ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスのレビュー・感想・評価
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莫大な情報量と目まぐるしい展開であっという間の2時間
本作は無限に可能性が存在するマルチバースが本格的に描かれています。内容はアベンジャーズシリーズの主要な作品、ドクターストレンジ、スパイダーマンノーウェイホーム、ワンダヴィジョンなど、MCUの複数の作品とリンクしていて、それらを見ていた方がより楽しめます。特にワンダが鍵を握る本作は、ワンダヴィジョンをあらかじめ見てからが良いと思います。
私はMCUのキャラの中でもワンダが特に好きなので、衝撃の展開でした。そして、今後ワンダはどうなってしまうのかがすごく気になります。
情報量が多く、一度見ただけでは理解できないほどいろんなものが詰め込まれていました。少しその情報量の多さに疲れてしまった部分もあるので、体力のある時に見ることをおすすめします。
とにかく、展開が目まぐるしく、あっという間の2時間でした。
アメリカチャベス=玉井詩織
マルチバースに頼りすぎ感
蛇足&蛇足
エンドゲーム以降最高のマーベル作品!と感じたのだが・・・・
まだ続くよ!という映像はくどくて余計、余韻が台無しだよ。
と思っていたら、さらにエンドロール後にさらにダメ押し、これいる?
と言うわけで、☆-0.5
とは言え、そこまではとても良かった。
めまぐるしく目を離せないバトルシーンは映像的にもストーリーとしても見事で、
マルチバースのキャラもおもしろくさすがマーベルと思わせられた。
ゾンビ映画は大嫌いだが、ここでの使い方は見事だった。
加えてストレンジの秘めたる想いやウィッチの心模様、
派手なバトルシーン以上にエモーショナルで心に響いた。
2人の心の痛みが私の心にも心地よい疼痛を残しじんわりと染みた。
くりかえしになるが、そのまま終わってくれていたらと悔やまれる。
アメリカは今後も継続して出てくるのだろうか。
新たなキャラクターとして期待したい。
フィクションの中のリアリティ
MCUとDisneyプラスを観てないと映画単体だけでは面白さは半減するのではないかというご意見もあるようだが、マーベルリテラシーが激低の自分にはそこまではよくわかっておらず、さらにそこにマルチバースという概念が絡むことでよりわかりにくくなっているのかなあと思う。
スーパーヒーローが自らの幸せを顧みず、世界平和や他人の幸せのために無償で戦ってくれるという考えはある意味幻想であり、彼らも自らの幸せを何よりも優先して追求するということの是非はフィクションの中のリアリティではあるが考えさせるものがあり、本作と同じサム・ライミが監督した「スパイダーマン」で大衆化した “大いなる力には大いなる責任が伴う” という言葉にもあったように、スーパーヒーローであるが故の自制や葛藤といった一つのテーマを見ることができ、ある程度やり尽くした感があるヒーロー映画が1周回った感じを受けた。
スパイダーマンから続くマルチバース。
スパイダーマンで世界観を広げたマーベルシネマバース。
今回は広げた張本人のストレンジが主役です。
この作品はスパイダーマンとディズニープラスのワンダ、ヴィジョンを見ている事を前提に作っているので、未見の人は少々キツイかも知れません。
生憎 私はディズニープラスは未見だったのですが、コミックでの情報で大体の事を察していたので、ワンダの闇堕ちの理由が解ってました。
今回物語のカギを握る新キャラ アメリカ・チャベスは原作でもLGBTキャラだったからそんなに違和感を感じなかったのですが、ワンダの方でどのバースでもヴィジョンが登場しなかったのがちょっと違和感でした。
中盤で登場するイルミナティの面子で今後の期待を持たせられるのが、ファンタスティック・フォーのリードです。
その姿が最近のコミックに近い感じで、リードの子供たちの登場も予感させられます。
エンディング後の展開でさらに波乱の起こりそうな予感で幕を閉じます。
観る人を選ぶ
前作スパイダーマンがわりと幅広い層でも楽しめるものだったのから一転観る人を選ぶ一作になってます。理由は4つ。マーベル世界観を壊さない程度ではあるが、それでも滲み出る(溢れ出る?)サムライミ感。監督サムライミでホラーテイストだよと聞いて身構えて見たので想定程ではなかったのですがサムライミ映画を知らない、ホラー慣れしてない人には違和感のあるテイストに感じるかもしれない。2つ目は予習が必須であること。観てた方が楽しめるとかそういうレベルじゃなく観てないと分からないレベルに。ワンダヴィジョンはもちろんワットイフも抑えておかないと話が理解できなくなる。3つ目は良くも悪くもファンサービス盛りだくさんな点。一見お断り言われるのはここも理由。4つ目はキャラの扱い。マーベルファンは絶対気になってしまったはず。あとワンダファンはこれどういう気持ちで観終えたのでしょう。
以上ファン視点でもそうじゃない人視点でも手放しで褒められるものではありませんでしたがシュマゴラスとかその他諸々のファンサービスはやっぱ嬉しかったし、ストレンジ&ウォンのコンビはやっぱ良いしアメリカチャベスとか新キャラによりどんどん風呂敷が拡がっていく感じが楽しみだしマントが可愛いので観終えた後は満足してしまいました。悲しきファンの性
宇宙は違っても、英語は英語でスペイン語はスペイン語。
冒頭15分。NYを舞台にした戦闘シーンに、正直思いました。また、コレか。飽き飽きして来た、っちゃー飽き飽きだよ。もう、このパターン、良いわ。だって、もう、マンネリっちゃーマンネリですやん。ついこの前、スパイダーマン見たばっかやし。
そこからですね。ワンダのマルチバース支配の欲求が、子供たちとの幸せな日々を取り戻したいのだと言う、切ない願いからだと。この、みみっちくも哀しいネタバレパートから、話が転がり始めます。
結局、「泣く子と地頭には勝てぬ」から、「地頭も泣く子にゃてねーよ」って言うラスト。魔法バトルに、肉体派バトルに、人間ドラマもありますよ、などなど盛り沢山で、飽きずに全速力で駆け抜けます。
面白かった。とっても。
面白かった・・・けど別作品の設定が食い込みすぎ
面白かった! 映像は綺麗だったし迫力もあった。
ストーリはシンプルだけど、敵味方ともに愛や信念に葛藤するシーンが
過多になりすぎない程度に含んでいてバランス良かった。
別次元のアベンジャーズ(に似た組織)の構成員に「はえっ!?」と驚きます(笑)
問題は今作のヴィラン。なぜそんなに強大な力と絶望に蝕まれているのか分からない。
おそらく別のマーベル作品でその過程が描かれているんだと思います。
マーベルシリーズなので「ちょっと出」は賛成なんだけど、続編でもない作品が前置きなしに話の軸に絡むのはやめてほしい。
それが主軸(ウリ)の「アベンジャーズ」とは違うのだから。
最高のB級ホラーアクションムービー!
一度目は「ワンダヴィジョン」は未鑑賞で、二度目は観てから行きましたが、どちらでも楽しめた。
てか、もうめちゃくちゃに面白かった〜!!!
ここに来て、こんなホラー展開になるとは驚いた。
何度もビクッとさせられて楽しかった笑
でも「魔術師と魔女」の闘いだから、ある意味正しいのかも。
基本的にホラーは好きではないので「死霊のはらわた」は絶対に観ないけど!
ストーリーについては、ワンダは「ワンダヴィジョン」からもう悲劇的で本当にツラい…
誰か彼女を救ってほしいと思ったけど、彼女はヴィジョンと短いけれどあんなに深く愛し合えたから、もう本当は救われているのかも。
ラストではそこに気がついていてくれてたらいいなぁ…とか( ; ; )
そしてストレンジは今回も超カッコいい〜💕
ポニテのストレンジも好き〜💕
ゾンビストレンジには爆笑🤣
でもでも、最後に三つ目になるのは嫌だ、嫌すぎる!
キモいよう〜( ; ; )
次回作から三つ目になってしまうんだろうけど、たまににして欲しいな…( ; ; )
カンバーバッチのあの瞳の美しさをシンプルに堪能したいから…
ベテラン監督の手堅さ
高慢魔術師VS闇落ち魔女 多次元死闘編
ベテラン監督の手堅い作品、なので大きな不満は無かったが、ビジュアルにもストーリーにも新しさは感じなかった。
前作が先端で斬新なビジュアル重視の作品だったので、本作にもあっと言わせるビジュアルがワンシーンでも欲しかったですね。
ストーリーに関しても、元凶をワンダの闇落ちとするならば、やはりヴィジョン未登場には違和感有り。
”大人の事情”で出せなかったのならば、せめて別次元で別の姿での登場なら出来たのでは?、せっかくのマルチバース(と書いて”何でも有り”と読む)なのだから…
NWHではスパイダーマン内で収めていたサプライズゲストが、いよいよマーベル全体に広がって来ましたね!
今後の展開が楽しみな反面、風呂敷広げ過ぎて収拾付けられるのか不安な面も…
謎の言葉のオンパレードで、まるでチョコプラの「ブランド」ネタ
サムライミがやってくれた!
Twitter等でワンダビジョンを観てないとわからないと言うのを見て、
そんなの映画じゃねぇよ!と思ってたけど、
蓋を開けて見たら最高だった!
ワンダに何があったかは、
まぁ後でドラマで観るか!と言う感じで、
まずすぐにその絵から「うわ!サムライミのドクターストレンジだ!」とワクワクしました。
分かりやすいアクション。
驚いた時の顔の寄り。
サムライミがその作家性を発揮してる!
とニヤニヤが止まりませんでした。
後半はもうマーベルのサムライミと言うより
サムライミのマーベルと言う感じで、
絵面も物語も掌握して、
好き勝手やってる感じが、カッコ良くて
ドクターストレンジに感動してるのか、
サムライミに鳥肌が立ってるのか
分からないくらいでした。
確かにワンダビジョンを観てたら、
もっと入り込めたかも分からないけど、
マルチバースを行ききする事で、
ワンダの気持ちも分かったし、
ドクターストレンジ対スカーレットウィッチの構図
だけなので分かりやすく、
ドクターストレンジ対ドクターストレンジの
音を使った闘いなんかも新しくて、
マーベル単独映画では一番好きかもしれません。
破壊と創造を繰り返し
マルチバースの扉を開けてしまった
マーベルまだまだ付いて行くしかなさそうです!
マルチバースにすれば売れると思っているのでしょうか!?
それなりに宣伝もしているし、評判がよさそう(?)だったので、観に行きました。
スパイダーマン最新作が、マルチバースでヒットしたためでしょうか、
意味の無いマルチバースのストーリーで、何じゃこりゃ!? てな感じです。
ストリーは突っ込みどころ満載。
そもそも、魔法で、他宇宙に関与って、どういうことよ!? です。
戦いは、それなりに面白いですが、ただ、それだけ。
物語には感動もありません。予想通りのエンディングです。
主役のベネディクト・カンバーバッチさんに関して言えば、
この映画に出演するぐらいなら、
SHERLOCK(シャーロック)のシーズン5の撮影に入って欲しかったな!!
と強く感じた一本でした。
ライミだった…
自分は大満足!!
MCUナイズされたライミホラー
始まってすぐはMCU・ドクスト新作として楽しで見ていたが、サムライミエッセンスが満点で、途中からライミ作品の新作として楽しんでる感じがあった。
あのハイテンションぷりは“特有"ですね。
しかしながらシリーズから逸脱しない距離感は ケビンファイギの手腕をみたし、
マルチバースというとんでも設定ながら 物語は「スティーブンとワンダの自己の見つめ直し」で一貫されて見やすかったのは、さすが ロキの脚本家さんだなぁと思った。
グロ表現は恐らく、デップーを作るための実験も兼ねてたと思う。
あと某キャラたちの扱いについてはファンサしつつ、「今後このキャスティングはしないよ」 っていうメッセージなのかなと思った。
グロ描写に、雑な扱いはライミ監督だから まぁ許されるでしょ って雰囲気もあるし、実験的で革新的な部分と、シリーズ中のいち作品としての保守的な部分の塩梅がちょうどよかったと思う。
We will see what kind of Doctor Strange you are. これは大変
いよいよ脱落者が増えそうだなぁっと思ったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の28作目。ちょこちょこと他の作品にも出演してるから忘れがちですが、2016年公開の第1作目から実に6年ぶりだったりします。公開初日のレイトショーでしたが、IMAXの箱の席が殆ど埋まるという予想以上に人の入りにビックリ。スパイダーマンにも出演していた効果でしょうか?皆さん大丈夫だったのかなぁ。
まぁ、本作はアメコミも読んでる勢からすれば…
シュマゴラス、キター!
イルミナティ、キター!
インカージョン、キター!
ついにファンタスティック・フォー、キター!
そしてX-Men、キター!
と心の中で大騒ぎだったのではないでしょうか?MCUと原作コミックでの違いはあれど、ググッとコミックに近付いた感じがします。その分、一般層との距離が離れたような…
やー、でも映画としてもサム・ライミ監督ぶし全開で良かったですよね?アチラコチラに見られるホラー演出よ。確かにワンダの不幸っぷりやイルミナティの無駄使い等色々と思う所はありますが、総じて盛りだくさんで楽しめました。マルチバースを紹介する上でドクター・ストレンジはうってつけなキャラクターですよね。
基本的にディズニープラスでのドラマ「ワンダビジョン」を抑えとかないと突然のワンダの闇堕ちとか理解不能なのでそりゃ不満に思う人もいるでしょうけど…私のように全て追ってるガチ勢からすれば楽しい時間でしたよ?その分、ここでも一般層との距離が離れたような…
ま、映画だけでなく世の中はすべからく知ってる人の方が物事を楽しめるもんですし、ライトな方はライトな範囲で楽しんで、ディープな方はより深く楽しめば良いのではないでしょうか?だってね、ディープに樂しんだ人はそれだけお金と寿命を費やしているんですし、その分楽しむ事ができるぐらい良くないですか?
そういえば最期に出てきたシャリーズ・セロンはクレアというドクター・ストレンジの嫁になるキャラらしいです。わからなかったので帰って速攻検索、シャリーズ・セロンのwikiでやっと発見しました。個人的には見た事ないキャラクターだったのですが、邦訳アメコミの何処かの作品に出てたりするんですかね?私も全ての邦訳アメコミを追えている訳ではないので、ご存知の方がいらっしゃれば教えて下さい🙇
さてさて、作品数も増えより複雑化して見る側も大変になってきたMCUなのですが、映画作品の次回はマーベル・ビッグスリーの1人、ソーが戻ってきますよー(ドラマも含めると「ミズ・マーベル」が先ですが)。お次は「ソー ラブ&サンダー」だっ!!
正にマッドネス!
冒頭からラストまで見どころだらけでとても楽しく観ました。Disney+で予習しておいてよかったです。
当然ながらツッコミ所は満載なのですが、早いテンポ展開と、始めての話が山盛りであっという間に終わった感じです。加えて日本一デカいIMAXスクリーンで3Dの迫力でかなり没入できました。
パトリック・スチュワートが出てきた時はかなりアガリました。ただアニメユニバースからなので今回限りの登場でしょうが、繋がりました。MCUはこれからの伏線の貼り方がホントにうまい!
結局ダークホールド、三つ目で終わるってかなりのバッドエンディングなのでは?MCUワンダはこれで終わりなの??
別ユニバースで双子がいたけど親父は?ビジョンは?とか見終わって疑問に感じました。でも、スターウォーズと違ってMCUはキチンと辻褄合わせするんでしょうね。
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