私は、クロード・モネ

劇場公開日:

私は、クロード・モネ

解説

美術史を変えた芸術家たちの人生にスポットをあてるドキュメンタリーシリーズ「アート・オン・スクリーン」の1作で、印象派を代表する画家クロード・モネを題材に描いた。モネが遺した2500通以上もの手紙やモネ本人の言葉を通し、世界中で最も愛される画家の知られざる一面に迫る。19〜20世紀初頭の画家たちに最も影響を与えたと言われる彼が活躍した時代の背景を、象徴的かつ繊細に描き出していく。

2017年製作/90分/G/イギリス
原題または英題:Exhibition on Screen: I, Claude Monet
配給:ライブ・ビューイング・ジャパン、カルチャヴィル
劇場公開日:2018年7月14日

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クロード・モネ「印象、日の出」,1892年

映画レビュー

3.5ヨーロッパを訪れたくなる

2018年8月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

彼の生涯を、作品と共に描くストーリー。モネ、印象派好きにはおススメの作品です。横美でやってるモネ展と合わせて楽しみたいですね。 ただ、構成が単調なので眠くなったかも。

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Earl

4.5映画ならではの見せ方の工夫が良い

2018年7月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

画家としてのモネの人生を、彼の手紙を読み上げるのみの一人称で展開します 少し冗長でいささか眠気も催しますので星半個差し引きました 映像は彼が赴いた各地に実際にカメラを置き、彼が作品を描いた実際の位置で構図と時間を合わせ、光、雲、大気の具合を、おそらく彼が見たその光景を撮影して見せてくれます そしてその彼の作品がオーバーラップして差し換わっていく演出は見事です あたかも、彼がキャンバスに写し取ろうとした実際の光景が乳化剤か何かを流し込まれてそのまま凝固して彼の絵画になったかのような効果をみせます そして同じ場所の同じ構図の連作になると、時間を追ってかわる陽の色具合の変化、靄の見え方の変化していく様を連作が連続してオーバーラップして行き時間の変化による印象の違いをどう彼が掴みとってキャンバスに描いてみせたかを視覚効果で明らかにしてくれます これは彼の作品の理解にとてもつながり、嬉しい仕掛けです モネの絵のファンでしたら、ぜひご覧下さい

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あき240