歴史ドラマ「上海(Shanghai)」への出演が決定した。共演者には、スティーブン・キング原作の「1408」で同監督と組んだジョン・キューザック、「マイアミ・バイス」の中国人女優コン・リーが決まっている。
1941年12月の真珠湾攻撃の4カ月前、日本軍占領下の上海で、友人が殺害されたことを知るアメリカ人(ジョン・キューザック)の物語。彼は友人の死の真相を追いつつ、ある女性(コン・リー)と恋に落ちる。やがて自国の政府による大きな陰謀が隠されていることに気づいていく。脚本は、「鳩の翼」「サハラに舞う羽根」の脚本家で、「ギャング・オブ・ニューヨーク」のリライトにも参加しているホセイン・アミニ。なお、渡辺謙の詳しいキャラクターは明らかになっていない。
「ラスト・サムライ」(アカデミー助演男優賞ノミネート)、「SAYURI」、「バットマン・ビギンズ」、「硫黄島からの手紙」に続き、今年2月からロサンゼルスで撮影開始されるファンタジー映画「シルク・ド・フリーク(Cirque Du Freak)」に参加する渡辺謙は、来月3月より中国・上海で開始される同作の撮影に参加する模様。ロサンゼルスから上海へとハリウッド大作を渡り歩く多忙な春になりそうだ。