ブレードランナー 2049のレビュー・感想・評価
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人とは何か
冒頭からライアン・ゴズリング演じるKがレプリカントの捜査官であることを公開して物語が進んでいく。
Kは感情がなく命令に忠実なレプリカントだが、過去の記憶、捜査で発見した謎の遺体から自身がレプリカントから誕生した子どもではないかという疑問から鍵を握るデッカードを探し始める。
物語の終盤でレジスタンスのリーダーから奇跡の子どもは女の子であることが告げられ、Kは自分ではなかったと落胆する。誰もが自分は特別な存在だと思いたいこの欲求をレプリカントも感じている点に人間を人間たらしめている要素は何かという問いかけが含まれている。
圧倒的な映像美にサスペンス的要素が組み込まれ、エンターテイメントとしても成立しており、ハリソン・フォードの出演も嬉しい。
最終的にデッカードは人間なのかレプリカントなのか…この疑問を忘れさせるくらい切ない余韻の残る良いエンディングだった。
人間とは。
作品を観る視点は、人によって違うと思う。SF映画の金字塔として名高いブレードランナーの続編とあれば、特に様々な見方をもって、評価することも当然のように思う。
自分はもっぱら、映像的なことでも、前作と比較してということでも、SFとしてということでもない。純粋に「人間ってなんだろう」と思った。
作中では、レプリカントという人造人間は、人間とどう違うのか。目の光なのか、造られたという点なのか、感情や心、記憶の有無なのか、命令を全うすることなのか。
神に生命を与えられたものには、魂があり、人に造られたものには、それがない、という描き方をしていた。人造人間には魂がないということで、物語は進められていた。
Kは、初めから新型のレプリカントとして明言されているが、それらしさはあまり見受けられなかった。自分が息子か否かという時には、動揺もした、葛藤もした。最後には、デッカードを救い、娘と逢う手立てまでした。
Kが人間になる話かと言われると、そうでもない。こんなことを言いたくもないが、生きている人間の中にも、全員が全員、己の魂を磨きながら生きている人であるわけでもない。
人が命を生み出すのは、男女しかあり得ないが、心を生み出すのは、どう生きていくのかで可能なのではないか、と思った。ラスト近く、Kがジョーになったように、命令を下す上司が死んでからの行動を踏まえると、そう思わずにはいられなかった。
かっこ良かった❗❗
「ブレードランナー2049」、この映画は面白かった❗❗
これはかっこ良かった❗❗
ライアン・ゴズリングと
ハリソン・フォードがかっこ良かった❗❗
ライアン・ゴズリング、
ハリソン・フォード、
ジャレッド・レトがかっこいい❗❗
ライアン・ゴズリング、
ジャレッド・レト、
イケメン❗❗
いい男❗❗
ハリソン・フォード、ダンディー❗❗
アナ・デ・アルマス、可愛い❗❗
美人❗❗
映画「ブレードランナー2049」は面白い❗❗
256-48
人間とはなにか。
30年くらい経った時にまた観たい。
人間らしさってなんだろね。
あんなに重みがあって切ない"I love you."はこの映画じゃないと観られないと思う。
(映像4 脚本4 演出4 音楽4 配役5)×4=84
正常進化、そして続編はまた30年後??
休日だが公開から随分と日が経っているので観客はそれほどいないだろうと思っていたが、50席ほどの席は満席に。
さらに観客層は、新旧のオタク男子?のみと思っていたら8割が女性。年齢は前作をリアルタイムで観ていたようなお姉さま方が大半。ライアン・ゴズリングのファンということか??
ストーリーは前作から引き続き、人間が創造した人工生命体が自我や感情、さらには子孫を残すことができるかどうかがテーマ。
人間の繁栄のためにはレプリカントが不可欠だが、量産のためには生殖機能が必要。しかし自我が生まれると身体機能が優れたレプリカントには太刀打ちできない。矛盾をはらんだ時代を超えて、この先世界はどう変わっていくのか。誰のものになっていくのか…というお話。
デッカードは完全版を踏襲して、レプリカントだったという世界の続編。二人の出会いから子孫が産まれるところまでが全てタイレルの計画通り。タイレルを引き継いだウォレスはまだその域まで到達できていない。
まだ続編はつくれそうだけど、ここから先はよくある話になっていきそうなので、よほどのアイディアがない限り充分かな。
ホログラムのJoiはherや現在流行りのAI、ホームスピーカー、マイノリティレポートのホームコンピュータの正常進化版の理想的な姿と感じたので、あと10年くらいで実現するかな?
期待したが、、、
平日夜に見たので、眠くなった。続編ということで多少期待したが、長くて、退屈なストーリーで、あまり見せ場がない。最後まで見て、結局何が目的かよくわからない感じ。盲目の悪役側のボスがどうなったかも、スルーされた終わり方でした。
ハリソン・フォードのファン、映像美、世界観を楽しめる人にはいいのかも。
無意味な作品
2049には何の感動もなかった。この物語は、私にとって全く無意味である。レプリカント(人造人間)は「母の胎から生まれなかったこと」や「記憶を植え付けられたこと」に苦悩し、その恋人は「肉体がないこと」を嘆いていた。彼らにとっては切実な問題であろう。しかし、どの悩みも人間が経験するものではないのだから共感できるはずがない。結果として、物語の終盤ではレプリカント同士の残虐な殺し合いを傍観することになり、後味の悪さだけが残った。それゆえラストシーンにも涙は出ない。
それに対して前作は、私にとって最高の作品である。寿命を設定されたレプリカントたちは長生きを要求して暴れまわり、一方で、人生に疲れ果てたデッカード刑事が彼らを始末するために渋々働く。私はデッカードの奮起を願い、レプリカントが一掃されるのを期待する。しかし考えてみれば、人間にだって寿命はあるし長生きを望むこともあると、ふと気づかされる。そしていつの間にか、仲間の死を悲しむレプリカントの心情に共感させられている。最後の場面では、死期を悟ったレプリカントの振舞いと台詞に圧倒され、言葉にできない衝撃と感動を与えられた。まさに、繰り返し見たくなる名作である。
「前作で十分ですよ!」。
映像が美しい
名作の続編という制約下で作られたと思うとよくできていると思う。ブレードランナーのファンも喜ばせつつ新しい作品に昇華させるといった意味ではこれ以上はないのではないでしょうか。
レプリカントと人が近づければ近くだけ、人は彼らを恐れ迫害の対象とする。自分たちが作り出したにも関わらず。人の業の深さを思い知るテーマです。
ただ、あまりにも救いが無さすぎたかな、、
哲学的な話が観たかったんじゃない
前作から35年ぶりの新作。
レプリカントが人間と共に仕事をし、差別され、癒しを求める。
自分は特別な存在かも?との期待が裏切られても信念をもって行動する。
前作から続く「人間って何?」という哲学的な話…。
でも、前作で俺たちが夢中になったのはそんな高尚な話じゃないよね。
未来のイメージをスターウォーズ的なピカピカ世界でもなく、マッドマックス的な世紀末世界でもない、
新旧ビルの街に酸性雨が降り、アナログ・デジタル技術で混沌とした世界にワクワクして、
そんな混沌の中、未来の人々が暮らす世界で、ハリソン・フォードの賞金稼ぎのような探偵のようなハードボイルドな所にシビれたんだよね。
D.ビルヌーブ監督は優等生すぎるよ。
切ないなあ
痛々しくて悲しくて。それなのに心の奥がシンとして。
切ないなぁ。
すっかり入り込んでいたらしく、長い上演時間も気になりませんでした。
観終わった気持ちは、アンデルセン童話みたいだと思いました。
白っぽい世界や、美しい雪の情景がそう思わせたのかもしれません。
大人の身体に閉じ込められた幼い魂の事を、前作以上に想いました。
ブレードランナー・Kを演じたライアン・ゴズリングが素晴らしかったです。
前作とはまた違う愛と命の形を見せてくれました。
Kがフードコートでもそもそ食べてるの。
あれ今回も日本食が出てきたってことなのかしら、なんか可愛らしかったです。
前作程の魅力はなかったが
少し長かったかな
既にレプリカントがレプリカントを探して粛清している時代 レプリカントが記憶を移植され人間として生きて さらにレプリカントと人間の間に子供が生まれていた、レプリカントではないけれど人工知能が意識を持っていた、もはや人間の存在は何処に意味があるのだろうか? 映画の視点も旧型レプリカント側からであって 人間は警察署長とあの会社のトップとハリソンフォード扮する元ブレードランナー位 残りはゴミ捨場の子供達
もう少しストーリー展開がなんとかならなかったかなと思うくらい 途中退屈な場面もあった、さすがに前作の衝撃さは無かった。
引き込まれる世界観
引き込まれる世界観!圧巻!
私も最後までそれが誰なのか、ハラハラしました。まさか、と思い、事実を知ったとき落胆しました。
過去と未来が繋がる瞬間を見た。
そういうことか、と納得した。
ハリソンフォードは相変わらずいい演技してました。
ゴズリン、かっこいい〜
残念ながら、やっぱりこういう暗黒の近未来系苦手なんですわ。
3時間、なんとか瞼が開いてたのは、ゴズリン、ラブだから〜
最後の1時間までが長かった〜
いや、面白いんだと思うのですが、嗜好の問題、ハイ。
電気羊の夢を見るのは、誰?
イマジネーションの洪水ですね。原作読む気はないので、映画観た感想を、徒然なるままに…。
そもそもレプリカントって、誰なんでしょう?。学校で習ったforeignerとstranger。外国人と異邦人。その違いを教えてもらうことはなかったですけど、どうも、レプリカントはstrangerのことを指すようです。意思が伝わらない、心が通わない、理解できない者。結果、侮蔑と恐怖の対象になる存在。そう思うと、私の周りにも、ずいぶんレプリカントがいるような…。
ただ、レプリカントに、心がある、大切にするものがあると知れば、彼らは、本当にstrangerなのでしょうか。
無知と恐怖から、壁を作っているのは、誰?。ブレードランナーとは、他者をforeigner とstrangerに区別したがる、ヒトの弱さが作り出した、暴力装置なのかも…。
模造品であれ、コピー品であれ、ヒトが人になる夢を見ることは、許されるのでは?。国境の向こうにいる友人(foreigner )と出逢う為に。
ま、そんなこと考えている私のほうが、レプリカントかも知れませんけど。(…お願いだから、ブレードランナーに、私のこと、通報しないでね。)
楽しめました
前作の大ファンでしたので、何十回も観てセリフも覚えています。レイチェルとデッカードの出会いの場面は涙が出ました。ただし今回のストーリーは予定調和的で少し残念でしたが、これから何度も見直すと思います。
前作を見ているいないかで
どなたかのレビューありましたが、この映画を見る前に絶対に前作を見てから見て欲しいです! そのくらい、前作依存度が高いです! 前作を見ているかいないかで楽しみの度がうん十倍も違う作品です。^^;
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