劇場公開日 2022年1月21日

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さがすのレビュー・感想・評価

全229件中、121~140件目を表示

3.0どこまで見えているのか

2022年3月4日
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鑑賞方法:映画館

長すぎるラリーと不自然なブラーだけで常識的にはCGだとわかるのですが、わざわざ種明かししてるのが重要なところなんでしょう。
個人的にはオープニングも合わせて蛇足に感じましたが・・・そこまでヒントいらないなと感じました。

とにかく楓がいいこ。
父親としてこれだけ娘に好かれていれば、なんもいうことないでしょう。

もし、2度目に見る機会があれば、場面ごとの音に気を付けて見たいです。
カメラを止めるなほどメインのギミックではないですが、時系列をいじってる手法でちょっとした味付けが面白かったです。

ところで、初めて知ったのですがSMで赤いローソクを使うのってそういうことだったのか・・・と

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アモルフィ

3.5舞台は大阪西成

2022年3月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

単純

佐藤二郎は愛知県の人です。
心配事からスタート😱
頑張ってるけどなー、大阪弁。
山内に説明する時の敬語を話す原田は、
もう原田智じゃなくて佐藤二郎でした😩

山内の少し雑な設定も気になりました。
何処で殺人をしてるのか。
何で大阪にいたのか。
しかもその実行にはベルト⁉️

雑なのは山内だけじゃ無かったけど、
(大阪の警察、こんなにアホなん💢)
そーゆーの飲み込んで、
それなりには楽しめたかな。
期待してた程では無かったですが😭

今作の希望は伊東蒼😍

それとまさかの品川徹でした😳

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クリストフ

3.0伊東蒼さんこれから楽しみ

2022年3月3日
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鑑賞方法:映画館

映画の途中から、流れる空気感がふっと変わるところが飽きなく惹きつけられました。

この映画では
いつもと違う佐藤二郎さんがきっと見られるのだろうと期待したのですが、
良くも悪くも佐藤二郎は佐藤二郎だな、と。
ちょっと期待はずれです。

ラストシーンの卓球は見ものです。

「空白」で伊東蒼さんのことを知りました。素晴らしい役者さんですね。これからたくさんいろんな役を見せてほしいです。楽しみにしています。

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きみまろ

4.5さがす!!さすが!

2022年3月2日
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片山慎三監督作品!待ってました!
「さがす」ってタイトルが良いよね〜。
誰が誰を探しているんだか、何を探しているんだか、、、からまってほどけてからまってほどけてまたからまる、みたいな。
一筋縄ではいかない面白さ!!

佐藤二朗って、日本一撲殺が似合う俳優かも♪って思った!

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ゆかぴよこ

3.5口の中が渇いた感覚のする作品

2022年3月1日
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鑑賞方法:映画館

観終えた時に、口の中が異様に渇いた感覚のする作品でした。
佐藤二朗扮する父と伊東蒼扮する娘という父娘の物語ですが、2017年に座間市で起きた猟奇的連続殺人事件をモチーフにしながらも、強欲と傲慢、嫉妬と憤怒、色欲と怠惰、そして絶望と諦観という人間のダークサイドの感情によって齎される悲喜劇を描いている、といえます。
前半の社会ドラマ風ミステリードラマは、専ら娘の視点で描かれます。舞台となる大阪西成の土着的文化風俗の爛れた臭いを漂わせながらも、大阪らしいボケツッコミを間良く織り込んでテンポよく展開します。観客に不安感を煽った後にブレイクを誘い、巧妙にテンションを操り、情感と緊張の間で一種のトランス状態に浮遊させて、猶も探求心をそそるという上手いシナリオです。
ただ時制を遡る、後半の父親視点で描かれる殺人犯罪ドラマになると、情感は欠片もなくなり生々しい犯罪の客観描写に徹し、ひたすら畏怖感と嫌悪感が募るのみです。
台詞がない、又は殆どない、そして無論BGMなしでの長回しが頻繁に多用され、映像に深く重い余韻と息苦しいまでの重圧感を与えていきます。
特に後半は、ややローアングルでのカットが多いため、観客には余計に伸し掛かってくる、得体のしれない無気味な圧迫感を感じさせます。
父親、娘、そしてもう一人の若い男、主要な三人が挙って喜怒哀楽のない、殆ど無表情の演技で終始するのも鳥肌の立つ無気味さを煽ります。
ラストの父娘が卓球をするシーン、卓球台を挟んで打ち合う二人を、カメラはかなり引いた画面に収め、ほぼ無言で長回しするカットは、本作のシンボリックなシーンです。
親子といえども、その距離は目に見えながら、手が届かないほど遠く、実相は互いに計り知れない。見た目には、一定の心地良いリズムで機敏にラリーを続けながら、そこに通じるものはなく、ただ虚無空間が広がっているだけでした。

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keithKH

4.5先の読めない展開が結実するラストが素晴らしい一作。

2022年2月28日
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鑑賞方法:映画館

一見地味な印象を受けるポスターとタイトルだけど、全く先の読めない内容で最後まで目を離すことのできない作品でした。

話も巧みですが、特に中盤に驚くほどスリリングな場面もあり、全編にわたって緊迫感も十分詰まっています。日本の、しかも大阪じゃないと撮れないよ!と思わせてくれるチェイスシーンは本当に見事で、今までこんな撮影をした監督はいなかったんじゃないかな…。

間違いなくここ数年公開された日本映画の中でも傑作の部類に入る作品なんですが、いくつか実際の事件に基づいたと思われる要素が含められていて、しかもその凄惨さをあえてむき出しにしている場面もあるため、無条件に万人におすすめできないもどかしさもあります。

『空白』では、印象的だが出演時間としてはごくわずかだった伊藤蒼が、本作ではほぼ出ずっぱりの大熱演。こんなに演技巧者とは全く予想しておらず、ベテランの佐藤二朗に全くひけを取っていません。この二人の演技が結実するラストは、「ドラマチック」の一言では片付けられないほど見事かつ余韻を残すもので、このシーンを撮るためにどれだけテイクを積み重ねたんだろう、と嘆息せずにはいられません。印象的なラストシーンとしては、現時点で今年一番です!

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yui

4.0色々な複線があり…

2022年2月23日
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鑑賞方法:映画館

笑える

単純

知的

最初(観る前)のイメージと、観ている最中に受ける印象が、ころころと変わる、ある意味で非常にドキドキした内容で良かったかも?
そういう意味で、色々な複線があるんだけど、上手く回収されていないというか複線なき展開もあったような…。
この辺りが、すっきり回収されている(観ていて腑に落ちる)と、もっと良かったのかな?ってなん思った。
でも、総じて面白かったかも?
色々とつっこみどころはあるんだけどね…。
このあたりにリアリティを追求する人はダメかなぁ…。

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kawauso

4.0母と娘の関係性

2022年2月23日
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鑑賞方法:映画館

片山監督は「岬の兄妹」しか観たことがなく、しかもエグい内容だったので、興味深く鑑賞した。
ミステリーやサスペンスが苦手で、時間逆行ものがダメなのだが、この映画はそれぞれの視点だったので、理解は出来た。
ただ、やはりこの映画は佐藤二朗の演技に尽きる。
以前は「ジミー大西」にしか見えなかった役者が、こんな凄い役者になるとは。
SNSやYouTubeで取り上げられる、クーラーボックスの大量の飲料品に関しては最後まで理解出来なかった。

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hanataro2

3.5タイトルなし

2022年2月22日
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鑑賞方法:映画館

ストーリーはいいんだけど、「胸見せて」とシスターのくだりはあちゃちゃ感。21世紀ですけど…?と思わせる隙があると、そこが破れ目になって委託殺人とか西成の取り扱いとかも古く見えちゃうかも。あと、なんであんな変なテロップ入れたんだろう?

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ouosou

4.5早くも2022年のベスト映画

2022年2月21日
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鑑賞方法:映画館

ネットで好評との情報を見て、何気なしに鑑賞した映画だったが、早くも2022年のベスト映画だと思う。

映画としては三章構成になっており、主人公の楓目線で始まる。
章が進むにつれて、佐藤二郎演じる”原田 智”への見方・目線が変わっていく。

ピンポン玉は何を表現しているのか、いろんな解釈がありそうで見た人と意見を交わしたくなる。
一人で見たし、周りに見そうな人がいないので、誰とも会話できなくて残念。

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難波のキャノンボール

3.5親が思うより子は賢い

2022年2月21日
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いろんなテーマを含みつつ、ストーリーは進んでいく。

随所に刺激の強い流血場面あり。
ちょっとグロいかも。

でも言いたいことは、そこじゃないわけで。

中学生の娘が、しっかりものすぎて切ないけど、大人が思うよりもこどもはずっと大人だ。
父親を思っての無茶な行動も、彼女なりの死に物狂い。
彼女はどこから気づいていたのだろう?

最後の どんでん返しまで、まったく気づかなかった私の鈍さね(笑)
いい観客だ。

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ミツバチば~や

4.0面白かった。

2022年2月20日
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ストーリーがいい。
先の読めない映画久しぶりだったかも。
大阪の混沌とした感じといろいろとぐちゃぐちゃした感じがいい。
役者もいい。得に佐藤さんの中盤の悩む感じがいい。
ただいくつか突っ込みを。
お母さんの首つりの回想シーンは何で?
島について飢えてたのは何?
ムクドリさんのホテルのくだりって何?
なんかよくわからない感じがあったものの、総じて良かったです。

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khapphom

3.0卓球映画

2022年2月20日
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鑑賞方法:映画館

伊東蒼さんは将来大女優になりそうな雰囲気を持っている。ただ卓球シーンはいただけない。同級生の男子に球出しするシーン、大会で上位に入る中学生としては下手すぎ
最後のラリーのときの打ち方もやや変、誰かに教えてもらった感じはあるけど、あのフォームであんなに続く?
卓球が気になる映画でした。

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旅行者

5.0一緒にへそフェチになろう

2022年2月20日
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この映画のレビューを覗きに来てしまうレベルのそこのあなた…
安心してください、この映画は面白いです

少しでも描写するとすーぐメタってしまう人のために何も言わないけど大丈夫!面白いから

とりあえず観ればわかるから!
(あっ、そこ踏み込むんだふ〜んやりよるじゃん?)って感じよ

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ミチナリ

4.0そっちか!

2022年2月19日
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2022年劇場鑑賞44本目。
誘拐されたか失踪した娘を執念で探す父親を佐藤二朗が演じた作品・・・だと思っていたら探される方でした。そっちか!
あーあーそうなっちゃったかあと思っていたらあれってな感じになる展開は良かったです。スカッとする感じではないので評価はこんな感じで。あんまり内容書くと面白くないと思うので。

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ガゾーサ

5.0素晴らしいラスト

2022年2月18日
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鑑賞方法:映画館

1回目 2022年1月22日
先の読めない脚本が秀逸でした。
これを、どう納めるんだろうと、
嫌ぁ~な終わり方はやめてって!願いながらの
このラストは、素晴らしくて悲しいような、
ホッとしたような、何とも言えない感情に涙が出ました。

尊厳死を絡めつつも、ただの快楽殺人な男とのやりとり、
これは、大阪弁だから、どこか喜劇要素が感じられて、
重過ぎず観れたのかも知れないなぁ…。
清水尋也が演じた男は、マジでヤバいもん。
妻の病気と貧困で、心の弱い男につけこむ心が壊れた男。
※この男がどうやって出来上がったのかは、少し知りたかったかも。

そんな弱い親でも、子どもは愛情を掛けて育てられたんだろうな。
そんな彼女の正義に救われました。

伊東蒼が素晴らし過ぎて、とても得した気分です。
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2回目 2022年3月6日
伊東蒼さんの演技を、もう一度観たくて…。
佐藤二郎さんや清水尋也さんを相手に、
全く引けを取らない、いや上を行ってんじゃないか?!
って思えるぐらい魅力的だな。

映画を観た!!という満足を得られる脚本と演出。

全体に暗いけど、
楓の未来は、明るいと感じるラストは秀逸だな。

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hkr21

3.5後味が、、、

2022年2月18日
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実話がもとになっていて、興味がありました。

佐藤二朗さんの演技がすごい
あと、楓ちゃんの存在感。
そして、清水尋也さんの、ちょっとサイコパスな役は、はまり役

話としてはめまぐるしく場面が変わり、ラストは思いがけない展開

決して後味のよい映画ではないですが、話が面白くて時間があっというまに過ぎました

二朗さんサイコーです

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ふかだきょうこ

4.0斜め上ゆく展開にドキドキ

2022年2月18日
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鑑賞方法:映画館

失踪した父を探す中学生の少女。手がかりの日雇い現場に行くと父の名で働いていたのは全くの別人で…では父はどこに?と、利発な少女が小さな手がかりから行動していくが、役者の演技力で多少の都合の良さも気にならずぐいぐい引き込まれ、途中からは意外な展開でさらにそううまく行くのかなあと思いつつも最後まで押し切られる。
たとえるなら、「ゴーンガール」に似た印象(ストーリーは全然違うけど)
とにかく、主要人物三人の異様なリアリティと、とりまく脇もみな、いるかもあるかもと思わせる凄み。
間違いなく日本の今が舞台なのに、海外の映画のようなドライさがあり、面白かった。
細かい???はあるけど(原田家の家計、娘がなぜガラケー、ALSでもスマホ打てるの?自殺の姿の違い、いつからあのアカウントで接触してた?等々)ストーリー自体の瑕疵というほどではない。

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ユウコ

4.0彼女がさがしていたものは…

2022年2月17日
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実際に起きたいくつかの事件をベースに作られているが、主軸はエンタメ的面白さが先行している。多面的な視点で事件の輪郭が次第に浮き上がってくる構成が、捉えようのない物語に上手く働き、見るものを飽きさせない。一方で家族の関係性や社会問題に関しては深く描かれることはないため、登場人物に感情移入する余地はない。しかし、重くエッジの効いた物語をここまで成立させているのは間違いなく俳優たちの演技力のたまもの。感情をむき出しにした佐藤二郎のとあるシーン、伊東蒼の等身大でひたむきな姿と強い意志、清水尋也の死んだような眼差しと狂気、森田望智に至ってはとても本人とは思えない。これは俳優が光る映画。卓球の玉を踏み潰すシーンやラストシーンにみられる映像表現の巧さにはしびれた。片山監督の今後がますます楽しみだ。

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まめもやし

4.0座間の事件があり、相模原の事件があり、この映画がある。 安楽死制度...

2022年2月16日
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鑑賞方法:映画館

座間の事件があり、相模原の事件があり、この映画がある。
安楽死制度のない日本において、自己決定とは何かを真摯に問いた傑作。

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神宮司
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