ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスのレビュー・感想・評価
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広すぎて
ドラマはあまり抑えてないので、繋がりが良くわかんなかったり、わかりづらい描写があったりと、正直視聴者には不親切な作りだったな。
あと、ホラーよりなせいか、人死にすぎ。
…いや。マーベル世界ならもっと死んでるんだけど、死に方の問題かな。
内容的にはマルチバースで話しが広がり、視聴媒体的にもディズニーチャンネルなどでのドラマもあり、正直追いかけづらくなってきた。
出来は良いんだけどね。相変わらずアクションはかっこいいし。
まぁ、キャラクター的に難解になるのはしょうがないとしても、ドラマの流れはあまり引っ張ってほしく無いかな。
今回、イルミナティが個人的にツボでした。あっさり退場しすぎ。
折角プロフェッサーxとか出てきたのに。
ちょっと「おぉ!」と思ったけど…
まだまだ続くだろうし、今後の展開に(メディアも含め)期待かなぁ
キャラの扱い(ネタバレ有り)
まず初めに、今回の感想はガッツリのネタバレですので、未視聴の方は気を付けてください。
今回は
・ワンダの扱いは
・イルミナティの扱い
・
・ワンダの扱い
まず今作を見て感じたのは、「辛い」、、、。
ワンダの扱いはどうにかならんのかなと。確かに、ストレンジほど強力なキャラに対し、対抗できるのはワンダくらいで、悪役として持ってこざるを得ないのは分かります。でも、やっぱり、悲しすぎる。そして、今作のワンダの行動は、ワンダビジョンで一回やったことと同じなんじゃねーかなと。ビジョンを失った喪失感から作り出した「ヘックス」で、ウエストビューの住民に危害を加えてしまい、反省して、解放し立ち去った。今作はビリーとトミーの2人を亡くした喪失感に耐えられなくなりよって、ダークホールドに手を出し、周りを考えられなくなり、責任をとって、全てを自分の手で終わらす。同じことをやってるとしか思えない。
一度、失敗したことを繰り返すほど、ワンダはバカなキャラではないと信じていた身としては、なんだかなーって感じです。そして、死なんでくれ!!ワンダの心境を思うと贅沢な望みではあるのですが、自分の犯した罪に対して、耐えきれなくなって、あの行動に出たと解釈はしてるのですが、そこで踏みとどまって、次は人々のために生きようという道に進んでほしかったと望んでしまいました。
見終わった感想は「辛い!」です。
・イルミナティの扱い
イルミナティの登場は予告で明らかになっていました。しかしどうやろう、キャラの強さを理解できていない人は、なんやこのかませ犬程度にしか映らないのではないでしょうか。そう、キャラを知ってる側からしても、知らない側からしても、もう少し扱いはなんとかならんのかねってこと。知ってる身からすると、あまりにも早くやられすぎている。確かに、キャラを知ってる人からすると、「こんなに強い奴らでも、ワンダには敵わないのか」と思わせることはできるかもしれないが、それにしても、かませ犬感がすごい。知らない人からすると、弱いキャラがなんか死んだくらいにしか映らないのが、もったいなく感じる。
・まとめ
全体を通して言いたいことは、「ワンダビジョン」を始め、過去作を見ていないと、キツイこと。過去作を見ていないと、キャラたちに深みが全くないように感じてしまう。コアなMCUファンはいいかもしれないが、新規のファンを取り込む気がなくなったのかと思ってしまう。MCUの今後の課題は、大きくなりすぎたシリーズをどう進めるのかだと考えます。
ここまで結構辛口になってしまいましたが、ちゃんと楽しめてます笑。ジェットコースターのようなスピード感で進む内容に対し、ついていくのがやっとな感じではありましたが、考える隙を与えないのは得策かもしれませんね。また、「サム・ライミ節」がかなり効いてましたね。ジャンプスケア描写が多く、ライミ感強いなぁーと思い、所々トビー版スパイダーマンを連想させるようなシーンも多くありました。ワンダをうまく、ホラーとして活かせていたと感じました。また、ストレンジ特有の魔術を活かした映像美は凄かったし、アクションもかなり見応えがありました!3DIMXで鑑賞したのですが、ハッキリ言って最高でした。
おかえり、サム・ライミ監督。あんたやっぱり天才だよ
個人的に大好きなキャラクターであるドクター・ストレンジの最新作。
本作で『死霊のはらわた』というホラー映画を製作し、スプラッターホラー映画というジャンルを世に送り出し、初代『スパイダーマン』の監督であるサム・ライミのマーベル映画への帰還作とも言える作品でもある。
●ストーリーとテイスト
本作はドクター・ストレンジの成長と言える作品だと思う。
ストーリー的にも難解な感じにも思えるが、実際のところは案外シンプルで、上映時間も抑えられていたので見やすかった。
そして、本作はMCUにおけるホラー映画でもあった。
『死霊のはらわた』を作ったサム・ライミ節がこれでもかと発揮された異色作。
ホラー苦手な人がヒーロー映画として見た場合、テイストの影響で見るのが辛い気がする。
かくいう自分もホラーは苦手だが楽しめたので、そこまでハードではないと思うが、こればかりは人によって耐性が違うのでそれなりに覚悟をしてほしい。
また、グロテスク描写が歴代MCU作品で最も残酷で過激。
「年齢制限は平気?」と思える描写も多かった。しかし、もし今後デッドプールなどがMCUに入ってくるなら、その足掛かりになったかと思えた。
お行儀良いデッドプールなんて絶対見たくないので、この挑戦は嬉しい。
●映像とアクションの凄さ
ドクター・ストレンジの多彩な魔術という武器をこれでもかと発揮し、奥行きや高低差、ダークさを活かしたアクションなども多く、映像での飽きは一切来ない。
ユニークなアクションも多く、映像技術と監督のアイディアが存分に発揮されて非常に見応えがある。
3Dで見れるならば、かなりオススメ。
●難点(★4の理由)
MCUは映画以外にも「ディズニー+」でドラマを展開しているが、一部の作品がガッツリ関わっているのが難点。作中で一応の配慮はあるので未鑑賞でも問題はない。だが、見ていた方が絶対に楽しめる構造になってしまっている。
また、ネタバレは控えるがキャラクターの扱いに不満を覚える人もいると思えた。
何にしても賛否は出るのは明白な作品。
●総評
サム・ライミ監督が新しい可能性を広げた作品。
圧巻の映像と刺激を楽しめる。そして、エンドゲーム以降のフェーズにおいて最も重要と思えるので、MCUファンは必見と言える。
ぜひ映画館で見てほしい作品だ。
不思議博士巻之弐/狂気的多層世界
主演のカンバーバッチと監督のサム・ライミが好きなんで期待してたけど、結果はイマイチでした。マーベルファンの人には悪いけど、やはりディズニー製作のマーベルは、商売本位過ぎて好きになれないです。前作は5年も前であんまり覚えてないし、いまさらアベンジャーズを引きずっている内容では、相当予習しとかないとお話しについていけません。マルチバースと言っても、『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』で既にやったネタだしあれほどビックリするような展開もありません。あちら側のアベンジャーズが登場するけど、全くの雑魚キャラ扱いの使い捨て状態でガッカリです。バトルシーンも、相変わらずかめはめ波とどこでもドアの繰り返しばかりで、もう少し工夫してほしいです。一方、ホラー的なタッチがあちこちにあったり、まさかの主人公のゾンビ化なんかは、サム・ライミらしくて面白かったです。カンバーバッチのドクター・ストレンジ役は見慣れてはきたけど、劇中マントを着ていない時のエレガントな雰囲気がいいですね。
莫大な情報量と目まぐるしい展開であっという間の2時間
本作は無限に可能性が存在するマルチバースが本格的に描かれています。内容はアベンジャーズシリーズの主要な作品、ドクターストレンジ、スパイダーマンノーウェイホーム、ワンダヴィジョンなど、MCUの複数の作品とリンクしていて、それらを見ていた方がより楽しめます。特にワンダが鍵を握る本作は、ワンダヴィジョンをあらかじめ見てからが良いと思います。
私はMCUのキャラの中でもワンダが特に好きなので、衝撃の展開でした。そして、今後ワンダはどうなってしまうのかがすごく気になります。
情報量が多く、一度見ただけでは理解できないほどいろんなものが詰め込まれていました。少しその情報量の多さに疲れてしまった部分もあるので、体力のある時に見ることをおすすめします。
とにかく、展開が目まぐるしく、あっという間の2時間でした。
アメリカチャベス=玉井詩織
マルチバースに頼りすぎ感
蛇足&蛇足
エンドゲーム以降最高のマーベル作品!と感じたのだが・・・・
まだ続くよ!という映像はくどくて余計、余韻が台無しだよ。
と思っていたら、さらにエンドロール後にさらにダメ押し、これいる?
と言うわけで、☆-0.5
とは言え、そこまではとても良かった。
めまぐるしく目を離せないバトルシーンは映像的にもストーリーとしても見事で、
マルチバースのキャラもおもしろくさすがマーベルと思わせられた。
ゾンビ映画は大嫌いだが、ここでの使い方は見事だった。
加えてストレンジの秘めたる想いやウィッチの心模様、
派手なバトルシーン以上にエモーショナルで心に響いた。
2人の心の痛みが私の心にも心地よい疼痛を残しじんわりと染みた。
くりかえしになるが、そのまま終わってくれていたらと悔やまれる。
アメリカは今後も継続して出てくるのだろうか。
新たなキャラクターとして期待したい。
フィクションの中のリアリティ
MCUとDisneyプラスを観てないと映画単体だけでは面白さは半減するのではないかというご意見もあるようだが、マーベルリテラシーが激低の自分にはそこまではよくわかっておらず、さらにそこにマルチバースという概念が絡むことでよりわかりにくくなっているのかなあと思う。
スーパーヒーローが自らの幸せを顧みず、世界平和や他人の幸せのために無償で戦ってくれるという考えはある意味幻想であり、彼らも自らの幸せを何よりも優先して追求するということの是非はフィクションの中のリアリティではあるが考えさせるものがあり、本作と同じサム・ライミが監督した「スパイダーマン」で大衆化した “大いなる力には大いなる責任が伴う” という言葉にもあったように、スーパーヒーローであるが故の自制や葛藤といった一つのテーマを見ることができ、ある程度やり尽くした感があるヒーロー映画が1周回った感じを受けた。
スパイダーマンから続くマルチバース。
スパイダーマンで世界観を広げたマーベルシネマバース。
今回は広げた張本人のストレンジが主役です。
この作品はスパイダーマンとディズニープラスのワンダ、ヴィジョンを見ている事を前提に作っているので、未見の人は少々キツイかも知れません。
生憎 私はディズニープラスは未見だったのですが、コミックでの情報で大体の事を察していたので、ワンダの闇堕ちの理由が解ってました。
今回物語のカギを握る新キャラ アメリカ・チャベスは原作でもLGBTキャラだったからそんなに違和感を感じなかったのですが、ワンダの方でどのバースでもヴィジョンが登場しなかったのがちょっと違和感でした。
中盤で登場するイルミナティの面子で今後の期待を持たせられるのが、ファンタスティック・フォーのリードです。
その姿が最近のコミックに近い感じで、リードの子供たちの登場も予感させられます。
エンディング後の展開でさらに波乱の起こりそうな予感で幕を閉じます。
観る人を選ぶ
前作スパイダーマンがわりと幅広い層でも楽しめるものだったのから一転観る人を選ぶ一作になってます。理由は4つ。マーベル世界観を壊さない程度ではあるが、それでも滲み出る(溢れ出る?)サムライミ感。監督サムライミでホラーテイストだよと聞いて身構えて見たので想定程ではなかったのですがサムライミ映画を知らない、ホラー慣れしてない人には違和感のあるテイストに感じるかもしれない。2つ目は予習が必須であること。観てた方が楽しめるとかそういうレベルじゃなく観てないと分からないレベルに。ワンダヴィジョンはもちろんワットイフも抑えておかないと話が理解できなくなる。3つ目は良くも悪くもファンサービス盛りだくさんな点。一見お断り言われるのはここも理由。4つ目はキャラの扱い。マーベルファンは絶対気になってしまったはず。あとワンダファンはこれどういう気持ちで観終えたのでしょう。
以上ファン視点でもそうじゃない人視点でも手放しで褒められるものではありませんでしたがシュマゴラスとかその他諸々のファンサービスはやっぱ嬉しかったし、ストレンジ&ウォンのコンビはやっぱ良いしアメリカチャベスとか新キャラによりどんどん風呂敷が拡がっていく感じが楽しみだしマントが可愛いので観終えた後は満足してしまいました。悲しきファンの性
宇宙は違っても、英語は英語でスペイン語はスペイン語。
冒頭15分。NYを舞台にした戦闘シーンに、正直思いました。また、コレか。飽き飽きして来た、っちゃー飽き飽きだよ。もう、このパターン、良いわ。だって、もう、マンネリっちゃーマンネリですやん。ついこの前、スパイダーマン見たばっかやし。
そこからですね。ワンダのマルチバース支配の欲求が、子供たちとの幸せな日々を取り戻したいのだと言う、切ない願いからだと。この、みみっちくも哀しいネタバレパートから、話が転がり始めます。
結局、「泣く子と地頭には勝てぬ」から、「地頭も泣く子にゃてねーよ」って言うラスト。魔法バトルに、肉体派バトルに、人間ドラマもありますよ、などなど盛り沢山で、飽きずに全速力で駆け抜けます。
面白かった。とっても。
面白かった・・・けど別作品の設定が食い込みすぎ
面白かった! 映像は綺麗だったし迫力もあった。
ストーリはシンプルだけど、敵味方ともに愛や信念に葛藤するシーンが
過多になりすぎない程度に含んでいてバランス良かった。
別次元のアベンジャーズ(に似た組織)の構成員に「はえっ!?」と驚きます(笑)
問題は今作のヴィラン。なぜそんなに強大な力と絶望に蝕まれているのか分からない。
おそらく別のマーベル作品でその過程が描かれているんだと思います。
マーベルシリーズなので「ちょっと出」は賛成なんだけど、続編でもない作品が前置きなしに話の軸に絡むのはやめてほしい。
それが主軸(ウリ)の「アベンジャーズ」とは違うのだから。
最高のB級ホラーアクションムービー!
一度目は「ワンダヴィジョン」は未鑑賞で、二度目は観てから行きましたが、どちらでも楽しめた。
てか、もうめちゃくちゃに面白かった〜!!!
ここに来て、こんなホラー展開になるとは驚いた。
何度もビクッとさせられて楽しかった笑
でも「魔術師と魔女」の闘いだから、ある意味正しいのかも。
基本的にホラーは好きではないので「死霊のはらわた」は絶対に観ないけど!
ストーリーについては、ワンダは「ワンダヴィジョン」からもう悲劇的で本当にツラい…
誰か彼女を救ってほしいと思ったけど、彼女はヴィジョンと短いけれどあんなに深く愛し合えたから、もう本当は救われているのかも。
ラストではそこに気がついていてくれてたらいいなぁ…とか( ; ; )
そしてストレンジは今回も超カッコいい〜💕
ポニテのストレンジも好き〜💕
ゾンビストレンジには爆笑🤣
でもでも、最後に三つ目になるのは嫌だ、嫌すぎる!
キモいよう〜( ; ; )
次回作から三つ目になってしまうんだろうけど、たまににして欲しいな…( ; ; )
カンバーバッチのあの瞳の美しさをシンプルに堪能したいから…
ベテラン監督の手堅さ
高慢魔術師VS闇落ち魔女 多次元死闘編
ベテラン監督の手堅い作品、なので大きな不満は無かったが、ビジュアルにもストーリーにも新しさは感じなかった。
前作が先端で斬新なビジュアル重視の作品だったので、本作にもあっと言わせるビジュアルがワンシーンでも欲しかったですね。
ストーリーに関しても、元凶をワンダの闇落ちとするならば、やはりヴィジョン未登場には違和感有り。
”大人の事情”で出せなかったのならば、せめて別次元で別の姿での登場なら出来たのでは?、せっかくのマルチバース(と書いて”何でも有り”と読む)なのだから…
NWHではスパイダーマン内で収めていたサプライズゲストが、いよいよマーベル全体に広がって来ましたね!
今後の展開が楽しみな反面、風呂敷広げ過ぎて収拾付けられるのか不安な面も…
謎の言葉のオンパレードで、まるでチョコプラの「ブランド」ネタ
サムライミがやってくれた!
Twitter等でワンダビジョンを観てないとわからないと言うのを見て、
そんなの映画じゃねぇよ!と思ってたけど、
蓋を開けて見たら最高だった!
ワンダに何があったかは、
まぁ後でドラマで観るか!と言う感じで、
まずすぐにその絵から「うわ!サムライミのドクターストレンジだ!」とワクワクしました。
分かりやすいアクション。
驚いた時の顔の寄り。
サムライミがその作家性を発揮してる!
とニヤニヤが止まりませんでした。
後半はもうマーベルのサムライミと言うより
サムライミのマーベルと言う感じで、
絵面も物語も掌握して、
好き勝手やってる感じが、カッコ良くて
ドクターストレンジに感動してるのか、
サムライミに鳥肌が立ってるのか
分からないくらいでした。
確かにワンダビジョンを観てたら、
もっと入り込めたかも分からないけど、
マルチバースを行ききする事で、
ワンダの気持ちも分かったし、
ドクターストレンジ対スカーレットウィッチの構図
だけなので分かりやすく、
ドクターストレンジ対ドクターストレンジの
音を使った闘いなんかも新しくて、
マーベル単独映画では一番好きかもしれません。
破壊と創造を繰り返し
マルチバースの扉を開けてしまった
マーベルまだまだ付いて行くしかなさそうです!
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