バズ・ライトイヤー

劇場公開日:

解説

ピクサー・アニメーション・スタジオの代表作「トイ・ストーリー」シリーズに登場した、おもちゃのバズのルーツが明らかにされる長編アニメーション。「トイ・ストーリー」シリーズを通して活躍したおもちゃのバズは、持ち主アンディの大好きな映画の主人公であるスペース・レンジャーのバズ・ライトイヤーがモデルになっており、本作ではそのアンディが大好きだったいう映画の物語が描かれる。バズ・ライトイヤーは有能なスペース・レンジャーだが、自分の力を過信したことで、1200人の乗組員とともに危険な惑星に不時着してしまう。相棒でもある猫型ロボットのソックとともに、全員を地球に帰還させるためのミッションに挑むバズは、個性豊かな新米のジュニアパトロールたちとの出会いを通して、自らの運命を大きく変えていく。主人公バズ・ライトイヤーの声は「アベンジャーズ」「キャプテン・アメリカ」のクリス・エバンスが担当。監督は「トイ・ストーリー」シリーズの短編「トイ・ストーリー・オブ・テラー!」「ニセものバズがやって来た」を手がけたアンガス・マクレーン。

2022年製作/105分/G/アメリカ
原題または英題:Lightyear
配給:ディズニー
劇場公開日:2022年7月1日

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映画レビュー

4.0無限の彼方へ! 不完全な仲間達と共に!

2022年8月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 3件)
猿田猿太郎

4.0今という時間を過ごす大切さ

2022年7月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

単純

興奮

【概要】 久々に劇場公開するピクサー映画なので、スタッフの気合いが伝わってきました。 【感想】 全体的にスターウォーズのような世界観となっており、本物と見間違えるぐらい綺麗な映像でした。 バズはミッションへの責任感が強く、成功させるために仲間と過ごす時間を犠牲にしてしまいました。ここから、今という瞬間を大切にして生きるメッセージ性があるように感じました。 また、バズの仲間たちはみんな個性的で、彼らの仕草に笑いが止まりませんでした。特に、猫型ロボットのソックスが可愛いだけでなく、様々な場面で活躍してバズたちを助ける姿も良かったです。 ちなみに今回は英語版で見たため、クリスエヴァンスのバズを聞くことが出来ました。リーダーとして仲間たちを引っ張っていく姿や長い時間を超えた世界にたどり着くなど、キャプテンアメリカを思い起こすような場面が多く存在していました。 【予習について】 トイストーリーの要素がありますが、おもちゃの物語とは別物であるため予習なしでも楽しめるようになっています。 【全体】 トイストーリー好きは勿論、スターウォーズのようなSF映画が好きな方にもおすすめできる映画となっています。

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Ken@

3.5思いのほか本格SF。

2022年7月30日
PCから投稿

このバズと『トイ・ストーリー』のバズをリンクさせることにどこまで意味があるのかはわからない。アンディが夢中になった映画という触れ込みだが、『トイ・ストーリー』の世界観では実写映画ということになるのだろうか。 それはさておき、とりあえず単体の作品としてはウラシマ効果を扱った結構本格的なSF映画になっていて、十分に楽しむことができた。ザーグの設定だけは、なんとなくそういうことかと納得して観たものの、もうちょっと説明して欲しい気はしたが。 苦言を呈するとすれば、監督がオマージュだと名言しているガンダム要素があまりにもあからさまで、劇中に映っていたのはもはや新型ズゴックとしか思えず、大河原邦男やサンライズになにかしら金銭的な利益が生じていて欲しい。でなければオマージュと言い訳すればデザインなどパクリ放題になってしまう。 IMAXサイズのシーンについては、宇宙に呑み込まれるような恐怖感を出すときなどに巧みに使われていて、画角が広がる演出も含めて感心させられた。ただトップガンや他作品との兼ね合いからあまり上映されなかったのがもったいない。今後IMAX演出が優れた作品を特集するような機会を作って、再上映して欲しいものです。

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共感した! 7件)
村山章

4.0映像はピクサー作品らしく出来は良い。一方で脚本にピクサー作品らしさが足りない?

2022年7月1日
PCから投稿

本作では冒頭に以下のような説明が字幕で出ます。 【「トイ・ストーリー」のバズ・ライトイヤーはアンディ少年のお気に入りのおもちゃで、彼の人生を変えるほどになった大好きな映画の主人公。その映画こそ、この「バズ・ライトイヤー」です。】 つまり、本作は、アンディが子供の時に見ていた映画、という設定です。 私は、この設定自体はアリだと思います。 ただ、それであれば、「子供が理解できるものになっているのか?」ということが最大の命題になるのでしょう。 そう考えると、本作では「インターステラー」(クリストファー・ノーラン監督作)のような相対性理論による「超高速で動くと(周囲と比べ)時間の進み方が遅くなり寿命が長くなる」という概念を理解することが重要になります。ただ、これをちびっ子のアンディに理解させるのは無理があるのでは、と疑問を持ちました。 また、「トイ・ストーリー」の登場は1995年なので、この映画は、1990年くらいには出来ていた作品ということなのでしょう。 私は、同性婚等には全く否定的ではないのですが、本作でそれを意図的に入れる理由が分かりませんでした。むしろ、未来の映画という設定であれば子供らのシーンも違和感を覚えなかった気がします。 このように本作は、「トイ・ストーリー」のバズ・ライトイヤーの原作、という設定に縛られ、方向感を見失っているように感じました。 ピクサー作品は脚本こそが生命線で、そのためのブレインストーミングが素晴らしく、不満の出ない脚本を生み出し続けていたはずでした。 ただ、本作は、上記の設定に加え、物語自体に「新しさ」を感じにくく「既視感」ばかりが目につきました。 しかも、ギャグシーンも機能していない様に感じてしまいました。 とは言え、映像表現はピクサー作品なので最高峰であるのは間違いないでしょう。 ザーグのおもちゃはありソックスがないのも不思議な気がするほどソックスは良かったです。 私は「トイ・ストーリー」シリーズ、そして何よりピクサー作品が好きなので今後に期待したいです。 なお、本作のエンドロール後に映像があるので最後まで席を立たないようにしましょう。

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細野真宏