ワンダーウーマン 1984

劇場公開日:

ワンダーウーマン 1984

解説

DCコミックスが生んだ女性ヒーロー、ワンダーウーマンの誕生と活躍を描き、全世界で大ヒットを記録したアクションエンタテインメント「ワンダーウーマン」の続編。スミソニアン博物館で働く考古学者のダイアナには、幼い頃から厳しい戦闘訓練を受け、ヒーロー界最強とも言われるスーパーパワーを秘めた戦士ワンダーウーマンという、もうひとつの顔があった。1984年、人々の欲望をかなえると声高にうたう実業家マックスの巨大な陰謀と、正体不明の敵チーターの出現により、最強といわれるワンダーウーマンが絶体絶命の危機に陥る。前作でもメガホンをとったパティ・ジェンキンス監督のもと、主人公ダイアナ=ワンダーウーマンを演じるガル・ギャドットが続投し、前作でダイアナと惹かれあった、クリス・パイン演じるスティーブも再び登場する。

2020年製作/151分/G/アメリカ
原題または英題:Wonder Woman 1984
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2020年12月18日

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(C)2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

映画レビュー

2.5ハイヒール対決

2023年5月15日
スマートフォンから投稿

ヒロインが素敵に見えて、元気を貰えそうと思い鑑賞。。。なんだか色々惜しい、、。 せっかくカッコイイのに主題歌やBGMをもっと印象的なのにすれば良かったのになぁ。 あと、ワンダーウーマンの衣装…。 せっかく強く、優しく、美しく、素敵なのに…。 途中少し眠くなってしまったので、長くてももっと目が覚めるようなアップテンポな展開を見せてくれたら良かったと思った。 それでも最後まで観れたのは同性に嫉妬されるほど魅力あるヒロイン。 履きこなしてるヒールはやっぱり似合ってる。

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ホビット

4.084年に投影された2020年という現在地

2020年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

その冒頭、熱狂する競技場を見ながら、今年がオリンピック年であることを痛いほど思い出したが、本作にはもうひとつ、大統領選を見据えた時代性が盛り込まれているように思える。人々は願いを叶えてもらう代わりに代償を払う。そうやってディールを結ぶ。マックスウェルがTVの有名人である点も含めて、84年には2020年がありありと透けて見えてくるかのようだ。また、本作はヒロインにこの時代の空気を掛け合わせることで、前作とはガラリと違った化学反応を巻き起こす。おそらく中盤のロマコメ展開は見る人によって反応も千差万別となろう。だが個人的には、それをカバーして余りある終盤の発狂していく世界と、それに立ち向かうワンダーウーマンの勇姿に胸打たれた。ラストで発せられる言葉は、作り手がこの時代に生きる人々に伝えたかったメッセージに違いない。世界が最も必要とする時に駆けつけたこのヒーローを私は評価したいし、決して忘れない。

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牛津厚信

4.0間違ったことをしでかす人たちのお話

2020年12月30日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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村山章

3.5期待に応える続編は、2020という年を結果的に代弁している

2020年12月24日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

少女時代のダイアナがセミッシラで開催される競技大会で真実の重要性を思い知らされた後、舞台はドラスティックに転換して1984年のショッピングモールへ。そこで展開するもろ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をコピーしたようなアクションを堪能した観客は、ワシントンD.Cのスミソニアン研究所で人類学者として働く成長したダイアナが、それに触ると夢が叶うとされる"ドリームストーン"(レイダーズの聖櫃ですね)を巡る攻防に巻き込まれていく過程を目撃することに。第一次大戦下でナチスと対決した前作とは違って、本作は欲望の実現と、それに対して支払わなければならない代償の大きさがテーマ。それは、"ドリームストーン"を手に入れようとするヴィランを介して表現される。そして、ダイアナ自身も、また、ダイアナへの憧れが高じてパワフルなクリーチャーに変身してしまう同僚も、同じく欲望に屈した仲間である。そんな風に、色々考えさせられることが多い続編だが、ガル・ガドットの圧倒的な眼力と、泥臭さがある種の牽引力を生むパティ・ジェンキンスの演出力は健在だ。スティーヴを演じるクリス・パインのイノセントぶりも一層板に付いている。「WW1984」はハリウッドメジャー大作に飢えた映画ファンの期待を裏切らない続編ではあるが、唯一、公開が半年伸びたことが玉に瑕。ヴィランのキャラ設定と欲望の果ての姿が、去りゆく(当初の夏公開だとイケイケの)アメリカのリーダーを否が応でも彷彿とさせるからだ。まあ、それも含めて、また、ワーナーの驚くべき映画公開&配信システムも含めて、2020年という未曾有の年を結果的に代弁しているとも言えるのだが。

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清藤秀人