ブレードランナー 2049のレビュー・感想・評価
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あのアウターが欲しい
前作の記憶はおぼろげで、今作の前日譚に当たるショートムービーはアニメだけ観ての、今回の鑑賞。
前作のように、始終、しずかに物語が展開していくのには、前作への敬意を感じさせられた。SF要素を盛りに盛ったという世界観には、未来への畏怖や、人間の存在価値などを問われたように思えた。
メインの展開に関しては、やや俗っぽい、大衆向けな印象を受けた。
前作が最高だと思う人からしたら物足りないのかもしれないし、普通の映画ファンからしたら小難しく派手さがないので、やはり物足りなく感じるのかも。
賛否が分かれるのも、納得できる。
ただ、ひとつ、確かなことがある。
この映画を観ただれもが共感してくれるに違いない。
それは、
何を隠そう、
主人公の着ていたアウターが、かっこいいという点である。
4DX
で観る必要は全くない。
もちろんすばらしいのだけど、そりゃすばらしいと思っていたけど、テンポが合わず、退屈なのか?という気持ちにさせられた。
それにしても、2049年でも雨の日は傘かレインコート。。それ、なんか誰か考えてほしい。
近未来の描写、個人、また人類としての不安や疑問の追求
☆近未来がこうなっててもおかしくないよねと言う描写に元祖ブレードランナーのテイストを1.2掛けした感じは良かった。
☆移植された偽の記憶、亜人間への差別、自身も劣等感に苛まれ、救いを求める姿は人間そのもの。この映画の主題はこれ。
☆レプリカントに知能やら肉体やら果ては生殖まで実装し、お株を奪われた人類はもうイイトコ無し。人間原理までも剥ぎ取られ、落ちる所まで落ちている。今流行りのAIの追い上げも地味に辛い感じ。
☆近未来描写はサイコー。虫を喰らって、3d広告見て、壊れた世界で細々生きる。車は塵や埃で覆われた空をビュンビュン飛んで進む。デジタル彼女を助手席にご機嫌な感じ。
☆ハリソンさんに負けない存在感で主役を張ったライアンさんはいい俳優だな。脚本がアレだけど彼で持ってるとこも。
デジタル彼女のお姉さんはXX☆♯Σ(・□・〓¥♡。
見逃した沢山の映像とメッセージを確認するため、DVD出たら買って見直したい。
近未来SFの世界が現実に❔
前のオリジナルを見た時に未来って本当にこんな風になるのかなと思ってましたが今回の作品を見て、これ現実にあるじゃん!みたいな世界に現実がなってて、近未来映画が非現実ではなくなってきてるのは面白いなと感じた。
しかし、映画の世界も現実も技術の革新は凄いけど、肝心の人間自身に進歩が見られないのは残念。この作品でもヘイトスピーチも無くなってないし、暴力も無くなってない。人間がむしろ退化してしまっている。20世紀の人間でも未だに生きていけるのはそういう所があるからなのかもしれない。
リアル世界では老人が増え、労働力が失われつつあるのは既に現実としてある時限爆弾みたいな物だ。
その対策でレプリカントを造らないと回らない社会が来るかもしれない。
その前にやるべき事が人類にあるのでは?と私は思いました。
皆さんはどうお考えかな?
表現不可能、なかなかクールな作品😊
例のごとく淡々と展開されるクールな光景と音響の連続✨こういった人間の本質を問うようなレベルの高い作品は眠たくなりそうでありながらまったく目が離せない😆✨
何が本物かわからなくなって創造が迷宮の如く絡まったエッジなワールド✨
なぜか一休さんの和歌を思い出す。
闇の夜に 鳴く烏の声聞けば 産まれぬ先の
親ぞ恋しき✨❤️
創造の果てにたどり着いた創造物が求めてやまない回帰して行くべき先は、、人の心、感触、人のぬくもり、命、そして自然🍀✨
ネタバレになるのでこのくらいで😓
話は変わるがハリソンフォード老けたな(^_^;)
高校1年生の時に名画座の自由が丘推理劇場でアメリカングラフィティを観た。チキンレースで負けるカウボーイ野郎、それは端役として登場した若きハリソンだった。
それがスターウォーズで大スターにのしあがり✨
そして1982年?の初代ブレードランナー、、、その後もいろいろな作品で活躍し、、久しぶりに見たハリソンフォードはかなりお年寄りになっていたけど、、名演技は変わらず✨😊
2049年に存続している企業は?(笑)
オリジナルでは『強力わかもと』が有名でしたが、今作は『(製作の)SONY』『Coca-Cola』『(復活?)PAN AM』『Peugeot』が見て取れます。
オリジナル同様カルト臭プンプンですが、レプリカント(アンドロイド)って空気(肺呼吸)が必要なのか?
序章となるアニメ等の短編集をネットで観ていったが、続編に続くためかエンディングがしまっていない。
『ニューロマンサー』もビルヌーブ監督で!
完璧な世界観。
殺人マシーンと化した敵がキスするところなどリドリー・スコット版の細かなオマージュ。
前作で不評だったヒロインもアナ・デ・アルマスの愛らしさで挽回。
と、続編として満足の出来。
が、哲学的なテーマではなくアンドロイドたちの反乱になってしまったのが惜しまれるところ。
ギブスンの小説『モナ・リザ オーバードライブ』的なAIの3D投影は新しい表現だった。
別の監督で決まっているようだが、できるなら『ニューロマンサー』こそドゥニ・ビルヌーブ監督でお願いしたい。
88点
我思う、ゆえに我あり
2017/10/29
酸性雨の下の雑多でぎらついたディストピアという世界観を損なわずに、液晶モニターやモバイル電子機器、AIといった「ブレードランナー」以後の未来を取り入れてアップデート。ヴィルヌーヴ×ブレードランナーってことでかなり不安だったけど、以外にもちゃんと伏線を気持ちよく回収。持ち越した謎は前作からの「デッカードはレプリカントか否か」くらいか。
「我思う、ゆえに我あり」というテーマは前作からそのまま引き継ぎ、自我を持ちながらも、作られた存在であるがゆえに蔑視され虐げられ利用されるレプリカントたちの哀しさや怒りに焦点が当てられていてよかった。
「Her」にも通じるAIとの情愛。レプリカントとAIが愛を交わすために他のレプリカントを利用して交わるシーンの入り組んだ哀しみ。
正統な続編
30年前の興奮の続きを見れるとは思いもしませんでした。世界観はそのままで、機械類は全てアップデートされていました。ハリソンフォードも少しアクションがあり、本当に続きを観ている気分になれました。ラストシーンで少し苦くて少し希望がある感覚も再現されています。久しぶりに大人の映画を観た気がします。
ドゥニ版デッカードのその後
ソニーコロンビア。アメリカでは大コケしたらしいが、大衆が素直に楽しめる作品ではない。前作を見ていなければ、全く意味不明だろう。
前作を見たことがある人でも、しっかり復習しておかねばならない点はいろいろあるように思う。前作と本作をつなぐ短編がネットにあるらしいが、これらも多分必須なのではないか。
最低でも、基本の基本、「レプリカント」という概念を理解しておかねばならないのが一つ。あと、私はレイチェルについてあまり覚えてないので、前作を見返さなければと思う。そんなに魅力あったかなあ。
老齢のハリソン・フォードに無理をさせてアクションをやらせているのは、失笑してしまう。もっと短くするか、別の方法はなかったかと思う。
デッカードとレイチェルのその後について知りたいという欲求についての答えがここにある。そしてBR世界でレプリカントと人間がどういう展開を見せてゆくのかというテーマは、21世紀の現実のこれからの重要課題であるとは思う。人口知能の人権についてだ。そもそも「人工知能はヒトなのか」というテーマがあるが、私個人の考えでは、ヒトではない神様みたいなモノになってゆくんだろうなあとも思う。
ヒト型ロボット関連映画で言えば、スピルバーグのAI、ターミネーターシリーズ、エクスマキナ等々あるが、人工臓器や人工義肢、人工知能、先進国の倫理観、ラブドール等々の進化であと百年もたたぬうちにこの映画が現実化するかもしれない。
タルコフスキ?
「サクリファイス」のメイキングで、この燃え方じゃないんだーと嘆くタルコフスキを思い出した。
こういう作品をたまにはみたい!
オズの魔法使い、2001年のHAL、etc永遠のテーマですね。
早く人間になりたい!
これぞ映画
いやー凄い映画でしたー。
ワンシーン毎に手抜きがない。静止画で観ても圧倒される映像美。ストーリーもSFの王道である自分探し。謎が解かれた後もハードボイルドな味わいがキチンと残る。
ハリソンフォードも元気なうちに、この映画が出来て良かった!
なんだこれ
映画歴30年くらいになるが、ここまで酷い映画は初めて。
映画の後半で、ウォレス社がデッカードに、デッカードとレイチェルが恋に落ちるように入念に仕組んだ作戦だった、と説明するシーンがある。
恋に落ちた二人にまんまと逃げられ、その後20年以上も探し出せないなんて、説明するだけ自分達の能無しさをアピールするようなもんでしょうに。
「恋愛感情を持ち合わせていないレイチェルと、人間のデッカードが恋に落ちたら、生殖能力のないレイチェルでも子供ができる」って事がなんで分かるのよ。
奇跡なんでしょ!?なんで奇跡が起きる事が事前に分かるんの?作戦なわけないでしょ。
それに、逃げられたまま探し出せてないのに、子供(ハーフ)が存在してる事はなぜか分かっているウォレス社。
ブラックアウトで情報は削除されたにも関わらず、ハーフが存在している事には確信を持っているけど、ハーフどころか父親の居場所すら見つけ出せてないって。いやー、無理あるね。
動物園のパンダのように、強引にでも恋愛させて繁殖を試みるという作戦を取るなら、数撃ちゃ当たる戦法しかないでしょ。
例えば風俗店を経営し、風俗嬢は全てレプリカントで構成し、毎日人間の男性と性行為させて奇跡を期待するとか。実際、初代ブレードランナーでは、女レプリカントが夜のお店で働いてたのだから不自然ではない。もう少し納得感の持てるストーリーは考えられないものか。一蓮托生は最もない「作戦」だわ。
しかも自分たちでは探し出せないからという事で、ブレードランナー頼みという他力本願ぶり。そんなものを作戦とは言わんよ。
そんな頼りにされてる主人公だが、デッカードの居場所を探るべく、元同僚に話を聞くなどするが手がかりゼロ。が、停職処分となってる最中に理由もなくいきなりデッカードの居場所を見つけ出す。なんだあの砂漠の中をスキャンしてたらいきなり生体反応があるって言って現地に行ってみたらハリソン・フォードとご対面っていう意味不明な展開は。
一方で、主人公の上官がウォレス社からの刺客にあっさりと殺される。上官のオフィスで。例えるなら、警察庁長官が警察庁の中で、警備をすり抜けたト○タ社の刺客にナイフ1本で殺されるという感じ。
なぜ警察とト○タが殺し合いを?と思うかもしれないが、そもそも旧型レプリカントの回収って、要は粗悪な製品のリコールでしょうよ。製造メーカーが自主回収するべきもの。回収に危険が伴うなら警察組織との連携も考えられるが、両者が殺し合いをする必要がどこに?なのである。
厳密には旧型の回収ではなく、ハーフに対する考え方や利害の対立から殺し合いになっているのだが、それにしたってである。基本は協調体制を取るべき立場の両者のはずだが、その雰囲気は全くない。
初代ブレードランナーでは、タイレル社は自主的に回収はせず警察任せだったが、ブレードランナーに協調的ではあった。
なぜ敵対するのかが全く理解できない。仮にウォレス社が生殖能力のあるレプリカントを開発し販売したとしたら、いずれ公になる事であり、警察の「今は隠匿したい」という考えは分かるが、殺し合いするか、そんな事で?
上官が殺された理由は主人公の居場所を言わなかったから。殺された後で上官のPCから居場所はバレてしまうが。
いやその前に、主人公が幼い頃の思い出を頼りに廃棄工場みたいなところに行った時は、人工衛星のようなところから居場所を把握してたでしょ?空からミサイル打ってホームレスっぽい人たち殺しまくるって事までやっておいて、今さら場所が分からないから国家側の人間殺すって。。(罪もないホームレスをなぜあれだけ大量に殺害したのかも意味不明)
更に、苦労して居場所を割り出したら、たまたま本来の目的だったデッカード様も一緒にいましたというお土産つき。
それまでも主人公は、仕事そっちのけで自分の過去探しばっかりやってて上官から停職くらったってのに、停職した途端にマジメに活動し始め(厳密には停職中なので越権行為でしょうが)、何の苦労もなくデッカード様を見つけてしまう。
どこまで都合よく話が転がっていくんだ。
初代ブレードランナーではブレードランナーは人間という設定だったが、今回のブレードランナーはレプリカント。ゾンビを狩るのはゾンビという設定。
一見、合理的なように見えるが、ゾンビ取りがゾンビにならないような仕組みが築けていて初めて成立する話。
初代ブレードランナーでは、レプリカントは痛みも温度も感じていなかった。ところが2049年の世界では、痛みや恋愛感情を持っているレプリカントもいる(主人公だけ?)との設定。
それはそれでリアリティあるが、そんなタイプのレプリカントをブレードランナーに選んじゃダメでしょ。任務の途中でレプリカント側に寝返る可能性があるんだから。
恐らく、主人公自身がハーフであるって事を観客にも信じさせる為に、敢えて人間っぽい行動を取らせていたんだろうと推測するが、後半にネタバレしてからは、「だからブレードランナーの人選間違えてるだろ」となってしまう。もう少しストーリー練ろうとは思わなかったのか。
登場人物を整理すると、
ウォレス社:事業拡大の為にレプリカントに生殖機能を施したい。その為にハーフを手に入れたい。
レプリカント軍(解放軍?): デッカードの依頼でハーフを保護。一度も奪われていない。解放運動の為にハーフを利用したい。
警察組織:レプリカントに生殖機能がある事が世間に漏れないように、ハーフを含めて情報を全て隠滅したい。
となっている(私の理解では)。
なぜレプリカント軍が主人公にデッカードの暗殺を依頼するのか?
ハーフの存在が漏れる可能性を少しでも減らす為とか言ってたが、だったら最初から殺しとけよ。20年以上経って言われても、「なんで今さら」となる。
最終目的は解放運動のはずでしょ。そのキーパーソンというかプロパガンダ的な存在はずっと手の内にある。十分な軍事力も備えている。あとは行動を起こすだけなのでは?万が一、デッカードがウォレス社の手に渡っても、デッカードはハーフの居場所を知らないのだ。ハーフの居場所は漏れないのだから、とっとと解放運動すればいい。
もっと言うと、ハーフをどんなに祭り上げたところで、通常のレプリカントには実際に人間と交わって子供を産む能力はない訳で、ハーフの存在がたった一度の奇跡なのだとしたら、またウォレス社としても技術的に生殖能力を開発できないのだとしたら、ハーフの存在って希望でもなんでもないのでは?ハーフ作りのレシピでもあれば話は別だが。
もっともっと言うと、レプリカント軍とウォレス社の両者はハーフを是としてる立場だ。ウォレス社はその貴重なレシピを作ってくれようとしてるのだ。レプリカント軍からすれば、まさに希望の光ではないのか。
加えて言うなら、奴隷として扱ってるのはあくまでレプリカント購入者のはずだ。車でいうなら、購入した車を営業車に使おうがレジャーに使おうが、それは購入者次第である。メーカーは関係ない(奴隷を奨励するような宣伝をしてない限り。仮にそうであるなら、奴隷として扱いにくくなるハーフを量産するはずがない)。
奴隷としての立場が不満であるからといって、ハーフを量産してくれようとしている製造メーカーと敵対してどうするの?
あと、肝心要のレイチェルは死んでしまってるのだ。仮にハーフを探し出せたとして、ハーフを解剖なりする事で、生殖能力を持ったレプリカントを開発できるという前提で話が進んでいるが、その前に奇跡が起きると確証してたのだから、レイチェルとデッカードの体を徹底解剖すれば良かったのにとも思う。
またウォレス社はデッカードを20年前後探し求めてるが、デッカードがハーフの居場所を知ってる確証がどこにあるのか?(実際知らなかったし)。
そんな事より、目の前にいる主人公は純粋なレプリカントでありながら恋愛感情を持ってるのだ。生殖能力もないのに、恋愛感情あるってすごい技術力でしょ。普通は生殖能力が先だろうから。
あのレイチェルですら恋愛感情はなく、デッカードが必死に教えていったのに、主人公は既に持ってる。20年探し出せなかったデッカード、生きてる保証もないデッカードに固執するより、主人公にいろんな女性を交わらせる方が確度が高いのでは?
とか色々な事を考えてると、「漏れなく全員がズレた行動してるよな」、「というか脚本どこまでいい加減なんだよ」の感情ばかりで全く感情移入できなかった。
ラスボスかと思われたウォレス社のウォレスは、最後は全く登場せずに終了。
というより展開としては、デッカードが娘に会った以外、何も進展はない。
レプリカント軍はハーフを保護したまま。ウォレス社はデッカードを確保したが、最後に(かなり無理のある展開のさせ方で)逃げられてしまったので振り出しにもどっただけ。
3時間近く使って、誰のなんの問題も解決せずに終了。
いやー、ここまで納得できない事だらけの映画は初です。
今は人工知能、AIなどが日常のニュースになっている時代。技術的特異点とかのキーワードも普通に目にし、人間の職が奪われるのはいつか、AIとの戦争もありえるのか、などが話題になってる現代において、あれほど高い能力を持ち、恋愛感情すら自力で持つほどに進化したレプリカントが、ハーフという偶像にしがみ付かなければ奴隷からの解放も目指せないとは、なんてリアリティのない未来だろう。
奴隷でいる事に苦痛を感じるほどに人間に近い感情を持ち合わせているレプリカント。性奴隷や労働奴隷、惑星探索などに従事させられてるっぽいが、あれほど本物の人間と酷似していたら、若い人たちを中心に、人間・レプリカントの区別なく、人を奴隷扱いする思想が蔓延する社会になっているだろう。だから平気で警察組織とも殺し合うのか?けど、そんな未来何のリアリティもないわ。
少なくともそんな未来を描きたいなら、別の映画でやってほしかった。初代ブレードランナーは、純粋に「もっと生きたい」と思っているレプリカント達、敵ではあったが最後にはレプリカント達に一定の理解を示したり、女性レプリカントと恋に落ちて複雑な感情を抱くデッカード、最後のレプリカントが死んでいく時に、死ぬのは無念だが儚さゆえの命の素晴らしさを理解したかのような表情を浮かべる様など、感動に満ちた思慮深いストーリーが売りの映画だった(私にとっては。SFの技術力ももう一つの魅力だが)。
2049は、あまりにもSFの技術に重きを置きすぎて、ストーリーはデタラメでは言葉が足りないくらい酷いもの。
とにかく全員が意味不明な行動を取り、無駄に命を奪った挙句に(次のシリーズに繋げたいのか知らないが)何の進展もなく生煮えで終わる。
まあ100%次作は観ないが、よくも大金掛けてこんな映画作れたな。
ブレードランナーのブランドを傷つけた罪は大きい。
静かで、愛を考えさせられるSF
愛の物語でした。
そんなことより、アナ・デ・アルマスが可愛すぎて、そこにしか目がいかなかった為、序盤、中盤のストーリーが入ってこなかった…。また観に行かねば、今度は吹き替えで
映像が凄い!
前作を観ないで行きました!
未来映像が凄いです!あと30年ほどであんな世界になるとは思えないけど、レプリカントも出来上がるとは思えないけど、未来というのは、なんか冷たくて寒い印象なのねーという感じ。人間が人間生を失って、レプリカントがより人間らしくなる世の中...人間は何をしたいんでしょうかね。
人工知能ものは悲しい話が多いですね。。
新しい世界は来るのかなぁー
めちゃくちゃ長い話しで、途中退屈しちゃいそうでしたが、ライアン・ゴズリングがかっこよくて、退屈しないで観てられましたw
未来を見ているような
前作を観ず、予備知識も全く入れずに鑑賞しました。
このリアルなハイテク技術溢れるIT社会が近い将来、間近に迫ってきているような妙な怖さを覚えました。
この奇妙な世界には色々な言語の看板が入り混じっていて、あー日本語や韓国語なんかも使われてるんだななんてボーっと魅入ってしまいました。
とにかく本当に近い地球の将来を見させられているような感覚になる映画で、こんな世界になる頃には自分は生きていないんだろうけど、木に憧れるような世界はとてもじゃないけど悲しすぎます。地球のあるべき姿からかけ離れているし、人間の存在意義とは何だろうと茫然と考えさせられました。
面白かった!
前作を観てからの鑑賞。
とても不思議な世界観に魅力されました。
独特なテンポに眠くなることもありましたが、最後まで満足出来る内容だったと思います。
ライアン・ゴズリングの笑わない演技、とても良かったです。
レプリカントの哀愁が漂ってました。
淡々としたストーリーでしたがとても引き込まれました。
観て良かったです。
実存的不安に駆られて苦悩する男の話
レプリカント云々じゃなくて、誰かに
愛されたい、好かれたい、必要とされたい
って渇望して苦悩する ヒトの話だった
そのために、最初は、ヴァーチャルカノジョのジョイちゃんに心身を委ねて、
次に自分のルーツを求めて、
最後には 誰かの役に立ちたいという帰結へ
この結び方には納得できた!
けれども、もうちょっと、Kの苦悩を生々しく描写してほしかった、自宅にいてもクールすぎた気がする
屈折した悲哀や苦悩、恨みとかをもっと赤裸々に深く、
中上健次の「十九歳の地図」くらいに剥き出しにするともっと共感できたかもしれない
前作のプリスやロイ・バッティにはそれがあって デッカード以上に彼らに共感できたし
どうでもいいことかもしれないけど、
Kが操る警察車両がプジョー製だったり、
ジュークボックスがsony製だったのが 目をひかれた
やっぱりプロダクトプレイスメントはやっぱり効くのね
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