こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のレビュー・感想・評価
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結局英検2級は?
命がけで生きている人の事だから楽しい場面も素直には笑えませんでした。「出来ないことは他人に頼る」ハンディキャップの有る無しに関わらずこんなに勇気のある生き方はなかなか出来ない事だと思います。素晴らしいですよね。ストーリーとは関係ないのですが、エンドロールで「英検二級合格も、アメリカ渡航もかなわず、、」(少し違うかもしれません)と出ます。私は英検二級に合格したけれどもアメリカには行けなかったと受け取りましたが、友人は英検二級も出来ずアメリカにも行けずと読み取りました。本当はどうなのでしょうか?教えてください。気になっています。
ボランティア精神を学んだ
障害者に偏見を持ってないつもりだったが、自分はどこか他人事のように日常を過ごしていたのだと実感。この映画を観て改めてボランティア精神や、彼等の考え方に感涙。
エンターテイメントではないが、一人一人の登場人物に魅力がありリアルな演者の芝居も良かった。
ただ、若い方には伝わりにくい演出かもしれない。
邦画のお作法になっちゃってるのがね
予告編や宣伝見ても映画館で見なきゃ伝わらない!
大泉洋さんが主役なので、笑える映画かなと予告編を見て映画館に行って、実話で鹿野さんが筋ジストロフィーの患者で生き方を見習う人がいて、我儘に生きようとボランテアを募って家で生きることを決めた。それは画期的な事で鹿野さんとボランテアの相互理解が出来なければ成り立たない事です。(夜中にバナナ買ってこい)に付き合えるかどうか?鹿野さんの人となりを理解すれば、互いに支えている事が分かります。私事ですが、昨年100歳で亡くなった母を姉と2人で介護する事で必要とされ、行くことで喜ばれ得ることが多かったです。施設入所していたので家で介護する方よりは楽だったかもしれません。ボランテアの方も鹿野さんから得る物があったと思います。笑いと涙の映画でした。
もう大変です。
いい映画でした。
この作品こそが障害者を差別している。
評価:★★☆☆☆ 32点
作品の評価は高いので、私の性格が屈折していると思って読んで頂けると嬉しいです。
この作品の感想は、難病もの映画をユーモアに描き、毎日を明るく必死に生きていた鹿野さんを描いたエンターテイメント作品としては良い作品だと思いますが、実際の鹿野さんの生き様と脚本にかなり乖離があると感じ、全てを美談として、まとめようとしたことに違和感がありました。
原作、史実は本当に鹿野さん、ボランティアスタッフはこの通りだったのでしょうか? 凄く疑問です。というのは、劇中からでは鹿野さんの魅力が全く描けていないため、なぜ彼の周りに人が集まるのか、無償で時間を使って、ボランティア活動をしているのかわからなかったからです。
また作品の中で鹿野さんの発言は終始、矛盾があったと思います。
本人は対等というが、ボランティアスタッフを奴隷のように指示し、家族の世話になりたくないといったにも関わらず、終盤で私の家族だと発言したりなど、脚本でもう少し彼の良い部分をクローズアップするべきだと思います。
鹿野さんの魅力は障害者だからといって、「我慢しない、遠慮しない、出来ないことは出来ないという」ことだと勝手に解釈しました。自分の身の周りのお世話をするボランティアの人達と対等に会話をし、時にはぶつかり、喧嘩をし、時には励まし合い、そこから真の友情や恋愛が生まれて、本当に意味の対等な関係を築いたのではないかと。
しかし、この作品は鹿野さんの横暴なわがままに高畑充希が冒頭で「何様だ?」と言及するだけで、後はまるで彼の信者のようにボランティアスタッフが従い「障害者だから、誰も文句を言えない」という構図をこの作品が作りあげてしまっているように感じてしまいました。もう少し受け入れられないスタッフや喧嘩などを作中に描きエンタメ要素だけではない、リアルなどを描いても良かったと思います。
面白くなる要素はあったのに、とてももったいない作品だと思いました。これを鑑賞するなら、同じ障害者をテーマにした『博士と彼女のセオリー』『ワンダー 君は太陽』『最強のふたり』『世界一キライなあなたに』の鑑賞に時間を使った方が良いと個人的には思います。
キャスティングが渋い
主役は大泉洋以外にないよね。大泉洋がいたから成立したような企画だったもん。そしてヒロインに高畑充希。この二人が無茶苦茶うまいからね。もうそれで大体大丈夫。
そこにもってきて渡辺真起子。そして宇野祥平。韓英恵をそこまで重要な役でない看護士に使える豪華布陣。
筋ジストロフィー患者を扱う題材だからね。ちょっと下手すると単純に泣かせる話になっちゃうから、これだけ役者を揃えたんだと思う。制作に気合が入ってる。
それで脚本もうまいよね。ここは感情高ぶらせていくだろってところも抑えめにできてる。
デートシーンで高畑充希が逆ギレするシーンがあるんだけど、ここで「あ、高畑充希も大泉洋と似た性格なんだ。だからぶつかるけど理解もしあえるんだ」って解るの。この見せ方がうまい。
お母さん役の綾戸智恵も良かった。手を握るシーンは号泣必至。
あと古川琴音いいね。バイト先の友人役で出てくるんだけど、パーティーシーンで高畑充希と並ぶとね、高畑充希を食っちゃう。演技はそこまでうまくないと思うけど、存在感あるのね。
そんなこんなで安心して観ていられて、笑いも感動もあるから、いい映画だよ。
涙腺が緩む。
筋ジストロフィーの鹿野とそれを支えたボランティアの話。
病院の天井の穴を数えたまま死ぬのはゴメンだ。鹿野はそんな病院が家で自宅での療養を望む。
死にそうになっても人口呼吸器はつけないし、とにかく鹿野はわがまま。ただ障碍者だからってなにも出来ないという考えを捨てさせてくれる。
人に支えて、助けてもらう勇気も必要なのだ。
鹿野は筋ジストロフィーになりながらも英検やアメリカ行きを夢見て努力する。なにかをやるのに遅いことはないのだ。
最後の方のお涙頂戴の演出はいらなかったなと。
好きな人を落とすための嘘ならいくらだってついていい。それでも後ろめたかったら、それを現実にすればいい。(鹿野)
笑えて楽しめる!いい映画。
もう夜更けに近くて。
レイトショーにて。
ポップコーンセットでコーラとビールと。
平日だったので、一人かと思いきや、ちょこちょこちょこと。
探偵はバーにいるとか、北海道が舞台っぽくて。
まあ、日本映画としては、悪くなかったと思います。
打倒『ボヘミアン・ラプソディ』
障害者の言う「必死」は健常者の言う「必死」とはニュアンスが違うのかもしれないなぁ。
昨年観た『ブレス しあわせの呼吸』や『パーフェクト・レボリューション』を思い出してついつい比べてしまいましたが、共通してるのは、想像以上に生きることに前向きだということでした。
人の手を借りること。自立することの意義。最初はこの境界線が曖昧だと感じるものの、ボランティアしてる者の目線で見るとまた違う感情が湧いてくる。特に萩原聖人目線だと、鹿野、他のボラの気持ちが見えてきたように思える。
高畑充希の恋愛部分や学生だと嘘をついたところはオマケのように感じたけど、大泉洋が「打倒ボヘミアン・ラプソディ」と言ってたのはかなりいい比較!バンドは家族→ボラは家族に置き換えるとピタリ当てはまる…
笑いあり、感動あり、社会への訴えもあり!
大泉洋さんの演じる鹿野さんのキャラが笑えるんだけど、色々なことを乗り越えてきて、複雑な思いを抱えながら前向きに生きていく姿が素敵でした。人は平等ではないかもしれないけど、どんな人でも幸せを追い求める権利はあるなと、それを社会がどうサポートしていくか考えさせられた作品でした。
鹿野さんを支える皆さんも完璧な人たちではなく、それぞれが悩みを抱えながら共生していくのがとてもよかったです!
大泉洋 最高💕 でも普通です。
元気をもらえる映画
自立していくために必要なこととは何か
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