映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ

劇場公開日:2021年11月5日

解説・あらすじ

サンエックス株式会社の人気キャラクター「すみっコぐらし」を映画化し、スマッシュヒットを記録した「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」に続く劇場アニメ第2弾。とある秋の日、キャンプへ出かけたすみっコたちは、空にいつもより大きく青く輝いている月を発見する。「5年に1度の青い大満月の夜、魔法使いたちがやって来て夢をかなえてくれる」という伝説の通り、すみっコたちの町に魔法使いの5人兄弟が出現。彼らはあちこちに魔法をかけ、町中をパーティ会場のように彩っていく。楽しい夜にも終わりが近づき魔法使いたちは月へと帰っていくが、たぴおかが魔法使いのすえっコ・ふぁいぶと間違えられて連れて行かれてしまう。前作に続き、井ノ原快彦と本上まなみがナレーションを担当。「夏目友人帳」シリーズの大森貴弘が監督を務め、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の吉田玲子が脚本を手がけた。

2021年製作/65分/G/日本
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2021年11月5日

スタッフ・声優・キャスト

監督
大森貴弘
原作
サンエックス
脚本
吉田玲子
美術監督
日野香諸里
主題歌
BUMP OF CHICKEN
ナレーション
井ノ原快彦
本上まなみ
アニメーション制作
ファンワークス
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(C)2021 日本すみっコぐらし協会映画部

映画レビュー

4.0 「夢」がテーマとなる本作では、「すみっコぐらし」ならではの、ほのぼのと温かい世界観は健在。

2021年11月5日
PCから投稿

前作では「とびだす絵本」で巻き起こる、すみっコたちの不思議な冒険を描いていましたが、本作では、「5年に1度の青い大満月の夜、魔法使いたちがやって来て夢をかなえてくれる」という伝説によって「魔法の世界」で巻き起こる、すみっコたちの模様を描いています。
映画なのに、声を出さないで、書き文字の「セリフ」でボソッと話す「すみっコ」たちの世界観はとても斬新で、本作では前作を見ていない人でも分かるように、それぞれのキャラクターの紹介も、さり気なくキチンとされています。
井ノ原快彦と本上まなみによるナレーションのタイミングも良く、なかなか他に例を見ない微妙な良いバランスを「映画 すみっコぐらし」では描けていると思います。
前作より作画も何気にクオリティーが上がっていて、ユルいながらもかなり細かく配慮された作画で構成されています。
主題歌の「BUMP OF CHICKEN」による「Small world」も「すみっコ」たちの世界観に合っていて良かったです。
癒されるような優しい世界。こういう「すきま映画」のような存在は、なかなか脚本も含めて制作が難しいものですが、これからも育っていってほしい作品です。

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細野真宏

5.0 年末にぴったりのステキなナイトパーティー

2025年12月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

癒される

カワイイ

 5人組の魔法使い、本作の脚本を担当した吉田玲子さんが仮で「わん、つー、すりー、ふぉー、ふぁいぶ」と名前をつけていたら、原作チームの皆さんが「これ、かわいいからこのままでいいんじゃない」と言って、そのままになりました(パンフレットより)。

 夜空の上にある魔法使いの世界、灯台や木がキラキラ輝いていて美しいです。

 すみっコたちの日常、秋のキャンプ、青い大満月の夜、みんなの夢、魔法使いたちの研究、タイムリミット、とかげのきっと複雑な家庭事情、星のプレゼント。そして雪が降ってくるエンディング。

 切なさと暖かさ、何故か懐かしいような、悲しいような嬉しいような不思議な感覚になりました。

 大画面で鑑賞して良かったと思いました。

 自宅鑑賞なので、家族とともに「いえいえ、いやいや、いえいえ、いやいや」などと声を出しながら楽しみました。

 最初から最後までが、あっという間に感じました。
 どうしてだろう?と思うシチュエーションもロマンです。
 優しさが溢れていて、心の傷が修復されていくように感じました。
 無駄なシーンが無くて纏まっていて良かったです。

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Don-chan

3.5 すみっコぐらしの映画見るならコレ

2025年10月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

ドキドキ

今までのすみっコ映画3作品の中で、最もコミカルでテーマが分かりやすく無理のないストーリー展開で一番好きです。

上映中、今までの作品の中で一番笑い声があったように思います。うちの子はねこ推しでオチ担が多かったため特に楽しめたようです。終盤もスリリングでドキドキ感があり見終わった後にスッキリしました。

テーマも「夢」で、みんなの「○○になりたい、○○したい」がきちんと描かれていて、普段のキャラからかけ離れていないところも良かったです。そしてすみっコたちが可愛いかった(*^^*) 全体的に明るい作品でした。

ナレーションの井ノ原さん&本上さんのすみっコの世界観に寄り添ったお声やBUMPの主題歌もとても癒されました。

いつも子供の付き添いで退屈してしまうのですが、本作だけは退屈せずに最後まで楽しめました。アマプラ配信開始後にもまた見たくなり合計3回見ました。

また次回もこの布陣で制作して欲しいなと思う作品でした◎

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シネマ猫

3.5 ☆☆☆★★★(やさぐれとんかつの姿に思わず★1つオマケ💧) ちょっ...

2024年3月19日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★★(やさぐれとんかつの姿に思わず★1つオマケ💧)

ちょっとだけの感想。

前作は〝 大人が泣けるアニメ 〟として映画フアンの間で評判になりました。
正直に言ってしまうと。前作には及ばないものの、充分に楽しめるファンタジーアニメの佳作と言ったところでしようか。

今回で描かれる、すみっコ達の話はズバリ《夢》

作品全体の7割くらいは〝 夢を持って生きよう 〟との内容。
そして残りの3割が、すみっコ達の《友情》と。とかげ君を通した《母親との親子愛》

「何でもかなう人には《夢》がない!」

《夢》を持たない人生はつまらない。
例え良い事がなく辛い日々を送っていても、《夢》を見る事で耐えていける。
悲しい事が連続で起こった後に、ほんの僅かばかりの嬉しい出来事でどれだけ救われる思いか。
その先にある最大の喜びが(夢》 を叶える事。
だから皆んな勇気を持って《夢》を語ろう…とゆう話だったのだろうと感じた。

脚本の吉田玲子氏は、アニメ好きの人には有名な人のようで。確かにアニメには疎い私でも、その作品歴の中で何本かを観ており。思い返してみると、「なるほど!」と頷けるだけの秀作だらけでした。

推しメンはやっぱりしっぽ君なんですが、今回はやさぐれたとんかつ君の姿がおススメ(´Д` )

元々が小さなお子さん向けに作られたアニメでもある訳で。それが前作では大人が夢中になって観てしまっただけに、観る前からハードルを上げてしまいかねないのですが。ほのぼのとした原点に立ち返って、お子様向けにしているのはある意味で正解なのではないでしょうか。

楽しいファンタジーアニメでした。

2021年11月5日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン1

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松井の天井直撃ホームラン