blank13

劇場公開日:

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解説

俳優の斎藤工が「齊藤工」名義でメガホンを取った長編監督デビュー作。放送作家のはしもとこうじの実話を基にした家族の物語が描かれる。13年前に突然失踪した父親の消息が判明した。しかし、がんを患った父の余命はわずか3カ月。父と家族たちの溝は埋まることなく、3カ月後にこの世を去ってしまう。葬儀に参列した人びとが語る家族の知らなかった父親のエピソードの数々によって、父と家族の13年間の空白が埋まっていく。父親が失踪した主人公を高橋一生、主人公の彼女役を松岡茉優、失踪した父親役をリリー・フランキー、母親役を神野三鈴がそれぞれ演じ、斎藤も主人公の兄役で出演。

2017年製作/70分/G/日本
配給:クロックワークス
劇場公開日:2018年2月3日

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(C)2017「blank13」製作委員会

映画レビュー

3.0リリーがお父さんならプレッシャーゼロ

2024年8月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

2024年8月12日
映画 #blank13 (2017年)鑑賞

ギャンブルで多額の借金を作って失踪した父が13年ぶりに見つかるが余命3ヶ月で母も兄も見舞いに行かない

父の葬儀には数少ない友人が参列し、遺された家族の前で、故人との思い出を語っていくのだが

友情出演が豪華だな

出演者全員友人かもね

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とし

4.5葬儀

2024年1月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

別れた父親の葬儀の話。葬式の場面が面白くもあり、心に響く。演技もとてもイイ。

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karasu

4.0人間の価値ってなんだろうな

2023年12月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

どうしても斎藤工監督作、というところに印象を引っ張られてしまうのは仕方ない。
正直に告白すると、「斎藤工監督」「高橋一生主演」という看板だからこそ観た、みたいな部分は確かにある。いや、大いにある。
イケメン好きでスミマセン。

斎藤工がかなりの映画好きなこともあり、しかもかなりのマニアック・芸術指向なこともあり、悦に入った芸術風映画かもしれない、という覚悟があった。
色眼鏡全開でスミマセン。

結論から言うと、とても良い映画だった。
なんだか「イケメン監督とイケメン俳優」に惹かれて恥ずかしい気持ちすらした。
俗っぽいヤツでスミマセン。

でも、結果として多くの人に観てもらおうと思ったら、「斎藤工長編初監督作」というアオリは正しいし、「高橋一生、松岡茉優、リリー・フランキー出演」という宣伝も正しい。
せっかく良い映画を作っても、観る人がいなければ埋もれていくだけだ。

肝心の内容だが、映画の前半は父親失踪という苦労を背負った家族の今と、次男・幸治の回想でしっとり進んでいく。とある家族の光景は、説明的なセリフは排除され、映像だけが彼らの心情を推し量る鍵だ。
心境を吐露するようなセリフは、長男・芳幸しか口にしない。
芳幸のセリフだけが、物語を補強する。いわば隠れたナレーション。

淡々と家族を映す前半から、ガラリと空気が変わるのは弔問客の挨拶から。
一見して癖の強そうな彼らの、なんとも脱力感溢れる挨拶(?)に「何なんだコレは」と思わずにはいられない。
何でこんな茶番に付き合わされてるんだ?と思うようなアクの強さが、父親不在の13年を鬱積と切り離してしまう。
それまでの思いがリセットさせられるような、豪快なしょーもなさ。でも、確かに親父はそういうしょーもない人間で、しょーもないなりにも変な優しさのようなものはあった。

出ていく長男と、作文のような挨拶をする次男は、心持ちとしては同じ、なのだと思う。

死んでしまえば、体は焼かれて煙が空へと昇り、消えていく。そうなるのは誰も彼も同じだ。
悲しんでくれる人が少なくても、しょーもなくても、混じりっけなしに死を悼んでくれるなら、煙は高く昇るんじゃないだろうか?

監督こだわりの俳優陣は、この映画を作り上げるためになくてはならない人選だった。
母親役の神野三鈴は、特に素晴らしかったと思う。

斎藤工にはまた映画を撮ってもらいたい。出来ればもう少し娯楽性のある作品で。でも、本人がアート系の作品好きそうだし、次もきっとこんな感じの作品なんだろうな。

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つとみ

3.0葬式に出ない妻の気持ち

2023年7月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
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Bluetom2020