ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!

劇場公開日:

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!

解説

ニューヨークを舞台にカメの忍者4人組の活躍を描き、コミック、ゲーム、アニメ、映画などさまざまなメディアで根強い人気を誇る「ミュータント・タートルズ」を、アメコミタッチの新たなビジュアルで映画化した長編アニメーション。

ミケランジェロ、ドナテロ、ラファエロ、レオナルドは、不思議な液体「ミュータンジェン」に触れたことでミュータントとなったカメたちだ。目立つ姿を隠すため地下や路地裏で身をひそめるように過ごしているが、中身は普通の人間のティーンエイジャーと変わらない。学校に行ったり恋をしたり、人間と同じ生活を送ってみたいと願いながら、拳法の達人であるネズミのスプリンターを師匠に、武術の腕を磨いている。ある時、そんな彼らの前に、ハエのスーパーフライを筆頭としたミュータント軍団が現れる。同じミュータントの仲間がいたことを喜ぶタートルズだったが、スーパーフライ軍団は人間社会を乗っ取るという野望を抱いていた。

コメディアンで俳優のセス・ローゲンがプロデューサーを務めた。監督は、アカデミー長編アニメーション賞にノミネートされた「ミッチェル家とマシンの反乱」で共同監督を務めたジェフ・ロウ。日本語吹き替え版の声優は宮世琉弥、「日向坂46」の齊藤京子、佐藤二朗ら。

2023年製作/100分/G/アメリカ
原題または英題:Teenage Mutant Ninja Turtles: Mutant Mayhem
配給:東和ピクチャーズ
劇場公開日:2023年9月22日

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(C)2023 PARAMOUNT PICTURES.TEENAGE MUTANT NINJA TURTLES IS A TRADEMARK OF VIACOM INTERNATIONAL INC.

映画レビュー

4.5純粋でアグレッシブルな忍者カメたちと、強すぎるカンフーねずみの活躍シーンは秘蔵レベル。ミュータント・タートルズを知らない人でも、本編だけで楽しめる傑作!

2023年9月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

世界的ポップカルチャーとして幅広い世代から支持を集める『ミュータント・タートルズ』。初めて映画化されたのは1990年。再び映画化となる度ワクワクドキドキさせられる。
そして本作は、ニューヨークに住んでいる新世代タートルズが、人間界で新時代のニューヒーローに挑む!
見た目はカメでも心は普通の高校生。今どきの15歳と同じく恋して、遊んで携帯やSNSを使いこなす。そんな彼らは、ジャーナリストを目指している高校生エイプリルと出会ってからは、内輪的だった生活と心情が一変する。あることがきっかけで、彼女は彼らと話すようになり、ジャーナリストばりに、まずは根本的な質問をする。エイプリルは聞く力や理解力に長けており、ある意味運命的な出会いとなる。
そして、タートルズの最初の生態的な答えは、「亀で忍者でミュータント」「僕ら(亀)の父さんはネズミ(厳密に言うと、ミュータントであり育ての父)」。この時点で、一般的な人間なら誰でもビックリ。しかも、ネズミである父親は、ある経験を経て、人間嫌いになっている。
その第一の壁を乗り越えなくてはいけないが、タートルズが人間界で受け入れられること自体が非常に難しいという状況に追い込まれ、エイプリルと彼らは深く悩むことになり、お互い、会うことさえできなくなってしまう。と前半の簡単なあらすじだけでは何だか面白くて楽しいという良さがピンとこないが、アニメーションスタイルやグラフィックにも遊び心が満載であり、展開もスピーディー。ストーリーを追いながら、斬新な描写についていくのがいっぱいいっぱいで、とにかく楽しい。大都市ニューヨークだけに、スケボーや音楽など、ストリートカルチャーの描写も満載なのである。
本編で、印象深く目に入るのは、ティーンが授業中に落書きをした絵を、わかりやすい油絵にしたような「筆(かつペン)のタッチ」。塗られるべきところはペタペタと塗り、動きを出したい部分には、様々な色のクレヨンでクシャクシャと描いたようなものが、プロの手で新たな美しいカット絵となっており、画角も巧みで、見飽きない、とても贅沢な映画になっている。
俊敏に動くタートルズの一つ一つのカットが、色付きの彫刻のように見える時もあり、一枚の絵として自分の部屋に貼りたくなるくらい、独特で色合いも美しい。
描写やスピード、斬新なアニメーションスタイルに劣らない感動のストーリーでもあるので、「ミュータント・タートルズ」を見たことがない方々も是非ともこの機会に見てほしい。可能なら、大画面かつ大音量で。
見終わった後は、「ミュータント」と「カメ愛」が強くなり、「推しカメ」や「推しミュータント」を語り合うくらいになれたら、見る者にとっても大成功(大満足)。
タートルズが、可愛い〜赤ちゃんの時も出てくるし、根本的には怖い話ではないので、生物好きのキッズや新規の子供が劇場に足を運んでくださることを願う。

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山田晶子

3.5こんなにも愛されるキモかわキャラって!?

2023年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

楽しい

個人的な出会いは1991年。ジム・ヘンソンがキャラクター・デザインを担当した実写版『ミュータント・タートルズ』は、アニマトロニクスと人間により演じられるカメたちに意外な愛嬌があり、ほっこりとした思い出がある。

あれから約30年、最新鋭のビジュアルを用いて蘇ったカメ忍者4人組は、変わらずチャーミングだった。人目を避けるように地下や裏路地で育ったカメたちが、本当は人間の世界でその存在を認められ、受け入れられたいのに叶わない、その寂しさと悔しさが、見たこともないようなアニメ映像で表現される冒頭から、心を鷲掴みにされる。やがて、彼らが社会を乗っ取ろうとする悪徳ミュータント軍団と対峙し、愛する人間と協力し、躍動する件は、拍手喝采。こんなにも思い入れられるキモかわキャラってかつてあっただろうか。

カメ忍者マニアを自認するセス・ローゲンがプロデュースとヴォイスキャストを兼任し、本作を安易なリメイクにはしていない。その情熱は買うけれど、如何せん、30年以上カメに付き合ってきたベテランの目では、ワンショットに詰め込まれた情報量を完全には処理できない。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』にも言えることだけれど、これは困った問題ではある。

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清藤秀人

3.5僕らはみんな生きている

2024年9月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

2024年9月4日
映画 #ミュータント・タートルズ:#ミュータント・パニック! (2023年)鑑賞

ニューヨークの下水道にひっそり暮らすカメの忍者4兄弟と育ての親でもあるネズミの忍術の師匠の前にハエのスーパーフライ率いるミュータント軍団が現れる

スパイダーバースと同じようなアナログタッチがいい

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とし

3.5画力

2024年5月25日
iPhoneアプリから投稿

荒いタッチの画をアーティステックにアニメーションに落とし込む。スパイダーマン以降のアニメといった感じ。ティーンズが声をあててチーム感が増し、ヒップホップクラシックがニューヨーク感を演出する。ストーリーはあまり残らない。

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Kj

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