劇場公開日 2022年11月18日

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ある男のレビュー・感想・評価

全392件中、161~180件目を表示

3.5戸籍一枚で人間の存在を決める世の中

2023年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

自分の存在を証明するものって何?

って考えたら免許証だったり保険証だったりするけど
それだって持ってない人は証明にならない。
最終的には戸籍になるんだよね

それが売り買いされてて自分を消したり変えたり
することができるのであれば。。。
嫌な過去や人間関係をクリアしたい人は
そうしたいと考えるかもしれない。。

法的には違法だけど
そういうニーズってないことはないよなあ
としみじみと感じた作品です

それぞれの役者さんの演技が素晴らしかった

いい作品でした。

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BEE.KENY

4.0今が幸せなら大切にする、嫌だなと思ったら新しい場所へ

2023年1月2日
Androidアプリから投稿

親ガチャという言葉がある通り親は選べない。殺人犯の家族も殺人犯として扱われます。しかしながら、その家族は決して悪い人ではありません。それによって人生が壊れるのは知ったことではない、名前変えたい気持ちで新しい人生を歩みたい。責任を感じると思いますし、逃げたら無責任と周りから思われます。しかし、自分の人生です。好きなように生きればいいですし、逃げたくなったら逃げればいいです。新しい人生で受け入れてもらえれば、過去はどうでも良くなると思います。作中は不条理な現実と冷静に向き合いながらも、人間の愛と優しさの可能性を決して諦めない生き方をしている人物がたくさんいたことに暖かみを感じます。

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やんやん

4.5本筋だけ

2023年1月1日
iPhoneアプリから投稿

窪田君が安藤サクラに
友達になって下さい、と告げるシーンは
キュンキュンしちゃいました
おばさんの気持ち刺激しすぎ笑

メインの話はわかりました
でも、色んなところで
ちょいちょいわからない話が出てくる

思わず、電子書籍をポチってしまった
どこかのレビューに原作本の宣伝とありましたが、見事にハマりました
自分で回収できないし、気になるし、時代はポチってすむことが増えたもんだ

仲野太賀もチョイ役で、うーんもっと見たかった
柄本明、怪演ですな
見てる自分も詐欺られそうだわ

赤の他人になりすまして
生まれ変わった気持ちになって
全く別の人生を歩めて
最後の何年かは幸せだったのだと思いたい
ちょいちょい蘇る父親の血は
少しは感じていたのだろうけど

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yumi cats

3.0設定は面白いのに

2022年12月31日
iPhoneアプリから投稿

一体自分は誰と結婚していたのか?
設定は凄く面白いと思い観に行きました。
が、全体的なストーリーとしては、まあそうよね。という感じで、そこまで捻った感じではないような気がします。
主役は、妻夫木さんだったのでしょうか?
もう少し、妻夫木さんに過去や影があり、それと重なっていくとか、実はもっと複雑なストーリーがあるとかでしたら、面白いのではないかと思いました。

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ともちゃん

2.0いささか消化不良

2022年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

…な一本と思われました、評論子には。
戸籍は、もちろんその人のアイデンティティを表象するものの一つですし、戸籍による身分関係の公証があらゆる法律関係の基礎をなしていることも、否定はできません。
しかし、人のアイデンティティのすべてでもないと、評論子は思います。
芸能人はいうに及ばず、講演活動などを行っている人達などには、戸籍上の本名よりも、活動に使用している名前で、その人が認識されている例もあることには、枚挙にいとまがないと思います。
言ってしまえば戸籍によるアイデンティティの証明はその程度のもので、単なる「紙」に過ぎないのに、「戸籍を交換すれば、一切の過去を切り捨てて他人になりきれる」などというのは荒唐無稽な考え方であることは、そのことに徴しても明らかではないでしょうか。
「戸籍交換」などという目新しい言葉で、それがいかにも人の過去を消し去ることができるかのようなミステリアスな行為のようにモチーフとしているかのような本作には、正直なところ、鼻白む思いがしてしまいました。そういうモチーフを良くかみ砕いで消化できていないとも思われました。
観終わって、残念な一本になってしまいました。評論子には。

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talkie

3.5ラストが素晴らしい

2022年12月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

全体でいろいろ思うことはあるんだけど、とにかくラストが素晴らしいのに、その解釈ができてない人が多くてびっくりする…正直文脈を読む力が著しく低いか、違う人生歩んでみたいと思うような挫折とかしたことない人なのかなあと思ってしまうな…

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ありきたりな女

4.0妻夫木聡…

2022年12月28日
iPhoneアプリから投稿

妻夫木聡は、こういう役とてもハマりますね。爽やかな外見に反して、何か中に抱えている感じ。

個性を変えてでも、変えたい過去…人には分からないけれど、そういう人ってきっといるんだろうなぁ。
生きずらさをテーマにした映画、最近増えてる気がします。

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ぷぷぷ

3.0真に迫る演技

2022年12月23日
iPhoneアプリから投稿

安藤サクラや窪田正孝等、俳優陣の演技が真に迫り非常によかったですね。

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run05

3.5合ってる

2022年12月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

個人的に窪田さんは重たい暗い役がよく合うと思う。
妻夫木さんもこういう役がよく合う。
最後はそうなるのね、でも理由軽くない?とちょっと思いました。

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しまにこ

3.5消せない血の宿命

2022年12月19日
iPhoneアプリから投稿

死後に別人であることが判明した男の過去を追いかける社会派ミステリーで、とても見応えがありました。安藤サクラと窪田正孝の出会いから家庭を持つまでを自然に流れるように描きながら、一転して緊迫感のある展開へ切り替える石川監督の語り口が絶妙です。血縁という、自分ではどうしようもできない宿命のために、身分を捨てる者、捨てられない者の対比がストーリーを盛り上げ、往年の名作『砂の器』を思い出しました。中盤から描き方の視点が頻繁に変化するので分かりにくかったり、温泉旅館の次男の動機が主人公と比べて弱い点もあるけど、登場人物への深い理解と丁寧な描写が際立ちます。役者では主役三人はいずれも好演。少ない出番ながら、柄本明の怪演ぶりにドン引きでした。

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シネマディクト

4.0名前や戸籍が本人を表しているのではない

2022年12月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

主要人物に限らず、役者陣の演技が素晴らしかったこと、謎を探る構成、謎が解けて行くことにより登場人物が自身の人生が変わって行くところ、面白く、深かった。見る価値のあるサスペンス人生ドラマだった。

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Misty

4.0人は愛によって生まれ変わる?

2022年12月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

原作読まずに予告だけの知識で見ましたが、とても良い作品に巡り会えたと思います。展開も早くて時間が早く感じました。

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イ・ジア

4.5これはテーマ、演出、脚本、キャスト全て良い傑作かもしれない。ずっと...

2022年12月17日
iPhoneアプリから投稿

これはテーマ、演出、脚本、キャスト全て良い傑作かもしれない。ずっと追いかけさせらる感じ、そして誰?の先にあるアイデンティティへの問い、ラストシーンの余白、石川監督素晴らしい。もう一回見なきゃかもと思わせてくれる良作でした。

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おれ

4.0静かに流れるような映画

2022年12月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

 物語は静かに、しかしダイナミックな展開で進行。
 主たる俳優さんたちの演技はさることながら、脇役の方の自然な、隠し撮りしているかのような身近な世間を感じさせる演技が圧巻。

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やすでやす

4.0違う人間になってやり直す

2022年12月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

切実な動機はその人間にある
だから彼の過去がどうあろうとも一緒に暮らした時間こそ大切なものとなる

そしてその時間を共にできなかったものは

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すぅ

3.5予告編の印象と違う…?

2022年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映画の予告では重厚なミステリーかと思ったが、実際は人間ドラマだった。

差別や偏見に苦しめられてきた夫の生涯が段々と浮かび上がってくる。
彼を追いかけるのは在日三世の弁護士で、差別や偏見に苦しめられた側だと想像できる。しかし、その弁護士自身も偏見を持って調査していると思い知らされる展開がよい。
観客も偏見や先入観をもって観ていたのではないか?

物語的には特に悪いというわけではないが、ミステリー的な部分がかなり薄味。
予告編で期待したものとは違った。結局事件については全容がわからないまま終わってしまうので不完全燃焼。ミステリー部分をしっかり作りこんでほしかった。

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ひとふで

4.5最後の最後まで楽しめた映画でした。

2022年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

最後の最後まで楽しめた映画でした。

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カズ

4.0過去を変える、とは。

2022年12月14日
iPhoneアプリから投稿

単なるミステリーかと思っていたら、社会派の一面もあり、その面ではかなり攻めていて際どい台詞もあって心臓がドキドキしました。
役者陣が皆上手いのでどんどん引き込まれましたが、特に安藤サクラさん!何気ない表情やしぐさで多くを語り彼女の心情を深く表現されていました。
そして妻夫木聡さん、窪田正孝さん、柄本明さん。相乗効果でとても重厚な物語となっています。

意外なラストシーンでぐっと映画的面白さが増しました。深い余韻が残り誰かと語り合いたくなるエンドです。

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ごーるどとまと

4.5脇役がいい

2022年12月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

最も出演時間が長いのは妻夫木聡だろうが強烈な印象はない。妻夫木聡も重要な役ではあるが、脇役の印象が強く残る映画だった。
安藤サクラ、柄本明などは当然印象に残るが、坂元愛登という子役に注目したい。安藤サクラ演じる宮崎の文房具店の女性の長男という役だが(名前は悠人)、母親の離婚などにより自分の姓が何度も変わることから「僕は一体何なの」と映画のテーマを語るという重要な役を演じている。発言の重要さだけでなくその演技力には抜群のものがあるのではないだろうか。坂元愛登という役者を覚えておきたい。

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はちめ

4.0存在

2022年12月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

役者陣が素晴らしい。人から背負わされる人生に抗うことの難しさ。それでも大切にしたい人との人生がいかに大切か。考えさせる映画

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mannna