「ミリオンダラー・ベイビー」と「バットマン」をかけ持ちしたのは誰?
2005年5月31日 12:00

89年から97年まで、合計4作が製作された「バットマン」シリーズが、今回、装いも新たにバットマン誕生までの経緯を描いた「バットマン・ビギンズ」として甦った。同作の日本公開を控え、新バットマンのクリスチャン・ベール以下、リーアム・ニーソン、モーガン・フリーマン、ケイティ・ホームズら主要キャストとクリストファー・ノーラン監督が来日、5月30日、東京・六本木のグランドハイアット東京にて記者会見を行なった。
「ラスト・サムライ」でハリウッドデビューを飾った渡辺謙の出演も話題の本作だが、やはり主役はバットマン。バットマン/ブルース・ウェイン役のクリスチャン・ベールは新たにバットマンというキャラクターを創り上げたことについて「前4作は、あまり参考にはならなかった。今回の役を作り上げる作業はすべてグラフィック・ノベルを元にしたんだ」と、今回のバットマンが前3人のキャラクターとは違うことを強調。また、ティム・バートンやジョエル・シュマッカーとは違う「バットマン」の世界を作り上げたクリストファー・ノーラン監督は、「バットマンは何も超能力を持ってない普通の人間。何よりもそこに惹かれた。もし彼にスーパーパワーがあるとするなら、それは彼の財力だ。この映画では、財力も上手く使えば世の中にためになるということも描いているんだよ」と作品について語った。
さらに、オスカー受賞作「ミリオンダラー・ベイビー」に次いで来日中2度目の会見となったモーガン・フリーマンは、出演理由について「私は『スター・ウォーズ』や『スパイダーマン』『バットマン』といったシリーズものには出演したことがありません。さらに、アレック・ギネスというイギリスの偉大な俳優がいましたが、彼は『スター・ウォーズ』1本だけで、それまでのたくさんの出演作で得た出演料よりも、多くのお金を稼いでしまったそうです。私もそれに倣って出演することにしました」と語り、笑いを誘った。「バットマン・ビギンズ」は6月18日より全国ロードショー。
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