パプリカ
劇場公開日:2006年11月25日
解説
「時をかける少女」の筒井康隆による同名SF小説を「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」のアニメーション監督今敏が映画化。表の顔は精神医療研究所に勤めるセラピー機器の研究者、裏の顔は“パプリカ”というコードネームを持つセラピスト千葉敦子は他人の夢をスキャンすることが出来るというセラピー機器“DCミニ”を使い、日々患者の迷える心をケアしていた。だがある日、その“DCミニ”が何者かによって盗まれてしまう……。
2006年製作/90分/日本
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
スタッフ・キャスト
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2023年1月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ヒロインの画から何となく観なかったけど、高評価から原作、予備知識ナシで鑑賞。映像、音楽、声優どれも良かった!二役のギャッ(声優さんのおかげ)や細やかな仕草でヒロインが特に可愛かった。他の作品も観てみたい。
Amazon プライムで映画見ると映画の終わりに右下に NEXT up って出るのは許せないな。
2022年10月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
~さよなら興行~「テアトル梅田を彩った映画たち」にてリバイバル上映。
存在は存じ上げておりましたが初鑑賞です。ずばりめっちゃ面白かった。と、言っても多分半分も理解できてないけど。日本が世界に誇る大人向けアニメーション。
他人の夢をスキャンしてその中に入り込むことで精神的な治療を行うセラピー機器DCミニ。しかしそれが何者かに盗まれ悪用されてしまう。現実世界と誰かの夢の中を縦横無尽に飛び回るパプリカ。ストーリーはかなり難解ですが、映像はさすがのクオリティ。色彩豊かで細かな描写、加えてちょっとグロい。あとパプリカがかわいい。
現実なのか夢なのか。その区別さえつかなくなってゆき、やがて正常な生活を送れなくなってしまう。どれだけ素敵な夢でも夢は夢。人の夢と書いて儚い。そういうことです。
2022年9月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
とても難しい。
構造が何層にもなってて、
頭がぐちゃぐちゃになるんだけど、
それは今敏監督の意図のようにも思える。
君はどこまでついて来れますか?と問われてるよう。
なので、この作品はまずは映像美、構図、演出を
何も考えずに楽しむ事。まずはそこなのかな?と
思いました。
分かったふりもせず、分からないけどすごかった。
これで良いのかな?って感じです。
ただ、監督はパプリカを踏まえて千年女優を作られた
のかなとも思いました。
もっと分かりやすく誰にも分かるように、
だけど画面転換の演出はパプリカでやった事を。
そんな気がしました。
今敏監督の頭の中を少し覗けたような気もする
作品でした。