ブレードランナー 2049のレビュー・感想・評価
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一度観てからブレードランナー観賞、その後二回目見ました
観賞に耐えなかったのは誕生間もない女性レプリカントのお腹をウォレスが斬った場面です。
当に子宮が主題であることを意識して観ていたので、見るに耐えない精神的痛みを感じました。
最後、Kが死んだ!?時に、その切なさに涙しました。
ライアンゴズリング、こういう役多いですね。ちょっと憂いのある可愛い顔なのででしょうか。
Kのとてもピュアな面を、顔の表情でそこはかとなく表現していて素晴らしかったです。
突然変異でKの子供出来ちゃってるんじゃないかな〜!?とか妄想しました。 あり得ないでしょうか?あり得てほしい。彼が、アナの記憶を持っていたのは偶然じゃない、全ては必然。次回作期待してます。
前作を観てから二回目見ると折り紙のこと、繋がりました。 そしてピアノも。そして作品の深みも増しました。
去年公開映画で間違いなく1番です。。
2時間約40分 あっという間でした。
テーマが良いですよ。流石、ハリソン・フォード氏がベタ褒めした脚本だけありますよ。
人間より人間らしい。
お前は奇跡を見ていない。
あなたは望まれてこの世に生まれてきたのよ。
それは製造番号だろ?。名前を聞いているんだ。
台詞、名言ですよ。すべて映画のテーマに繋がる言葉。
そしてハリソン・フォード氏のセリフ。
ライアン・ゴズリングに
『これで良いのか?、君に何が残る?』
みたいなセリフがありましたよね?。ちょっと言葉が違うかも知れませんが。
このセリフからの『娘に会いに行け。』
ライアン・ゴズリング 映画最後のセリフ。
Kが我が道を信じ突き進む、突っ走る姿に愛を感じたら正解です(笑)。
何のために???。
それは、そこに愛があるから、目の前に愛が見えたからですよ(笑)。
自分が何のためにこの世に生まれて来たのか?
その部分に気がついたから……………。
というより自分で自分のこれから先の生き方、自分の進むべき方向、そして最後、寿命が尽きるとき、自分がどう思って死んでいったら本望か?。
悟ったんですねKは、決めたんですよ、自分で。
その部分に、人間コピーも本物の人間も関係ない。
もうこれ以上ネタバレしたくないですね(笑)。
このテーマ+、ブレラン要素が加わってもう……………
これも自分で、鑑賞した人が答えを見つけた方が良いです(笑)。
素晴らしい、楽しくて、愛があって泣けて。
SFはもちろんですけど、ロードムービー、人間あまり登場しませんが人間ドラマ、哲学的要素、とにかく映画好きには溜まらない、正に観る遊園地。見所満載で、これを名画と呼ばずしてなんと呼びますか?(笑)。
良い映画です(笑)。俺はこの映画大好きですね。
コアなファン向け
世界観とかテーマもしっかりしているんだけど、前作からの熱狂的なファン向けというか・・・
劇場はコンパクトに2時間くらいにまとめて、セルでディレクターズカッット版をリリースすれば良いかなぁ〜と・・・
面白い。少しつっこみたくなるところあったけど、よく作り込まれてたし...
面白い。少しつっこみたくなるところあったけど、よく作り込まれてたし、ライアン安定のかっこよさだし。
映画全体のイメージもあったのかもだけど、音響もうちょっと考えた方がよかったかも。間延びする。
ラストこそなんともいえなかったけど、作品全体の評価は悪くない。
観る価値はあると思うけれど
一人のマイミクさんが良かったと言って、一人のマイミクさんが寝てしまったと言ったので借りるか迷いましたが、高評価を付けている人が多かったから借りました。感想は、そんなに面白くありませんでした☆。まあ観る価値はあると思いますが。
雰囲気は残しつつ、全く違う物語
前作の雰囲気はしっかりと残していて、ファンならきっと満足できる。
ストーリーは前作のような単純な愛の物語ではなく、運命に翻弄されるひとりのレプリカントの生き様を描いているので、分かりにくいと言えばそうかもしれない。
大満足でした
期待以上かと思いました。
リドリースコット氏は今作では
他の作品で忙しくて監督ではありませんが
数十年前の前作の監督でしたから
今作でもちゃんと企画と内容には
関わっているようです。
ブレードランナーはとにかくその映像と
世界観が素晴らしいわけで
映像的には前作で評価の高かった
デザイナーのシド・ミード氏も
再び関わっているということで
良かったです。
何と言っても前作のあの人ももちろん
重要な役でサプライズ出演していますからね。
展開も意外で楽しめました。
期待以上のこだわりのある演出には満足です。
結末も満足でした。
もうないのかもしれませんが
このような世界観の作品や
出来ればまたこの続編が見たいですね。
今度はまたリドリースコット監督で。
この世界観が好きなら良し!
前作映画がとっても好きって訳じゃないがリドリー・スコットが好きなので前作は観てたし本作も気になってた。前作のあの頃にあの映像は当時斬新で独特な世界観も好きだった。今思うとこれ以降の自分の映画観に大きく影響していたとも感じる。
さて本作の話だが、本作も前作の世界観を踏襲しており、この『独特』な『面白味』を感じないとなかなかな映画かと。理解し難いし、どこか盛り上がるシーンがある訳でもないし。私は『面白味』 を感じないと耐えれなかったと思う。
私が思う世界観の『面白味』とは、全編通じた重苦しい色調、静かさ、間であり、そして映像美である。これは監督が長年積み重ね、磨き上げられてきたモノであり真骨頂とも言えるだろう。
つまり本作は本シリーズを愛してやまないファンのために作られた映画かと。これは前に最新作が公開されたエイリアンシリーズにも通ずるところがある気がするのは私だけだろうか。
映像はスゴイけど…
映像は確かにスゴイと思う。
ただ観念的な話を長尺で見せられるのは閉口した。エンターティメントとして見るには肩がこる。
テーマも人造人間の権利とか、昔ながらのものだから現代的な切り口が見えなかった。
実はこのノリで甲殻機動隊をやった方がいいと思った。
日本映画じゃ作れない映像はいいね。 是非、ビデオで見るには4Kテレ...
日本映画じゃ作れない映像はいいね。
是非、ビデオで見るには4Kテレビ&Blu-rayで。
前作のヒロインのレイチェルと捜査官デッカードとの間に出来た子供を探す作品。
ストーリーを映像化出来ていないのが残念
前作の大ファンなので辛口評価です。
前作をオンタイムで劇場で観ています。
続編が作られたということで、映画館では見る機会がなく、Blu-rayを購入してやっと観ました。
一見初めは前作の世界を引き継いでいるかのように感じましたが、全く前作の良さを引き継いでいなかったのでちょっと残念でした。
大筋のストーリーは良かったし、音楽も良かった。
このストーリーを映像化出来ていないと感じます。
前作は酸性雨が降る都市に大勢の人が住み、娯楽と情報が混沌としている世界、タイレル社という大企業の要塞がそびえ立ち、貧富の差が激しく厳しい世界観で行き着くとこまで来ている未来を描いているところにリアリティを感じた。
今作は、簡単に言ってしまえばTVスペシャルのために作られたんじゃないかという世界観の描き方が雑でとてもチープで、前作をなぞっただけで変わり映えなく、街に人は出てくるが個性がなくそこに息づいているように感じない。世界観を描いていないので世の中が全く把握できないし、タイレル社を買収したウォレスだったかいう人も凄くちっちゃな男で全く魅力を感じないから脅威とも思えない。主人公も、従順なレプリだからか描き方が中途半端に見えて、気持ちは分かるが、前作のロイのようなレプリなんだけど人間のように生きたいという感情が今一つぱっとしない。
レプリの感情を検査する質問等々、発想が平凡で全く面白くない。
Kの部屋、警察署、農場の部屋、海、すべてにセンスを感じない。
農夫の部屋は前作でカットされた冒頭の脚本の映像化だと分かったが、それも平凡な演出でがっかり。
最後にデッカード、はっきり言って凄く勿体無い。せっかく35年経って再び登場するのにレイチェルへの想いが全く生きていない演出で伝らない。
主人公がデッカードではないので焦点はそこでないのは分かるが、登場させるからにはもっと迫った感情をもっと観たかった。
途中からこれ未来のお話?現代劇じゃないの?と勘違いするような中途半端な世界観で前作の未来のように見えない。
レプリカントってオリオン座とかで作業して過酷な状況下で労働していたのに、溺死するのとかいろいろハテナなところがあったりして、凄くチープで陳腐で勿体無いなぁという感想です。
役者もほぼ全員下手で演技が丸わかりで魅力がない。
デザインもコスチュームや建物などもキャラクターや世界に合っていない。
この監督のこだわりが何一つ感じませんでした。
撮影もアカデミー賞受賞ということで期待したが芸術性は全く感じなかった。
唯一良かったのは、荒廃したラスベガスに初めて入っていくところは、これだよ!と思ったが、そこ以外は何も感じなかった。ドキュメントを見るとこのラスベガスはシド・ミードがデザインしたということで納得!
両腕をつけられたミロのヴィーナス
懇切丁寧に説明をしすぎて、観客の想像の余地がない。まるで両腕をつけられたミロのヴィーナスのよう・・・(-_-)。だから、当然上映時間も長くなる。映像は芸術的、プロモーションビデオのよう。でも、一作目のように時を経て何度も観たいとは思わない。名作の続編だっただけに、期待していたが、残念。
映画館で見たかった…
ブレードランナー ファイナルカットを先日鑑賞したため、すぐに本作も鑑賞。ドゥニ・ビルヌーブ監督はやはり期待を裏切らなかった。
ストーリーは主人公である警官の新型レプリカントが旧型のレプリカントを抹殺するという任務を遂行中に前作で登場したレイチェルの遺骨を発見し…というもの。
まず、本作の特筆すべき点は音響と撮影である。重低音がメカニカルな街並みから響き渡るようで圧倒され、アングルや明暗にこだわったカメラワークは圧巻である。前作から引き継いだ世界観にプラスして、より現代的な問題を呈示しながら更にディープに描いており、本当に心奪われる。
主人公を演じたライアン・ゴズリングはニヒルなレプリカントを演じ、自分で自身のことがわからず苦しむ様子を上手く表現していた。
主人公Kが一体何者なのか(二択)について、展開が読めず終盤まで目が離せない。結局、デッカードはレプリカントなのかについては触れられておらず謎のままだが、デッカードの登場はやはり前作のファンにとっては嬉しいものであろう。
前作よりも更に我々現代人に寄り添う普遍的な問題をドゥニ・ビルヌーブ監督は呈示してきたように思える。ファンを裏切ることなき、壮大なスケールでより興味深く描いた本作は紛れもなく傑作である。
オトナのピノキオのお話
前作のブレードランナーも何回もビデオで観ていたので、続編が出来ると聞いて期待に胸を膨らませて映画館で観ました。
レビューで「長い長い」と聞いていたので、開演前に念入りにトイレに行き、上映中は完全飲まず食わすで臨んで正解でした。
で、結論ですが私はとっても満足です👍
前作があまりにカルト的に人気の神作品という事でプレッシャーもある中、よくあれだけ世界観を継承出来ていたと感服しましたね。
前作が表現した都会的ディストピアの風景はその後、星の数程いろいろな映画でこれまでなぞられて来たので今回は観ている人の目も肥えた状態なのでハードルは高かったと思います。
前回は「人間モドキ」と差別されてきたレプリカント達の「俺らもうちょっとだけ生きたいだけなのよ」という切ない願いのお話でしたが、今回は「え⁈ボクってもしかして人間になれるのかな?」という淡い期待と心の混乱を描いたオトナのピノキオの様なお話で、物語としては個人的に好きです。ずっと「人間モドキ」と虐げられてきた身としては「作られたもの」と「産まれてきたもの」の差は天と地程も大きく、自分の存在そのものに疑問を持つのも無理はないなぁと切なくなりました。
この「自分って何?」「自分を自分として認識するのに必要な要素って何?」「それが愛って事?」はブレードランナーの原作作者であるフィリップ・K・ディックが彼の他の作品でもテーマにしてきた事でしたね。
この作品はいろいろ賛否があるようですが、個人的には好きです。ただ余りに優等生的に前作の世界観をなぞるのに注力していたので、もうちょいぶっ飛んだ新しい要素もあるとよかったなぁと贅沢なお願いもしてみたくなりましたとさ😙
自分だと思っていた…
そうかと思って観ていたが、そうでなくても驚かない内容。
尺も長いし、デッカードが出てくるまでがまた長い。
あの頃見たあの髪型に未来を感じたのに
今は感じない。
SF作品は旬が命と言うことなのか?
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