「ジュノ」「ノーカントリー」候補に!米脚本家組合賞ノミネート発表
2008年1月15日 12:00

[映画.com ニュース] 1月10日、米脚本家組合(WGA)賞のノミネートが発表された。昨年12月から始まったアカデミー賞レースで、数々の映画賞に輝いた10代の少女の妊娠騒動を描く「JUNO/ジュノ」の脚本家ディアブロ・コーディがオリジナル脚本賞に、コーマック・マッカーシーの犯罪小説「血と暴力の国」を脚色した「ノーカントリー」のコーエン兄弟が脚色賞にノミネートされた。
コーディの対抗馬は、「フィクサー」のトニー・ギルロイ(「ボーン・アルティメイタム」)、「Knocked Up」のジャド・アパトゥ(「40歳の童貞男」)ら。
コーエン兄弟の対抗馬は、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・トーマス・アンダーソン、「潜水服は蝶の夢を見る」のロナルド・ハーウッド、「イントゥ・ザ・ワイルド」のショーン・ペンら。
アメリカ監督組合(DGA)賞にノミネートされているのは脚本賞の「フィクサー」、脚色賞の「ノーカントリー」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「潜水服は蝶の夢を見る」「イントゥ・ザ・ワイルド」。アメリカ製作者組合(PGA)賞にノミネートされているのは、脚本賞の「JUNO/ジュノ」「フィクサー」、脚色賞の「ノーカントリー」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「潜水服は蝶の夢を見る」。本番のアカデミー賞の両部門で上記の作品が有力となった。
アカデミー賞有力候補と見られていた「つぐない」は惜しくも漏れた。主なノミネートは以下の通り。
「JUNO/ジュノ」、脚本ディアブロ・コーディ
「フィクサー」、脚本トニー・ギルロイ
「The Savages」、脚本タマラ・ジェンキンス
「Knocked Up」、脚本ジャド・アパトゥ
「ラース・アンド・ザ・リアル・ガール」、脚本ナンシー・オリバー
「ノーカントリー」、脚本イーサン・コーエン&ジョエル・コーエン、原作コーマック・マッカーシー(「血と暴力の国」)
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」、脚本ポール・トーマス・アンダーソン、原作アプトン・シンクレア(「オイル!」)
「潜水服は蝶の夢を見る」、脚本ロナルド・ハーウッド、原作ジャン=ドミニック・ボービー(「潜水服は蝶の夢を見る」)
「イントゥ・ザ・ワイルド」、脚本ショーン・ペン、原作ジョン・クラカウワー(「荒野へ」)
「ゾディアック」、脚本ジェームズ・バンダービルド、原作ロバート・グレイスミス(「ゾディアック」)
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