劇場公開日 2018年6月30日

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パンク侍、斬られて候のレビュー・感想・評価

全208件中、61~80件目を表示

1.0クドカンファンが絶賛してるだけなので

2018年7月19日
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騙されないで下さいね。
クドカン作品は最初の勢いはありますがクライマックスへの盛り上がりが薄く、オチはテキトーで雑というのがセオリーです。前作も前前作もそうでした。
そして今作もその例に漏れません。

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sy@nΦn

2.0おもしかった

2018年7月17日
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いや、面白かったけど進んでいけば行くほど意味不明っていうか理解が追いつかない?何でそうなった?ってところがいくつかあるww
あ、でもしっかり現代のことを取り入れてるのは良かった思う!!

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レン

5.0町田康が斬られた時点で物語も斬られて候

2018年7月16日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

原作者が序盤で斬られているのにお気づきだろうか?
詳しくは言えないが、開始一分で斬られるキャラがいる。
それを原作者の町田康が演じている。
クレジットを見たときに一つの仮説が、細長く薄い着想を寄せ集め、トントンカンカンと建築された。
原作者は言わば物語の指揮者である。映画の最高権力者が石井監督だとしても、ストーリーを産み落としたの町田康である。
そんな町田が死んだ。
指揮棒を持つ暇すらなく壇上から去ったのである。
さすれば、他の登壇者は独り歩きし、物語は崩壊する。

特にアナーキーだったのがラストである。ある人物がラストを締め括る役割を果たすのだが、それは古典で何度も使い古された展開だった。前衛文学を思わせる芸術形式破壊に古典文学の結末は相容れない。筋を通しても全容が崩れる。
いや、そもそもこれが現実だ。ショーペンハウアーにはあまり詳しくないが、彼はこの世界を個人の意志がひしめく世界だと考えた。個々の意志が上座を目指して椅子取りゲームをする理不尽な世界だ。メロドラマ、青春、ハードボイルドと個人の脳内は一つのイメージにずっぽり浸り、そのフィルター越しに混沌の海を水中観察と来たもんだ。
本来はジャンルが要り組むポリフォニー(多くの意識と声で奏でる)の世界であるが、自分の人生を語るときはどうにもモノローグ(自分の意識と声で語る)世界でしか語れない。
私は私の声しか知らないからだ。

この映画を気に入らないあなたは悪くない。
転じて言えば、気に入った私は悪者である
それも多くのクリエイターにメディアの既成概念を破壊してほしい大悪党である。
私は私を規定する象徴界を破壊できないけれども、フィクションの世界ではできるのだ!と感動した。
若者語訳すると「言葉とか喋れねえサルになれば完璧なジョーシキ破りワンチャンいけっしょ。それメディアでやっちゃってまじやばリスペクト」だ。

破綻による物語の限界を知りたければ、その反面教師である本作を観るべきであろう。

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本の虫のロラン・バフチン

2.5個人的には1勝1敗1分け

2018年7月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

原作未読。
原作に忠実らしいので基本は原作をベースに、前半はクドカンテイスト、後半は石井岳龍テイストを押し出した印象を受けた。
正直、「五条霊戦記//GOJOE」の頃から石井岳龍(聰亙)監督の映像のセンスがまあ肌に合わない。当時ガキなりに自分で借りた映画は必ず最後まで見るというスタンスでいたつもりが、あれだけは映像が合わなさすぎて完遂することができなかった。それ以降石井岳龍作品は数本見ているがあの時ほどのアレルギー反応でないにしろ、映像への違和感は拭えないまま。
で、本作。宮藤官九郎のポップな脚本とこの辺りの演者陣ならば石井岳龍作品への苦手意識を克服できるかもしれないという淡い期待と不安を両方抱いていたため、珍しく多少予習していった。やたらめったら種類のあるスポット予告(最近のメジャー邦画の流行り?)、映画サイトのネタバレなしレビュー、あとは日経新聞の作品評も後押しに。
これが良くなかったのか、予告映像の情報が多かったためかあまり作風に見合う驚きを受け取れなかった。ネタバレを踏んだつもりはなかったが、自己責任といえ残念。
前半は時代劇テイストにじわじわ入り込むクドカン台詞とキャラ造形がなかなか笑える。
中でもゆとり感溢るる染谷将太、食えない狸オヤジだが小物ならぬ中物くらいの味つけが上手い豊川悦司、あとは初めて知る役者だが若葉竜也の白痴ぶりは堂に入っていた。東出昌大の使い方はこれが模範解答かもしれない。
後半は「石井岳龍の映像」がこれでもかと展開される訳ですが……平成も終わる頃合いにこの質感のCGというのは、もうそもそも石井岳龍がこの手のチープな質感のCGが大好きなのか、邦画でもだいぶ進化しているCGチームとの人脈がないのか、どちらだろう。何となく両方のような気がしてならない。
少ないが殺陣というかアクションはギャグだけでなく結構きちんとやっているっぽいが、スピード感はあるがいまいち何をやっているかカメラが捉えきれてないので、アクションの撮り方か演出の問題か。
綾野剛は主人公だが割と中途半端な立ち位置のキャラクターで、かなりギリギリ綱渡りで乗り切って何とか成立させていた印象。
北川景子はTV女優の印象が強かったが、ラストシーンではなかなかの表情を見せてくれる。ただ出来ればあの一瞬の表情のテンションをあのシーン通じて維持してもらいたかった。いずれにせよもっといろんな映画に出ていろんな監督に接するべき女優だと思った。
総評としては、宮藤官九郎脚本と演者、町田康の世界観に触れられたことで1勝1分け、石井岳龍の映像への苦手意識を結局克服できなかった点で自分の中で1敗。
町田康はイかれてるのかもしれんが何本か見るたび石井岳龍自体は「正気の頭」でイかれたものを作ろうとしているように感じるので、そこが昔から鼻白んでしまうのかもしれない。昭和の時代ならいざ知らず、現代日本で継続的に実写映画の監督の仕事ができている人間にほんとにイかれてる奴はいない。創作する上で否応なくイかれてしまうタイプの人間は、同じクリエイティブ系でも実写映画の監督ではなく違う職業をしている。イかれてしまうっていうのは、創作するにあたって自分の人格が危機に瀕するくらいトリップしちゃうって意味だが実写映画の場合、監督がこうなったら作品は完成しないので。
余談。本作にも関わっているスタッフが話すのを聴客として聞く機会に恵まれたが、客が少数なのをいいことに邦画界についてぶっちゃけまくりで笑った。最近の邦画の漫画原作の多さは映画人も映画ファンもそれぞれ意見があるだろうが、それにしても自身が関わる作品を客前であそこまで直截にこき下ろすとは驚いた。一瞬ここは仲間内の飲み屋かと。本作については自身で満足いく仕事が出来なかったような話もしていたが、クリエイティブ業の映画人の持つジレンマや悩みも、案外会社員のそれと本質的には大差ないのかもしれない。
つまり、日本の実写映画は真面目な才能が集まって作っている。ここに狂わざるを得ない天才はいない。だからこそ邦画は「クソ真面目な職人性」すなわち「細部への病的なこだわり」をもっと映像に活かすべきと思うが、何にせよ全体をみながら細部にこだわり作品をまとめ上げ、人と金と客を動員する映画というのは特殊な表現形態だからなあ。完成する段階まで人と金を任せられる監督という職業は今の時代、強権的なカリスマ性よりも人間的魅力が求められる。
そんな訳で、原作者が昼間っから焼酎浴びて時代劇の再放送を見ながら酔いに任せて書いたらしい小説を、実写映画という形で実現する試みが既に地獄の食い合わせだと思うのだが、別の監督、あるいは別の表現形態だったらどうだったかという気はする。原作ファンの感想も「忠実で面白かった」というのと「もっと弾けたものを期待してた」とで二極化してるようなのでそのうち原作を読む。

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ぷらさか

0.5石井岳龍 × 宮藤官九郎 × 綾野剛 × 町田康

2018年7月15日
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酷評レビューになります。

ガッカリ( ´ . _ . ` )
豪華キャストなだけに余計にガッカリ。
それ以外に言葉が思いつかない。
もう原作読むだけの方がよくね?
映画化する必要なくね?と思ってしまう。
終盤になるにつれガッカリ度は増すばかり。

ドラマじゃねーんだぞ、これ。
一回観るのに金払ってる映画ですよ、映画。

豪華な役者さん達は皆さんとても素晴らしい演技をされていましたが、素人ながらに脚本と演出がクソだなと…
映画を観ながら冷静に演技だけを見るのは映画の世界に入り込めていない証拠ですね。
映画を見てクソだと思ったのは本当に久しぶりでした。

クドカン嫌いじゃないけど今回は脚本が恐ろしく良くない。文字やナレーションが多様し過ぎてる演出もなんだかなぁ…製作陣が自我を出しすぎるとこうなるの?という感じ。

エンドロールで当てつけのように流れたベタベタな sex pistolsのAnarchy in the U.K.も、もはや『は?』

タイトルにパンクの記述はあるが劇中で特別パンク感が満載だった訳ではない。
まぁ解釈のしようでは、サブカルで独自に派生を遂げた小さな派閥とか、そういう意味ではパンクの表記は不適切ではないと思うが。んんー…

ファンの方々のコアな高評価レビューを読んでも全然挽回されなかった。
文章を読んで想像するなら面白い話な気はするけど‥
非常に残念です。

全然関係ないけど、パンクに因んで気合い入れてマーチンとか履いて行かなくて良かった(笑)

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m.ryden

4.0エンタメバンザイ!

2018年7月15日
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楽しい

難しい

石井岳龍監督が久しぶりにエンタメに帰ってきた。
町田康の原作を宮藤官九郎が脚本化。
なんとも不思議な味わいの映画になった。

冒頭、主人公の掛十之進(綾野剛)が物乞いのふり(?)をした男をいきなり斬り殺す。これはこういうテイストの映画なのか、と少し身構えたが、そんなに構えることもなかった。終盤の大乱闘もマイルドなものであった。

原作は読んでいないのでなんとも言えないが、終わりのほうはもうほとんどカオスである。前半から中盤は理路整然としたナレーションのおかげで物語が進んでいく。綾野剛や豊川悦司、染川将太、渋川清彦らの芝居を楽しんでいればよかった。

茶川半郎(浅野忠信)が登場してから混沌へ舵を切った。
宮藤官九郎はあそこまでカオスにするだろうか。
となると、石井岳龍のセンスということになるのか。

ここのところの豊川悦司は素晴らしい。「ラプラスの魔女」(三池崇史監督)といい本作といい、振り切り具合が半端ではない。プラス「半分、青い。」(北川悦吏子脚本)で見せる繊細な芝居も健在。これからのトヨエツは目が離せない。
永瀬正敏は、あんなに口跡が良かったのか。

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mg599

4.0痛快

2018年7月15日
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れもんすらいす

3.0何これ?

2018年7月14日
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単純

寝られる

パンク侍って、タイトルからして、微妙な時代劇であることは覚悟していたし、現代語満載のセリフも違和感はあったものの、これはこれで許せたけど、あざとさを感じて、心底笑うことができなかった。
そもそも、パンク侍って、何なん?(笑)
最後は、タイトルどおり…。
微妙な内容でした。

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kawauso

4.0アホすぎて最高。

2018年7月14日
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笑える

アホすぎて最高。

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あいちゃん

無理…💧

2018年7月14日
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30分持たずに映画館を逃げ出してしまいました…💦
なので点数つけられません…💧

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やたべ

4.0奇想天外、支離滅裂

2018年7月14日
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期待を裏切らない展開で、終始集中して見てました。豪華な役者陣が盛り上げてくれたような、面白さ

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daikokumai

2.0長く感じた2時間…

2018年7月13日
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Hiroshi

3.0☆☆☆★★★ 簡単に ここは1つ、この映画のナレーションや登場人物...

2018年7月13日
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☆☆☆★★★

簡単に

ここは1つ、この映画のナレーションや登場人物達の台詞の様に申す。

…つ〜かさ〜!俺、石井岳龍って昔から苦手なんだわ〜!
思った通りに評判の悪さしか聞こえてこず、「観ないで正解!」とは思いつつ。「観ないで決め付けるのはダメな奴!」と思うのも、けだし真っ当!
しかし、ここ数日の暑さにやられたんだわ!観よう…とは思っても、仕事帰りに真夏の夜に映画館へ行く気力がな〜!
…と、ここまで書き込んで余りにもバカっぽいので止める(優柔不断)
そして本日は涼しい1日。
記録的な豪雨に見舞われた日本列島。
被害に遭われた人には申し訳ない気持ちを多少は抱きつつ劇場へ。

いやいや流石にこれは攻め過ぎだろ〜(-_-)
…とは思いつつも、予想外に楽しんでしまったのだった(^^;;
原作は未読なので、クドカンの脚本がどれ位原作に寄り添っているのか?は不明。
個人的な予想としては。台詞回しの多くを見るにつけ、かなり原作から逸脱していそうな予感はビンビン臭って来る。

一見すると滅茶滅茶な内容だが、嘘をホントと丸め込む話は。案外と現実の政治状況を表しているとも言えるのかも知れない。
そして驚いたのは、滅茶滅茶の極みな宗教的な側面。
ニュースにて知ってはいたが。今日は、あのオウム真理教の死刑囚7人に死刑執行が成された日。
まさかのタイミングに頭がクラクラしてしまった(・Д・)

かなり楽しんで観てはいたものの、流石にカリカチュアライズが過ぎる場面も多く。ところどころで分からない箇所も有り。クライマックスで猿が鎧を脱ぎ捨てた時に、こちらも一瞬だけお手上げになりかけた程でした。

数多いくせ者俳優達は、いずれも良い仕事振り。
中でも染谷将太の、壊れる前までの演技は素晴らしかった。
美術スタッフの仕事振りは、「よくぞここまで!」と、思わせ。「石井岳龍羨ましいぞ!」と嫉妬を覚えるくらいに素晴らしい。

2018年7月6日 TOHOシネマズ上野/スクリーン1

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松井の天井直撃ホームラン

4.5町田康の世界観

2018年7月13日
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パンクな作家の作品をパンクな監督とパンクな脚本家がパンクに仕上げた作品。期待通りです。
わちゃわちゃしてる中に、相当シニカルなメッセージを込めてるあたり、町田康の世界観をそのまま再現してるあたりさすが。石井岳龍もクドカンも原作リスペクトしてるのがよくわかる。原作、読みおわってなくていうのもなんだけど。
この映画を見て町田康の作品を好きになる人がいればいいなと思います。

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zrock

3.0思った以上

2018年7月13日
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鑑賞方法:映画館

思った以上にはちゃめちゃぶりが楽しい。

なんでもアリが、醍醐味ですね。

時代劇という枠ではないですね。

頭からにして受け入れられるかどうかでしょうね。

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Nobito

1.0期待してたのに…

2018年7月12日
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途中で寝ちゃいました。
むずかしすぎる…

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じゅん

4.0このレヴューを参考にしないでください

2018年7月12日
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想像以上に原作に忠実で驚いた。
傑作とは全く思わないけど、やはり後半の展開には感動せざるを得ない。
ナニが?と言われると答えられないが、感動してわなないてしまったのは事実なので仕方ない。
一番ネックの「ろん」を北川景子にするというミスキャストや、エンドロールであの曲の後にどうでもいいタイアップならぬタイダウンな曲が流れてくる等、どう考えても浅野忠信の怪演だけではカバーできない欠点が目立つが、これだけ感動してしてしまうのは、おそらく原作が素晴らしいのと私が原作のファンだからだと思う。

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KNZN_bot

5.0原作といい勝負

2018年7月12日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

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さばみそ

5.0予想より真っ当な映画だった

2018年7月11日
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鑑賞方法:映画館

知的

簡単に言ってしまえば、バカバカしい教義を持つ新興宗教が暴走する話。偶然とはいえ麻原彰晃の死刑が執行された日に見ることになり、感慨深かった。
乗る電車が一本違っていたら、地下鉄サリン事件に巻き込まれていた、という友人がいた。別の友人は「大学の必修科目の宗教の時間に、先生がオウムの話ばかりする」と嘆いていた。後輩たちはふざけて、オウム真理教の信者がする踊りを踊っていた。
あの時期、信者に限らず多くの人がオウムに熱狂していた。
バカバカしい教義を持つ新興宗教の暴走、は私にとって全くバカバカしい話ではない。それは現実にあったことだ。原作者や監督がオウムを意識したかは分からない。そういう現象はオウムに限らずしょっちゅう起きることだから、何がモデルかはどうでも良い。
バカバカしいほど残酷な現実から目をそらすために、人はいつでもバカバカしい何かに熱狂することを求めているのかもしれない。
言葉、特にナレーションが過剰な映画で、それが不思議と心地よい。下手なやり方だと「言葉じゃなく映像で説明して!」と思っちゃうところだけど「ああ、この言葉は全部必要だ」と感じられた。
私は「パンク」を「虐げられた者たちによる攻撃的表現」ととらえている(正しい定義かは分からない)その意味では、白痴の超能力者であるオサムが最もパンキッシュであるような気がした。彼の異常な怯えや愚かさには説得力があり、一番強く感情移入した。
二年前、天下無敵のムービースターであるところの綾野剛に恋をし、作品を色々見ているうちに、私は映画やテレビドラマに飽きてしまった。「盛り上がりの型」のようなものを感じ「もうそれお腹いっぱい」という気分になってしまったのだ。「パンク侍、斬られて候」はそういう型を利用しつつ、程よく壊してもいて、楽しく見ることが出来た。
こういう作品に出てくれてありがとう、という気持ち。

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柳屋文芸堂

4.0風刺の効いた素晴らしい作品

2018年7月10日
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あのアクションシーンを吹き替え無しだったなんて流石です。綾野剛さんの役者魂に惚れ惚れします。国家や宗教、人の在り方、心の拠り所、出世、友情、天と地等々、風刺の効いた素晴らしい作品でした。綾野剛さん始め全ての役者さんの熱演が最高で、衣装も音楽もシーンも胸に残っています。久し振りに原作が読みたいと思う作品でした。他の観客も笑い声を上げながら観ていました。罪の無い者を自分勝手に傷つけた奴は、最後にしっぺ返しされることに繋がることも悲しいけど拍手でした。ナレーションで分かりやすかったし、登場人物と猿達の顛末も、象徴していることを考察して、深い作品だなと思いました。中味をキチンと観ずに眠ってしまった人に、評価する権利は無いと思います。

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ヒミコ