劇場公開日 2022年11月18日

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ある男のレビュー・感想・評価

全368件中、141~160件目を表示

3.5ラストが素晴らしい

2022年12月29日
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鑑賞方法:映画館

全体でいろいろ思うことはあるんだけど、とにかくラストが素晴らしいのに、その解釈ができてない人が多くてびっくりする…正直文脈を読む力が著しく低いか、違う人生歩んでみたいと思うような挫折とかしたことない人なのかなあと思ってしまうな…

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ありきたりな女

4.0妻夫木聡…

2022年12月28日
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妻夫木聡は、こういう役とてもハマりますね。爽やかな外見に反して、何か中に抱えている感じ。

個性を変えてでも、変えたい過去…人には分からないけれど、そういう人ってきっといるんだろうなぁ。
生きずらさをテーマにした映画、最近増えてる気がします。

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ぷぷぷ

3.0真に迫る演技

2022年12月23日
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安藤サクラや窪田正孝等、俳優陣の演技が真に迫り非常によかったですね。

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run05

3.5合ってる

2022年12月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

個人的に窪田さんは重たい暗い役がよく合うと思う。
妻夫木さんもこういう役がよく合う。
最後はそうなるのね、でも理由軽くない?とちょっと思いました。

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しまにこ

3.5消せない血の宿命

2022年12月19日
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死後に別人であることが判明した男の過去を追いかける社会派ミステリーで、とても見応えがありました。安藤サクラと窪田正孝の出会いから家庭を持つまでを自然に流れるように描きながら、一転して緊迫感のある展開へ切り替える石川監督の語り口が絶妙です。血縁という、自分ではどうしようもできない宿命のために、身分を捨てる者、捨てられない者の対比がストーリーを盛り上げ、往年の名作『砂の器』を思い出しました。中盤から描き方の視点が頻繁に変化するので分かりにくかったり、温泉旅館の次男の動機が主人公と比べて弱い点もあるけど、登場人物への深い理解と丁寧な描写が際立ちます。役者では主役三人はいずれも好演。少ない出番ながら、柄本明の怪演ぶりにドン引きでした。

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シネマディクト

4.0名前や戸籍が本人を表しているのではない

2022年12月18日
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鑑賞方法:映画館

主要人物に限らず、役者陣の演技が素晴らしかったこと、謎を探る構成、謎が解けて行くことにより登場人物が自身の人生が変わって行くところ、面白く、深かった。見る価値のあるサスペンス人生ドラマだった。

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Misty

4.0人は愛によって生まれ変わる?

2022年12月18日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

原作読まずに予告だけの知識で見ましたが、とても良い作品に巡り会えたと思います。展開も早くて時間が早く感じました。

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イ・ジア

4.5これはテーマ、演出、脚本、キャスト全て良い傑作かもしれない。ずっと...

2022年12月17日
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これはテーマ、演出、脚本、キャスト全て良い傑作かもしれない。ずっと追いかけさせらる感じ、そして誰?の先にあるアイデンティティへの問い、ラストシーンの余白、石川監督素晴らしい。もう一回見なきゃかもと思わせてくれる良作でした。

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おれ

4.0静かに流れるような映画

2022年12月17日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

 物語は静かに、しかしダイナミックな展開で進行。
 主たる俳優さんたちの演技はさることながら、脇役の方の自然な、隠し撮りしているかのような身近な世間を感じさせる演技が圧巻。

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やすでやす

4.0違う人間になってやり直す

2022年12月16日
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切実な動機はその人間にある
だから彼の過去がどうあろうとも一緒に暮らした時間こそ大切なものとなる

そしてその時間を共にできなかったものは

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すぅ

3.5予告編の印象と違う…?

2022年12月15日
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鑑賞方法:映画館

映画の予告では重厚なミステリーかと思ったが、実際は人間ドラマだった。

差別や偏見に苦しめられてきた夫の生涯が段々と浮かび上がってくる。
彼を追いかけるのは在日三世の弁護士で、差別や偏見に苦しめられた側だと想像できる。しかし、その弁護士自身も偏見を持って調査していると思い知らされる展開がよい。
観客も偏見や先入観をもって観ていたのではないか?

物語的には特に悪いというわけではないが、ミステリー的な部分がかなり薄味。
予告編で期待したものとは違った。結局事件については全容がわからないまま終わってしまうので不完全燃焼。ミステリー部分をしっかり作りこんでほしかった。

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ひとふで

4.5最後の最後まで楽しめた映画でした。

2022年12月15日
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最後の最後まで楽しめた映画でした。

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カズ

4.0過去を変える、とは。

2022年12月14日
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単なるミステリーかと思っていたら、社会派の一面もあり、その面ではかなり攻めていて際どい台詞もあって心臓がドキドキしました。
役者陣が皆上手いのでどんどん引き込まれましたが、特に安藤サクラさん!何気ない表情やしぐさで多くを語り彼女の心情を深く表現されていました。
そして妻夫木聡さん、窪田正孝さん、柄本明さん。相乗効果でとても重厚な物語となっています。

意外なラストシーンでぐっと映画的面白さが増しました。深い余韻が残り誰かと語り合いたくなるエンドです。

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ごーるどとまと

4.5脇役がいい

2022年12月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

最も出演時間が長いのは妻夫木聡だろうが強烈な印象はない。妻夫木聡も重要な役ではあるが、脇役の印象が強く残る映画だった。
安藤サクラ、柄本明などは当然印象に残るが、坂元愛登という子役に注目したい。安藤サクラ演じる宮崎の文房具店の女性の長男という役だが(名前は悠人)、母親の離婚などにより自分の姓が何度も変わることから「僕は一体何なの」と映画のテーマを語るという重要な役を演じている。発言の重要さだけでなくその演技力には抜群のものがあるのではないだろうか。坂元愛登という役者を覚えておきたい。

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はちめ

4.0存在

2022年12月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

役者陣が素晴らしい。人から背負わされる人生に抗うことの難しさ。それでも大切にしたい人との人生がいかに大切か。考えさせる映画

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mannna

3.5キャスト素晴らしい

2022年12月13日
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鑑賞方法:映画館

俳優陣が、よく演技サイコーでした。ストーリーも裏テーマが、日本人の昔からの問題で、根深いテーマ。柄本明怖っ誰なんだろうと考えると夜も眠れない。

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ムロン

3.5人が生きていく中での迷宮

2022年12月13日
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鑑賞方法:映画館

難しい

冒頭、そしてエンディングに映される、シュールレアリスムの画家:ルネ・マグリットの絵「王様の美術館」が本作を見事に象徴しています。
人は日常の中で知らず知らずのうちに、一定の固定観念に縛られて物事を見聞きしてしまっていて、ほんの少し視点をずらすと、実は全く異なる世界が広がっている、その危ういほどの微妙なバランスの上を綱渡りのように歩んでいるのが人生である、ということを感じさせる作品です。

本作は、芥川賞作家・平野啓一郎のベストセラー小説の映画化ですが、原作にはマグリットの絵は引用されておらず、このカットを入れる、而もファーストシーンとラストシーンに挿入することで、本作に世の中の不条理感と不可思議で無気味な空気感を漂わせることに成功しています。特にラストは奇怪さがより増幅され、背筋が凍る思いで慄然とさせられ、観終えた後、あまり愉快な思いはしませんでした。

前半は、安藤サクラ扮する武本里枝の視点でホームドラマ風に緩く進み、窪田正孝扮する谷口の事故死から、物語は一気にサスペンス調に切り替わります。ただサスペンスドラマのような体裁を取りながら、冒頭に述べましたように、本作は謎を解くことが主たるテーマではありません。それは窪田正孝の目に終始生気がなく、まるで生きている人でない、一種の亡霊のような感覚がするのが、後々への伏線になっていることにつながります。

そして、物語の転機では常に雨が降っているのも象徴的です。またアクションも美しい自然描写も一切ない、人と人との会話により進行する本作のようなストーリー展開では、つい人物の顔の極端な寄せアップを交互に映し、やたらと無意味に緊張感を強調するようなカット割りにしがちなのが、本作では寄せアップは殆どなく、やや引いた落ち着いたカットでつながれます。観客は寛いで観賞できながら、それゆえにいつの間にかスパイラルに社会の不条理性・不可解性の泥濘に取り込まれていきます。
ただむやみに手持ちカメラを多用しますが、これはあまり意味がありません。画面を揺らして不安感と緊張感を高めようとしているのでしょうが、本作に限っては不要です。私は手持ちカメラのカットのたびに平常心に戻り、却って興醒めしていました。

独特の怪しい空気感が漂う、不思議な趣の本作ですが、率直に言って社会問題を余りにも多く揃え広げて見せ過ぎており、その結果焦点がぼけてしまっています。人種差別・夫婦間の不信・親による差別/虐待・仮面夫婦・戸籍交換・・・、深刻で重篤な問題ばかりで、小説なら読みこなせても、2時間の映像にまとめねばならない映画では明らかに盛り込み過ぎており、脚色に大いに難ありと思います。

さて、タイトルにある「ある男」とは一体誰のことか、脚本通りに捉えれば、その正体を追い求めた、自称・谷口大祐のことなのでしょうが、実は主人公である、妻夫木聡扮する城戸章良のことのようにも、或いは柄本明扮する謎の囚人・小見浦憲男にも思えます。
そう、きっと世の人々は遍く仮面を被った日常と他人には見せない裏の顔を持った、“ある男”なのではないでしょうか。

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keithKH

3.0後に残るものがある

2022年12月13日
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鑑賞方法:映画館

鑑賞中は少し退屈さも感じたし、秘密自体はそれほど衝撃的なものでもなかったが、観賞後に何かが引っ掛かり、思い出す事が多い作品。
子役の男の子が良かった。

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たかけん

3.5なんか無さそうであるかもって思ったら怖い😂

2022年12月12日
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鑑賞方法:映画館

なんか無さそうであるかもって思ったら怖い😂

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mayumiiiiiii

4.0カテゴリー分けと先入観から開放されたい

2022年12月12日
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鑑賞方法:映画館

自分ではない誰か他人の人生を生きたいと思ったことのある人は意外といるんじゃないか。でも、それはただの夢みたいな妄想だ。現実的に元の自分とは違う人間になるために戸籍を買ったり、別の名前で生活するってことは相当な気遣いが必要。犯罪にかかわっていたり、多額の借金から逃れるくらいの理由がないとそんなことはなかなかできない。
亡くなった愛する夫は別人で、なぜ彼は自分とは違う人間になりすましていたのか。その夫の過去を探る話と思っていたが、予告編のミスリードであった。実際の主人公は妻夫木演じる弁護士。いや、もちろんあの夫婦もメインの話ではある。でも帰化した在日韓国人の弁護士が(無意識にではあるが)自分の出自とからめて、ある男(X)の調査にのめり込んでいく話だと感じた。でもだからこそ面白かった。
ある男(X)が何者でなぜ他人になりすましていたかの真相はあまり重要ではなく(とても重く感動的ではあったが)、その人がその人であるための要素ってなんだろうということを問いかけてくるメッセージの方がより強かった気がする。人は、人をカテゴリー分けし、過去や血縁関係等といった先入観で判断しがち。昔から様々な作品で問いかけられているメッセージではある。でも未だに重い。とても深みのある物語だ。
でも、最後のシーンはどうなんだろう。彼が抱える闇の深さはその直前の家族での外食シーンからもうかがえるのだが、あのバーでのやりとりはそこまで必要なシーンだったんだろうか。妻や子どもとの関係もどうなったのかもこちらの判断にゆだねるということなのかもしれないが、若干消化不良になってしまった。

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kenshuchu