ベネチア映画祭のランナップが発表!日本作品も多数
2006年7月28日 12:00
※06年7月11日より、「ニュース&噂」は毎週火曜日・金曜日の週2回更新となりました
ベネチア映画祭のランナップが発表!日本作品も多数

8月30日から開幕する第63回ベネチア国際映画祭のラインナップが、7月27日に発表され、最高賞である金獅子賞を競うコンペティション部門に、日本から2本の作品が選出された。1本は、同名人気コミックを大友克洋監督、オダギリジョー主演で実写映画化した「蟲師(むしし)」で、もう1本は、今敏(こん・さとし)監督が筒井康隆の小説を映画化したアニメーション「パプリカ」。アニメ作品がベネチア映画祭のコンペ部門に選ばれたのは、04年の宮崎駿監督の「ハウルの動く城」以来2度目の快挙となる。
さらに今年は、宮崎吾朗監督の「ゲド戦記」と黒沢清監督の「叫(さけび)」が特別招待作品として上映。青山真治監督の「こおろぎ」と押井守監督の「立喰師列伝」がオリゾンティ部門に出品される。なお、コンペティション部門の出品作品は以下の通り(「作品名」監督/製作国で表記)。
第63回ベネチア国際映画祭
コンペティション部門出品作品一覧
「Fallen」
バルバラ・アルベルティ監督/オーストリア
「La stella che non c'e」
ジャンニ・アメリオ監督/イタリア、フランス、スイス、シンガポール
「The Fountain」
ダーレン・アロノフスキー監督/アメリカ
「Hollywoodland」
アラン・コールター監督/アメリカ
「Nuovomondo(The Golden Door)」
エマヌエーレ・クリアレーゼ監督/イタリア、フランス
アルフォンソ・キュアロン監督/イギリス、アメリカ
「ブラック・ダリア」
ブライアン・デ・パルマ監督/アメリカ
「Bobby」
エミリオ・エステベス監督/アメリカ
「The Queen」
スティーブン・フリアーズ監督/イギリス、フランス、イタリア
「Daratt」
マハマット=サレー・ハルーン監督/チャド、フランス、ベルギー、オーストリア
「L'intouchable」
ブノワ・ジャコー監督/フランス
「パプリカ」
今敏監督/日本
「Nue propriete」
ヨアヒム ・ラフォーズ監督/ベルギー、ルクセンブルク、フランス
「蟲師」
大友克洋監督/日本
「Private Fears in Public Places」
アラン・レネ監督/フランス、イタリア
「Quei loro incontri」
ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ監督/イタリア、フランス
「Fangzhu」
ジョニー・トー監督/香港、中国
「Hei yanquan」
ツァイ・ミンリャン監督/台湾、フランス、オーストリア
「Zwartboek」
ポール・バーホーベン監督/オランダ、ドイツ、イギリス
「Ejforija」
イバン・ビリパエフ監督/ロシア
「Sang sattawat」
アピチャポン・ウェラセタクル監督/タイ、フランス
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