アナと雪の女王2のレビュー・感想・評価
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蛇足
前作アナ雪は面白ったし、完結した物語でした。
前作以下の曲と前作以下の演出、それにとって付けたような物語で冒険ものにシフトチェンジしているが「呼ばれたから行く」では動機付けも薄く、最近のディズニーにありがちな「強い女性像」を見せるためだけの舞台装置に成り下がったのが今回のアナ雪2でした。
「絵は非常に綺麗」
今年129本目。 1作目は255億で日本国内興行収入第3位。 11位が155億で「崖の上のポニョ」何ですが、非常に覚え易いので11位までを暗記するのをお薦めします。 自分の中では155億を超えると超大作の位置付けで、今年「天気の子」が近づいています。抜けるかな。 作品のテーマは近年の作品に見られる「自然との共生」だと思います。 自然に触れる、朝の散歩を日課にしたいと思います。 日本語版のED曲を歌う中元みずきさんはディズニーのオーディションを受かって抜擢されて、19歳流石の歌声でした。これだけでも見た価値ありました。
最後まで席を立たないことをおすすめします。
第一作目より、こっちの方が良かったと思います。 字幕で観たのですが、歌も良かったし、物語もわかりやすかった。 そりゃ、ヒットするよね。という感じ。 吹き替えは、子供を誘って行ってみるかなと。
神話とおとぎ話の前作から、神話と冒険物語へ
6歳の娘と吹替版を鑑賞。
娘には難しい内容だった。最後もどうしてそうなったのか理解出来ていなかった。しかし、愛らしいオラフや、新キャラブルーニ(火の精霊)のお陰で「楽しかった‼️」とのこと。なら良かったよ。
一方保護者は大変楽しめた。子を持つ親の世代には、ジーンとするシーンが要所要所につまっていて涙を誘う。
前作の分かりやすい万人受けする「おとぎ話プラスα」とはテイストがかなり違う。公式パンフレットを読むと、続編を作るにあたり、前作の姉妹の心理を心理学者やトラウマの専門家と追求したり(自分たちで作ったのに?)、北欧の神話やおとぎ話をさらに掘り下げたりと、矛盾や違和感を無くすために、新ストーリーにかなり非ファンタジックな観点からアプローチした様子。そのせいか、ファンタジーでありながら、論理的過ぎる部分があり、ディズニーのミュージカル映画がそこまでする必要があったかどうか…と思ってしまう。果たして観客がこれを求めていたかな…と。エルサだけ魔法が使えてあら不思議〜でも綺麗ね〜で良かったわけだ。そこに理由はなくても誰も疑問に思わなかったし、みんなその不思議な魔法をファンタジーとして何なく受け入れたのだが、今作はその理由付けが超現実的アプローチでメインストーリーとなっている。
それで少し、ストーリーが一人歩きしている感は否めない。前作の、子供でも分かる今までにない新しいプリンセス物語とは違い、今回は少し複雑。エルサの魔法の謎解きがメイン。コミカルな要素は、とりあえず入れとかないと!と取ってつけたかのよう。閑話休題的な立ち位置。
オラフの何気ないウンチクすらも伏線となっていて、冒険アクション要素が高く、エルサの魔法も、華やかというよりは不気味な美しさが際立つ。テーマが「秋」だけあり、全体的にダークな色使い、暗闇や夜の描写が多い。紅葉の森は大変美しいが、霧に包まれ一度入れば二度と出られないと言われる閉ざされた森に入ってしまったのに、(エルサ)「この森、とっても綺麗だわ」は、普通の心臓の持ち主にはなかなか言えない台詞かと。さすが雪の女王。故郷というか、自分のルーツに戻って来たような感覚だったのだろうか。
精霊たちとの闘いで、エルサは経験値を得てどんどん強くなる。水の妖精ノックを突破できたのは、ノックが互角に闘うエルサの力を認め、尊敬を勝ち取ったからだという(公式パンフレットより)。この水の馬を手に入れたエルサはまさに無敵。ダム崩壊から王国を救うために馬に乗って走るエルサはロードオブザリングのピンチに駆けつけたガンダルフさながらな神々しさ。
今回も、エルサはエルサで、アナはアナで問題に立ち向かう。ところがメインキャラの一人であるクリストフは残念ながら蚊帳の外。そうこうしていると、アナのそばに終始ひっつきもっつきのオラフにピンチが訪れる。そしてアナにも大ピンチ!さぁ、どうする?!となっても「クリストフ…!」と名前を呼んでもらえることもなくクリストフはメインストーリーから完全につまはじき。彼は今回、呼ばれてもないのに困った時に突然現れて「お待たせ!」…いや、完全に忘れられてたよ、キミ。結局都合よく現れて現場までのアシになるだけの男だった…。それなのに、アナはプロポーズされて、「うん、いいよ!」
ハッピーだけど、アナにとってクリストフって何だろうと、いい大人には疑問がわいてしまう…。そういえば前作の時も、真実の愛とか何とかで、ハンスにキスをしてもらうのを「早く早く」と急かしていた割に、あっという間にクリストフに鞍替えしていたのを思い出す…。アナちゃんよ、あなたはいつも軽快過ぎるね…。少しは姉を見習おうか。
矛盾のないように綿密に下調べや計算しつくしただけあり、あぁそうだったのねとしっくりとくる内容。ただ、閉ざされた森の中で普通にそのまま人が閉じ込められながらも何十年も生活していたという設定は少し違和感。それなら時が止まっていたとかの方が良かったような…とは思う。
あとは、into the unknown 。英語版を聴くと、ミュージカル風、それを無理矢理日本語訳で歌う。サビは耳に残るが、台詞のような部分は耳に残らず、前作程のわかりやすいメロディラインでは無いためこの曲が大ヒットとはいかないだろう。歌唱力は圧倒的にイディナにあり、彼女を気持ちよく歌わせるために書いたような曲。でも松さんもなかなかで、聴いていてとても気持ち良かった。そのほかで耳に残る曲が皆無だったのが残念。ミュージカル映画にあるまじき…。クリストフのPV風のシーンはお遊びで入れた80年代の有名アーティストたちのオマージュだそう。私の世代には懐かしく面白かったが、果たして若い世代にあの笑いが理解出来るかは不明…。
ラストについては、それでよかったのか?と考えさせられる。前作でありのままの自分をようやく受け入れたエルサ。自信を持ち、周りにも受け入れられた。頑固な引きこもりからついに卒業、オシャレにも目覚め、寝る前は家族でジェスチャーゲームを楽しむ呑気な生活を送れるまでに社会復帰。ところが今作では心のままに、全く別の新たな自分の生きる道を選択する。それが真のハッピーエンドなのか、見終わった後に考えさせられる余韻が残る。この余韻を心地よいと感じるか、違和感と感じるかは人それぞれ。好みの分かれるところだろう。
そして、それでもジェスチャーゲームはするんだね、というツッコミは、みんな入れたと思う。
大人が頑張って考えた。迷ったらどうすべきかと
2を作れって言われて、きっと考えたんだよね。 おそらく沢山の子供達が一回は見るだろう、その時に単なる娯楽作品で良いものか?と。 ちゃんと大人なスタッフで、何を伝えるべきかを一生懸命考えて…山火事とか自然災害とかテロで不況で、なにかと不安な世界で、たった一つだけためになるメッセージを映画に託そう! とね。 その心意気が感じとれて泣けました。 最近のピクサーディズニーの説教くささ、 嫌う人もいるかもだけど、正直助かってます。 妄信する気はないけれど、みんなもそんな風に考えてるんだって思えるから。
子供は怖がります
多くのお子様が来場されていました。内容は1に比べて重く暗く、攻撃的です。オラフも精霊たちにメチャクチャにイジメられます。小さなお子様は泣いたり、帰りたいと口々に言っておりました。小さなお子様を連れて行かれる方はお子様の性格を良く考えてお連れになってください。アラフォーの私は1がとても好きで初日に見に行きました。エルサを呼ぶ声があるのですが大人の私でも怖くて不快でした。それが何度も何度もあります。ネタバレを避けますが、今回の映画は魔法バトルです。アクション性が高いです。その点はとても楽しかったです。しかし歌が1を超えられないので評価は下がります。歌を楽しみに行っているのに、どれも暗くて気持ちが上がりませんでした。
物語が良いだけに・・・
もし、予告を観て、アナが剣を振り下ろすシーンに壮大な冒険ファンタジーを、クリストフとスヴェンが沢山の同胞(トナカイ)を引き連れて荒野を疾走するシーンに大きな危機的状況打開をイメージした人は、肩すかしを食らいます。特筆すべきシーンではありませんでした。 物語のベースが、深く良いものだけに、時間が足りなかったな・・・というのが本映画を最後まで観て感じた正直な印象でした。(恋愛関連はもう少し短くても良かった・・・) 特に終盤は急ぎ足に感じました。 個人的には、長編で観てみたかったです。 精霊との出会いやエルサとアナの成長に関する細かい描写、物語の肝となる謎解きに至るまでの流れをもう少しじっくり味わいたかったです。
子供にはやや難しいかな…
字幕で鑑賞。 月日が流れて、姉妹は素敵なレディになり、 前作より凛とした姿が多かったように感じました。 途中、話についていけないところは正直ありました。 ん??と感じるところもありました。 お恥ずかしながらここのレビューを拝見して補完しているのも否めません。 それでもやっぱり素晴らしかったと思うのは 映像美や音楽も含め、総合的に満足できたからだと思うのです。 女性は物語に感情移入しやすい生き物で、 深く入り込めれば込めるほど、その作品を絶賛するでしょう。 私も2人姉妹です。 我が家はエルサアナような美しい姉妹愛はありませんが、それでも自分に置き換えてアレコレと考えてしまうのは映画の力なのかな。と思うのです。
凄いよかったけど謎もある
凄い内容は良く、思わず沢山泣いてしいました。
しかし、両親がなくなってしまった理由がいまいちわかりません。
というのも、お母さんが、助お父さんのことをけたて、エルサが産まれ、精霊だとすると、なぜ、両親は海に流されて死んでしまったのか、波にさらわれてなくならなくてもすんだのではないのか、すごい謎です。
映画中に話してたら理解ができてなくてすいません。
わかる方がいらっしゃったら、教えて欲しいです😭😭
想像力よ、自由であれ!!!
こうだったらもっと面白かった、納得いかない、説得力がない…………云々、ほんとにどうでもよくなるくらいの芸術力の高さ。 例えば、1つの緻密なドールハウスの中に、家具から何まで全てが夢のような空間。見てるだけで「芸術って本当に素晴らしい」。この映画はその言葉に尽きると思う。 自分の頭の中や想像したものを形にできる力を持っている、ディズニーは羨ましくて憧れです。ついに氷を手綱に変えてしまった……ほんとうにすごい。発想がすばらしいです。 とはいいつつ、映画として名乗るならシナリオやストーリーはきっても切り離せないものです。でもシナリオ悪くなかったと思うけどな〜。もっと「なんでやねん」って言うような設定ゴリ押しでくるかと思ってたらそんなこともなかった。 予告見た時に「エルサの身体能力の高さヤバい人間じゃないわ」って思ってたらほんとに人間じゃなかった色々な意味で。 1で特に意味もなく設定されてたのかな、って思ってたものが次々と息を吹き返す感じは非常に良くて。 アナがオラフを抱きしめているところは、なんというか……!やられた!って思った。あの2人が行動を共にするのはいいですね。 ここには結構重要な意味があって、お姉ちゃんの作り出した雪だるまは、姉妹にとって大切なもの。その雪だるまから愛を教えてもらうのは、1でも2でも変わらなくって素敵です。 あ、クリストフのところは息を殺して爆笑させて頂きました。あそこだけベクトルが違うんだよなぁ笑 これ許せるか許せないかでディズニー好きか嫌いかが大きく別れるような気もする。 エルサはどうして魔法がつかえるの??? に対する答。それはエルサが見つけたらそれでいいんじゃないでしょうか。ディズニーは昔から、「あとはお前らの想像力で補えや」と言わんばかりの作品ばっかりじゃないか、何を今更。どんな感想を持っても正解だと思う。 今回はキラーチューンな楽曲がなかったですね。 でも森の民があの、オープニングの曲歌った瞬間はぐっときました。 ここから先はレビューとは全く関係なくただの私の日記ですが。 今日、ディズニーアニメーション背景美術集を買いました。序文の中のある言葉、「全てがゼロから綿密に創作されるのです」はなんだか頭に残ります。 ディズニーのアーティストが散りばめた想像力のかけらがたくさん。映画の中で誰かに気づかれずとも息づいている。それを1つ1つ見つける度に、また作品を深く理解できるのかもしれない。
話が難しい【ネタバレ】
率直に言って、起承転結がイマイチで前作超えはできなかったなぁと。
唐突なシーンというか話の流れ的に????ってシーンが多かったように思う。
説明が足りないというか。
むりくり歌につなげてるんだけど、その割に印象に残った曲が少ないなぁ。
でなんだかこの感じデシャヴだなって思ったらFF15と同じパターン。
トレーラーとかではすごく意味深なシーンと煽っておいて実際の映画のシーンでは大して大事でもないシーンという。
今年はディズニー映画ラッシュでしたが、アラジンが最もよく、次にマレフィセント2。
アナ雪はその次位だったかなぁ、せいぜい。
さすが、お松さま
本当に松たか子の歌声って何度聴いても鳥肌が…。 イディナメンゼルの歌声だって素晴らしいのに、やっぱりわたしは松たか子の方がエルサの魂を感じるというか。 エルサの美しさと魔法には本当にうっとり…もし現実でエルサを目の前にしたら言葉を失うほど美しさに見惚れる自信がありますね。 そしてアナの強さと明るさに魅了され、とてつもなく愛おしいオラフにクリストフとスヴェンのデュエット…(笑) 神秘的な音楽、映像、魅力的なキャラクターたちと、強い愛、絆。 王道でありながら飽きさせない、さすがはディズニー。 余談ですが2020年の干支は“ね”。ミッキーの年ですね。
平凡
先祖の悪行で孫が苦しんでいたという非情の物語。事実を知らない両親は姉妹の幼いころにエルサの魔法の謎を解きに冒険をするも失敗。母親の怨霊(死んでから真実を知ったようだ)がエルサを苦しめる非道。よくぐれなかったなエルサは(笑)アナはすべてのことが結果オーライでハッピーエンド。映像は綺麗だったので及第点だな。主題歌は正直言って観客の受けが悪いようだ。前作同様のヒットは望めないな。
ちょっといまいち
ちょっと設定を細かくし過ぎたかな、という感じですね。もっとシンプルにしてキャラクターの感情とか関係性に焦点を当てた方が良かったのでは無いかな。
何故エルサにだけ魔法が使えるのか?という問いかけの答えが描かれる訳ですが、この理由が分かっても別に納得感は無かったです。
精霊と暮らす種族と争いになって、精霊が怒って森を封印してしまうんですが、その精霊と暮らす種族とアレンデールの王子の間に生まれた、2人の子供が、それぞれの力を引き継いで、2つの国の架け橋になる、とかなんとか。
魔法っていうフィクションを後から作ったフィクションで説明しても、ああそうなんだ、くらいにしか感じ無いのではないかと思います。
映画では過去の過ちを知るために、精霊の森をさまよう事になるんですけど、怒った精霊がエルサを受け入れた理由も良く分からないんだよなぁ。予定調和のためだけにしか思えない。
死んだ母親の意思が導いたとしても、それと精霊は無関係では無いのかな。
過去を知る方法も、水には記憶がある、みたいな設定で魔法を使って次々と謎が明るみに出るんだけど、このくらいの過去なら、魔法無しで明らかになるくらいの事は出来たんじゃ無いかなぁ。
なんだか取ってつけた感がありすぎてしらけてしまいました。
そもそも最初に精霊と暮らす種族への贈り物が、ダムって時点で違和感ありまくりです。
もちろん結果、罠のためのダムだったんだけど、それはそうでしょう、隠す気あったの?くらい違和感があるので、実は祖父が騙し討ちをしてたって言われても、そうでしょうね、としか感じません。
最後は精霊として森に残った姉と、国に帰って王位を継いだ妹が、離れてても仲良く暮らすみたいに終わりますけど、せっかく前回でありのままの自分をさらけ出してそれを受け入れて貰って、みんな仲良く暮らすみたいになったのに、それを否定しちゃう様な終わり方はどうなのかな?
どっちかというと、魔法は祖父の行いの呪いで、最後に過ちを正して魔法の力は失い、みんな仲良くアレンデールで暮らしましたとかの方が良かったのでは無いかと思います。
あ、でもそれじゃ魔法を使えるありのままの自分を受け入れる前作と相入れないか。
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