ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスのレビュー・感想・評価
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鬼子母神が子供の愛によって目覚めた物語!
立ち上がって拍手したいシーンが2度ほどありました。さすがのアベンジャーズもの、と言った感想です。73の宇宙を見た少女が面目躍如の戦いで幕を閉じますが、パラレルワールドを俯瞰できる視聴者にとっては、親しみやすい作品だと思います。とにかくワンダの強さは宇宙最強なのですが、この鬼子母神のような女性は、子供の可愛さに敗れ、少女にも敗れます。そこまで行くにあたっての彼女、宇宙一無敵でした。どのようにして倒せるのかと考えていましたが、結局意外なその切り口で、最後には負けてしまいます。それは最終的にはドクター・ストレンジの勝利でもあるのですが、彼のぎりぎりの戦いに、本当にお疲れ様と言いたいぐらいです。この作品は、いろんなニュアンスが込められていて、とても楽しかったです。マトリックスの世界観や、想念で操る世界が手に取るようにわかり、面白さ100倍です。名台詞にもグッときました。ストレンジの「すべての宇宙で君を愛する」なんて台詞、なかなか言えない言葉です。私の結論は、宇宙は「愛」であり、全ては一体であるような気がしてなりませんでした。
圧倒的な映像と超展開で最高に面白いが、MCU初見だと…
良かった点
・マルチバースを扱ってることもあり、現実とは全くかけ離れた世界の描写を大スクリーンで見てるだけで楽しい
・B級映画のような笑っちゃう展開盛り沢山だが、そこが面白い。ゾンビストレンジは最高だった。
・今までのMCUに加えて、オリジナルシリーズも展開に関わって来て世界観が複雑で奥深くなっている。
微妙な点
・ただでさえ設定も映像もカオスなのに、予習してないと訳わからなくて、MCU初見だと訳わからない。オリジナルドラマまで見る必要があるのはやりすぎな気がする。
・ドラゴンボール並みに各キャラの強さがインフレしてるので、一般人に近いヒーローはどうなるのか不安。
まとめ
世界観が広がりすぎて完全に一見さんお断りになってるので、寂しいけど勢いが落ちる前に完結させてほしい。
ホラーアクション
サム・ライミ監督っぽい感じ。
色々お楽しみ要素は仕掛けられているのだが、詰め込み過ぎ感が否めない。
正直マーベル映画っぽくない。
マルチバースが開いた事で、この先ヒーローの使い捨てが流行しなければ良いのだが。
MCUに暗雲立ち込めた気がするわ。
なんかやけに怖い演出だなと思ったら
監督サム・ライミかーい!で納得。
ドクターにボコられるピザ屋どっかでみたことあるなと思ったらキャプテンスーパーマーケットだし。
ポリコレの申し子みたいなチャベス嬢を迎えて、マルチバースでスカーレットウィッチと追っかけっこしつつ別バースのヒーローを巻き込んだ挙句に全滅させるなど他所様の宇宙に多大な迷惑をかけた傑作活劇でした(笑)
ワンダビジョン途中で放棄したからまた見てみようと思った。
Disney+の「What if」劇場版です💦北米の方々は内輪揉めが好きなのかな😅
この映画は、まずDisney+のMCUのドラマ「ワンダヴィジョン」と「What if」を先に観た方が良いでしょう。
観ないと話が通じないと言うことではなく、観ておかないとただでさえ面白くないのがさらに楽しめないためです。
その2作品を観ておけば、少なくともそのネタで楽しむ事は出来ます。
さらに言えば本作は「What if」劇場版だと思えば、ドクター・ストレンジの第二弾として楽しみにしていたのに肩透かしを食らった気分の方には気休めになるでしょう。
さて、本作の物語についてですが…
根本的な企画としてマルチバースを題材に「狂気」と言うタイトルを付けた以上、マルチバースの恐ろしさやめまぐるしさを描くべきだと思うのだけど、確かにロケーションツアーとしてのマルチバースごとの変化はあったけれど、ドクター・ストレンジを襲う厄災がマルチバース由来ではなく、闇落ちしたワンダとのウチワの闘いでしか無かったのは企画的に問題だと思う…。
「スパイダーマン」から大々的にマルチバースものの期待値を煽っておきながら、この映画のマルチバースは単なるツアーの小道具でしかなく、これから起きるだろうマルチバースネタの面白さはまったく感じられ無かった。
「スパイダーマン」では折角拡がりを感じたのに、この映画では期待感が完全に萎んでしまい、本当に残念。
この所のMCUはソニーの「スパイダーマンユニバース」が無かったら観る価値がどんどん擦り減っていく感じです。
後から思ったのは、マルチバースはむしろ後から足した要素なのかも知れないと言う事。
この映画は「ワンダヴィジョン」から繋がっているので、企画当初は単純に「魔法使いvs魔法使い」だったのかも知れません。
それが製作プログレスの最中に、スパイダーマンユニバースの「スパイダーバース」や先行してDCドラマでマルチバースものが受け始めたので、後から取り入れたんじゃないか…
だから、この映画でのマルチバースネタは実は無くても作れてしまうドラマ展開になっていましたよね💦
…それとワンダの扱いについて
ワンダと一時的に戦ってもよいとは思いますが、最後は共闘して、マルチバースからやってくる脅威と戦って欲しかったです。
それがとにかくどうしても納得出来なかった……
折角登場した別バースのプロフェッサーXやずっと楽しみにしていたキャプテン・カーター始め、別世界のマーベルヒーロー全員皆殺しにしてしまうし、いくらワンダの強さを見せたかったのだとしても使いどころが明らかに間違っているだろう…
ドクター・ストレンジ自身のドラマについても、彼のモチベーションや目的意識がかなり薄い構成でした。
MCUとしての前作に当たる「スパイダーマン ノーウェイホーム」で、マルチバースの扉を開いたのはストレンジ自身なのだから、もっと自主的にと言うか、アメリカ・チャベスを助けるとかの目的より、まずは自分自身の責任としてマルチバースとの接続によって起きる問題を解決しようとする意識をもっと明確に描くべきだったのではないかと思います。
「スパイダーマン」では、ストレンジを訪ねて魔法をリクエストしてしまったピーターはラストでとても大きな償いをすることになった事に比べ、ストレンジは自分自身が起こした事に対する気持ちがあまりにも希薄過ぎるような描き方ではないかと感じました。
主人公でありながら、物語の軸を完全にワンダとアメリカ・チャベスに持って行かれた感があります。
「ドクター・ストレンジ第二弾」を楽しみにしていた僕は彼自身の物語を観たかった…
アメリカ・チャベスもまだ誕生編と言う感じで、ヒーローとしての魅力を描くところまでは描かれていない。
彼女の活躍を観ることが出来るのはもっと先なんだろう。
この先にあるだろうヤングアベンジャーズとか、ガールズアベンジャーズとかウワサされるマーベルズまで、フェイズ4になってから続々登場しているガールズヒーローたちの活躍を観るのを待たなければならない事も、あまりにも気の長い話。
キャプテン・マーベルもかなりシナリオが破綻していたし、その続編が馴染みの薄いガールズヒーローばかりのマーベルズなのだとしたら、誰に感情移入すれば良いか分かりにくい映画になりそうだ。
今後のMCUにはあまり期待しない方がよいかも知れない…
もし出来るならば、今回の映画こそ別バースの出来事として封印してくれないものだろうか…
3Dの映像に押し切られた
ドルビーシネマ3Dで鑑賞。
今回のドクター・ストレンジの監督はサム・ライミ。ホラー映画監督の印象もあるが、やはり個人的にはトビー・マグワイア スパイダーマン3部作の監督という印象が強い。
最近のマーベル作品に登場するようになったマルチバースという設定。これをさらに広げるような物語だった。パラレルワールドとも少し違う概念のこのマルチバースってやつは制作側からするととても便利なもの。これを使えばどんな物語もありになってしまう。例え亡くなっているキャラであっても違うバースからやってくることが可能になる。でも、そうなると世界観がめちゃくちゃになる可能性もあるしとても危険な気もする。マーベルの今後の動きを見守りたい。
さて、本作のこと。3Dで観たからかアクションがとてもいい。なんてことのなさそうな遠目のショットも3Dだと新鮮に見える。そういう意味で冒頭のシーンはとても効果的だった。
実はXメンシリーズをスルーしてきているのであまり感慨はないのだが、好きな人からすると中盤の展開は驚きもあっただろう。そういうこともマルチバースなら可能ってことなんだよな。諸刃の刃だな。
そしてワンダのこと。久々すぎてこんな感じの設定だっけ?って思っていたが、ドラマを観ていないとわからない設定なのか。そんなのズルいぞ!でも、その設定を深く考えずに受け入れることができたけど。
あと驚いたのがホラー的演出。マーベルでは珍しい。そっか、サム・ライミだもんななんて笑ってしまった。笑えるホラー演出だった。
いろいろと不満もあるが、トータルで考えると面白かったなーって感想になってしまう。3Dの映像に押し切られた感じだ。でも、そんな楽しみ方をする映画があってもいい。
😱正に「死霊のはらわた」サムライミ流お祭り
IMAX 3Dで鑑賞。3D感はバッチし👌
ススメられて、📺ディズニー+のワンダビジョン、ワットイフも先に鑑賞済み。
先見していて良かったかも...
良くも悪くも🫣スパイダーマンのサムライミ流と違って、
死霊のはらわた、サムライミ全開🙀
カメラワーク、悪霊キャラ、惨殺、ホラー、アッシュも登場。
アベンジャーズマーベルフェイズを期待したヒーロー🤔流れ気にしたら、期待外れになるかも?
サムライミ流お祭り騒ぎと遊び、観れば楽しめる🫢
ただやはり、この作品だけで楽しめるかな?
マーベル予習、復習しなければ🤔
よくわからない??部分も多いから😥
ディズニーのフランチャイズ商法に📺🎞
みんなハマってるね。
できれば、映画🎞作品のみに楽しませて欲しい😮💨
温度差
Disney+のMCU関連ドラマを見ていないと置いてけぼりを食らうというのは前々から聞いてはいたが、それでもDisney+に登録する気が起きず、ワンダビジョン等は見ずに鑑賞。
「?」はあるがなんとなくこんな感じだったんだろうと予想はできたため(正しい予想なのかは別として)劇場版作品を見ているだけでもある程度は問題なかった。
そして、本作を見たから改めてDisney+に登録して全部見よう、という気にもならなかった。
コアなファンとそれなりに楽しめればファンの温度差の違いだろうと思う。
「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」でついにマルチバースの扉が開き、本作ドクター・ストレンジ2でどこへ向かうのか、というのが最大のポイントだった。
結論として、これにも「温度差」を感じた。
私は、数冊アメコミを持っているものの(日本語訳のアメコミはそこそこ高価であれこれ買う余裕はない……)、
その他はインターネットで調べた限りの情報しかない。映画化されたマーベル作品はおそらくすべて鑑賞済みだが、すべてそれなり、という程度の知識だ。
今回のマルチバース・サプライズは、予告されていたのである程度知ってはいたが、「あいつ出るのね。こいつも出るのね」「要はなんでもありなのね」感が強い。わくわくするというより情報過多に傾いてしまったのではないか、わくわくする暇がなかったのではないかと感じた。
「スパイダーマン」で見せた「あの」サプライズ。これがマルチバースか!という興奮には残念ながら及ばなかった。仕方がないことではあるが。そしてキャラクターの好みもあるだろうが。
サム・ライミ監督はさすがの手腕で、自分の色を見事に表現していた。
ドクター・ストレンジというキャラクターは好きなので次なる活躍も見ようと思う。
マルチバースをどう楽しめるかがこの先のわかれ道になるだろう。
あまり考えず、多少わからなくてもいいじゃない、の精神で見る方が気楽なのかもしれない。
それにしても、一体いつまで続くのか。
(劇場へはノー・ウェイ・ホームでストレンジさんが着ていたパーカーを着ていきました)
マルチバース
ドクターストレンジの単独2作目。
単独作だけど一作目以降にもクロスオーバーで色んな作品を経ての作品なので2作目な気がしないw
冒頭のマーベルのロゴがストレンジ多めに変更されてたかな?
内容は
悪夢を見てうなされるストレンジ。
元カノの結婚式に参列直後に謎のモンスターが街を襲う。
モンスターを倒し悪夢に出てきた少女を助ける。
どこから来たかを尋ねると少女(アメリカ・チャベス)はマルチバースを行き来する能力を持っていることが分かる。
マルチバースについて何か知っているか、
かつて共にサノスと戦ったワンダのもとに尋ねるが…
ワンダはスカーレットウィッチに覚醒していて、
邪悪な書物「ダークホールド」の影響で闇落ちした状態になっており、全ての元凶だった…
といった流れで話は進む。
感想は…
いきなり悪夢(悪夢は別ユニバースの出来事)から始まったりワンダが既に闇落ちしているとこから始まったりかなり早い展開でストーリーが進む印象だった。
フェーズ4のドラマ一作目ワンダヴィジョンやアニメ作品のホワット・イフを見ていないと話についていきにくいかも。
要所要所でサム・ライミ節な演出がありMCUではなかなか味わえないホラー感を味わえた。
別ユニバースに存在している子ども達を手に入れる為に手加減無しに襲ってくるワンダはかなり怖い。
予告でも出てきた秘密組織のイルミナティも登場。
メンバーは別ユニバースのキャラ達。
モルド、キャプテンカーター、ブラックボルト、
キャプテンマーベル(マリア・ランボー)、
リード・リチャーズ(ファンタスティック4のメンバー)、
そしてXメンのプロフェッサーX。
サプライズな登場…と思いきやモルド以外全員ワンダによってあっさり殺されるw
割とエグめに…
他のキャラもだけどここまで人が死ぬシーンをはっきり描くのはMCUでは珍しいかもしれない。
ストレンジVS闇落ち三つ目ストレンジの音ゲーバトルや、
ゾンビストレンジ、悪霊…
など今まで描かれなかった演出や表現が沢山見れた。
終盤では我に返ったワンダが全ユニバースに存在するダークホールドを破壊し事を収める。
ワンダの生死は不明だけど死んでる気はしない。
最後は、日常に戻り街へ出るストレンジ。
するとダークホールドを使った代償?で三つ目が開眼し幕を閉じる…
マルチバースという難しいテーマなのに約2時間でかなり綺麗に纏まっていたと思う。
理解し難い部分はあるけど見応えたっぷりな作品だった。
ポストクレジット
・新しい謎のキャラ、クレア(演:シャーリズ・セロン)が登場。
インカージョンの修正が必要とストレンジに告げ開いた時空の先には1作目でも出たダークディメンション。
三つ目を開いたストレンジがクレアと飛び込んで行く。
・自分の顔を殴り続けてたピザボール屋のオジサン。
魔法の効果が切れ第4の壁を突破しカメラ目線で「終わった!」と喜ぶ。
演じているのはライミ作品でお馴染みのブルース・キャンベル(スパイダーマンではリングアナを演じてる人)。
ライト層ですがそれなりに楽しめました
MCU作品はアベンジャーズシリーズ、ドクター・ストレンジ前作、その他単体作品をところどころ観ているくらいの超ライトなファンです。
テレビ作品や原作コミックなどは見ていません。
今作に関しても事前情報全く無しで観に行ったので、まず適役がワンダなことに驚き、さらに結末がなんとも可哀想すぎるな…と思いました。
まぁでも、あれだけ殺してしまっては、救うのは無理なのかな。
今後MCUシリーズにワンダが出てこないとしたら残念。
(とか言って、はっきり死んだという描写は無かったので、出てくるかもですが。)
全体的には楽しめたし、映画館で観て良かったと思うし、ホラー要素も他の方ほど違和感は感じなかったです。
ただ、マルチバースの描き方が若干微妙かな〜。
スパイダーマンは世界が違ってもそれぞれがちゃんとヒーローでわかり合える存在だったのに、
ドクター・ストレンジ(特に2人目と3人目)はどうしてあんなに残念な人たちなんだろう、とか。
イルミナティの方たちもあまりにあっさりやられちゃうし…(「スカーレット・ウィッチは対処できる」って言ってなかったっけ??)
とか、色々気になるところはありました。
あと、テレビシリーズを見てると「より楽しめる」のはいいと思うんですが、「見てないとわからない」までいくとライト層としてはちょっとハードルが高いかな〜σ(^_^;)
ワンダの子どもたちについて本編中でももう少し補完してもらえると、なぜワンダがああなってしまったのか理解しやすかった気がします。
(「『ワンダヴィジョン』を見ろ」と言われればそれまでですが(ー ー;))
これを機にDisney+に入った方がいいのかな。。
まんまと策略に乗せられている気もしますが(苦笑)
こっわ!
サム・ライミ節炸裂!
ディズニー配下のマーベルになってもギリギリを攻めるサム・ライミ素敵です!
ウィッチが海底トンネルで追いかけて来る所なんかもう最高です!
いやー怖かった怖かった(笑)
IMAX3Dレーザーで見ましたがあたかもそこに人物がいるかの如くとても美麗でした!
アベンジャーズの主要キャラ離脱し残された者。
「エンド・ゲーム」後の世界でのドクター・ストレンジの役割。
物語は「始めからクライマックス」。
ドクター・ストレンジは魔法使いなのだが、如何せん「悩み大き半人前を自尊心で隠す」キャラ。
今回、新たに参加したキャラもいれば懐かしい再参加のキャラもいます。
MARVEL・サーガ(シリーズ)としては及第点。
見ていて他のヒーロー達とは一線を画す印象から抜け出せない。
まぁキャラを考えれば「前線でガンガン敵と戦う」と言うよりは「一歩後ろからの支援」が役割なのだが。。。
今作もドクター・ストレンジ自身にパンチ力が少ないので敵とまともに戦う事ができない。
「マルチ・バース」と言う禁断の『どこでもドア』的なモノを物語で出してしまったが為に「何でも有り」であり反作用の「何も出来なく」なってしまった印象。
※「大いなる力には大いなる代償が必要」
そして「教授」が。。。
今後は「MARVELの大風呂敷を拡げるだけ拡げて回収できない」と言う事にならなければ良いが。
広すぎて
ドラマはあまり抑えてないので、繋がりが良くわかんなかったり、わかりづらい描写があったりと、正直視聴者には不親切な作りだったな。
あと、ホラーよりなせいか、人死にすぎ。
…いや。マーベル世界ならもっと死んでるんだけど、死に方の問題かな。
内容的にはマルチバースで話しが広がり、視聴媒体的にもディズニーチャンネルなどでのドラマもあり、正直追いかけづらくなってきた。
出来は良いんだけどね。相変わらずアクションはかっこいいし。
まぁ、キャラクター的に難解になるのはしょうがないとしても、ドラマの流れはあまり引っ張ってほしく無いかな。
今回、イルミナティが個人的にツボでした。あっさり退場しすぎ。
折角プロフェッサーxとか出てきたのに。
ちょっと「おぉ!」と思ったけど…
まだまだ続くだろうし、今後の展開に(メディアも含め)期待かなぁ
キャラの扱い(ネタバレ有り)
まず初めに、今回の感想はガッツリのネタバレですので、未視聴の方は気を付けてください。
今回は
・ワンダの扱いは
・イルミナティの扱い
・
・ワンダの扱い
まず今作を見て感じたのは、「辛い」、、、。
ワンダの扱いはどうにかならんのかなと。確かに、ストレンジほど強力なキャラに対し、対抗できるのはワンダくらいで、悪役として持ってこざるを得ないのは分かります。でも、やっぱり、悲しすぎる。そして、今作のワンダの行動は、ワンダビジョンで一回やったことと同じなんじゃねーかなと。ビジョンを失った喪失感から作り出した「ヘックス」で、ウエストビューの住民に危害を加えてしまい、反省して、解放し立ち去った。今作はビリーとトミーの2人を亡くした喪失感に耐えられなくなりよって、ダークホールドに手を出し、周りを考えられなくなり、責任をとって、全てを自分の手で終わらす。同じことをやってるとしか思えない。
一度、失敗したことを繰り返すほど、ワンダはバカなキャラではないと信じていた身としては、なんだかなーって感じです。そして、死なんでくれ!!ワンダの心境を思うと贅沢な望みではあるのですが、自分の犯した罪に対して、耐えきれなくなって、あの行動に出たと解釈はしてるのですが、そこで踏みとどまって、次は人々のために生きようという道に進んでほしかったと望んでしまいました。
見終わった感想は「辛い!」です。
・イルミナティの扱い
イルミナティの登場は予告で明らかになっていました。しかしどうやろう、キャラの強さを理解できていない人は、なんやこのかませ犬程度にしか映らないのではないでしょうか。そう、キャラを知ってる側からしても、知らない側からしても、もう少し扱いはなんとかならんのかねってこと。知ってる身からすると、あまりにも早くやられすぎている。確かに、キャラを知ってる人からすると、「こんなに強い奴らでも、ワンダには敵わないのか」と思わせることはできるかもしれないが、それにしても、かませ犬感がすごい。知らない人からすると、弱いキャラがなんか死んだくらいにしか映らないのが、もったいなく感じる。
・まとめ
全体を通して言いたいことは、「ワンダビジョン」を始め、過去作を見ていないと、キツイこと。過去作を見ていないと、キャラたちに深みが全くないように感じてしまう。コアなMCUファンはいいかもしれないが、新規のファンを取り込む気がなくなったのかと思ってしまう。MCUの今後の課題は、大きくなりすぎたシリーズをどう進めるのかだと考えます。
ここまで結構辛口になってしまいましたが、ちゃんと楽しめてます笑。ジェットコースターのようなスピード感で進む内容に対し、ついていくのがやっとな感じではありましたが、考える隙を与えないのは得策かもしれませんね。また、「サム・ライミ節」がかなり効いてましたね。ジャンプスケア描写が多く、ライミ感強いなぁーと思い、所々トビー版スパイダーマンを連想させるようなシーンも多くありました。ワンダをうまく、ホラーとして活かせていたと感じました。また、ストレンジ特有の魔術を活かした映像美は凄かったし、アクションもかなり見応えがありました!3DIMXで鑑賞したのですが、ハッキリ言って最高でした。
おかえり、サム・ライミ監督。あんたやっぱり天才だよ
個人的に大好きなキャラクターであるドクター・ストレンジの最新作。
本作で『死霊のはらわた』というホラー映画を製作し、スプラッターホラー映画というジャンルを世に送り出し、初代『スパイダーマン』の監督であるサム・ライミのマーベル映画への帰還作とも言える作品でもある。
●ストーリーとテイスト
本作はドクター・ストレンジの成長と言える作品だと思う。
ストーリー的にも難解な感じにも思えるが、実際のところは案外シンプルで、上映時間も抑えられていたので見やすかった。
そして、本作はMCUにおけるホラー映画でもあった。
『死霊のはらわた』を作ったサム・ライミ節がこれでもかと発揮された異色作。
ホラー苦手な人がヒーロー映画として見た場合、テイストの影響で見るのが辛い気がする。
かくいう自分もホラーは苦手だが楽しめたので、そこまでハードではないと思うが、こればかりは人によって耐性が違うのでそれなりに覚悟をしてほしい。
また、グロテスク描写が歴代MCU作品で最も残酷で過激。
「年齢制限は平気?」と思える描写も多かった。しかし、もし今後デッドプールなどがMCUに入ってくるなら、その足掛かりになったかと思えた。
お行儀良いデッドプールなんて絶対見たくないので、この挑戦は嬉しい。
●映像とアクションの凄さ
ドクター・ストレンジの多彩な魔術という武器をこれでもかと発揮し、奥行きや高低差、ダークさを活かしたアクションなども多く、映像での飽きは一切来ない。
ユニークなアクションも多く、映像技術と監督のアイディアが存分に発揮されて非常に見応えがある。
3Dで見れるならば、かなりオススメ。
●難点(★4の理由)
MCUは映画以外にも「ディズニー+」でドラマを展開しているが、一部の作品がガッツリ関わっているのが難点。作中で一応の配慮はあるので未鑑賞でも問題はない。だが、見ていた方が絶対に楽しめる構造になってしまっている。
また、ネタバレは控えるがキャラクターの扱いに不満を覚える人もいると思えた。
何にしても賛否は出るのは明白な作品。
●総評
サム・ライミ監督が新しい可能性を広げた作品。
圧巻の映像と刺激を楽しめる。そして、エンドゲーム以降のフェーズにおいて最も重要と思えるので、MCUファンは必見と言える。
ぜひ映画館で見てほしい作品だ。
不思議博士巻之弐/狂気的多層世界
主演のカンバーバッチと監督のサム・ライミが好きなんで期待してたけど、結果はイマイチでした。マーベルファンの人には悪いけど、やはりディズニー製作のマーベルは、商売本位過ぎて好きになれないです。前作は5年も前であんまり覚えてないし、いまさらアベンジャーズを引きずっている内容では、相当予習しとかないとお話しについていけません。マルチバースと言っても、『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』で既にやったネタだしあれほどビックリするような展開もありません。あちら側のアベンジャーズが登場するけど、全くの雑魚キャラ扱いの使い捨て状態でガッカリです。バトルシーンも、相変わらずかめはめ波とどこでもドアの繰り返しばかりで、もう少し工夫してほしいです。一方、ホラー的なタッチがあちこちにあったり、まさかの主人公のゾンビ化なんかは、サム・ライミらしくて面白かったです。カンバーバッチのドクター・ストレンジ役は見慣れてはきたけど、劇中マントを着ていない時のエレガントな雰囲気がいいですね。
莫大な情報量と目まぐるしい展開であっという間の2時間
本作は無限に可能性が存在するマルチバースが本格的に描かれています。内容はアベンジャーズシリーズの主要な作品、ドクターストレンジ、スパイダーマンノーウェイホーム、ワンダヴィジョンなど、MCUの複数の作品とリンクしていて、それらを見ていた方がより楽しめます。特にワンダが鍵を握る本作は、ワンダヴィジョンをあらかじめ見てからが良いと思います。
私はMCUのキャラの中でもワンダが特に好きなので、衝撃の展開でした。そして、今後ワンダはどうなってしまうのかがすごく気になります。
情報量が多く、一度見ただけでは理解できないほどいろんなものが詰め込まれていました。少しその情報量の多さに疲れてしまった部分もあるので、体力のある時に見ることをおすすめします。
とにかく、展開が目まぐるしく、あっという間の2時間でした。
全486件中、221~240件目を表示