ナラタージュのレビュー・感想・評価
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泉さん素敵でした。
セリフのない間を味わう映画でした。
出演者の存在感や演技に引き込まれて、全く長いと感じませんでした。中でも有村さんの演技が際立っていて、意思の強さと押し潰れそうな思いとの葛藤に、ただただ美しいと思いました。こんな映画、しばらく観た記憶がありません。
最高の感動の映画
71本目。
行く前にレビューを見ると、退屈だったと書かれているレビューもあったが、全然めちゃくちゃ入り込めた。
有村架純が好きなので、演技も抜群だった。
松本潤も坂口健太郎も、演技上手過ぎる。
最高に感動する映画だった。
大人向け
私は中学生です。
友人に誘われて、有村架純ちゃんが好きだったため見に行きました。
一人一人の人物の恋心は難しくとても濃い恋愛図だなと思います。
ただ、終わり方がしんどいと言うか、重たすぎてスッキリしないと言うか、最終的につまらなかった。。。と言うイメージになる終わり方でした。
もう少しスッキリした終わり方が良かったかなって思います。
まだ映画じゃわからないことなどがあるかもしれないので、小説も読んでみようかなと思いました。
有村架純はかわいいのだが
おい葉山君、結局君は最後にそういう選択をするのかい。しかも、その気はもともとなかったってこと?そりゃあないでしょ。それだけはない。ずるい。振り回され続けてきた工藤が気の毒だわ。
小野の独占欲が強くなったのだって、工藤が心ここにあらずの態度だったせいでしょう?
たぶん、三人のうち誰かが身内や友達だったら、説教しているわ。
解釈と感想が変化する映画
今日までで5回見ました。
心理描写があまりなく(特に葉山先生)、毎回感じ方が変わる、不思議な映画です。
一度目見たときは、すぐには受け止めきれず、強すぎる衝撃に心を抉られ、真夜中に涙が止まらなくなりました。
二度目見たときは、泉(有村架純)の純粋さや無防備さが切なくて、心が壊れそうになりました。
三度目見たときは、葉山先生(松本潤)が自己肯定力があまりなく、自分を助けてくれる泉に対する執着が、狡くて痛々しいと思いました。
四度目見たときは、小野君(坂口健太郎)が、どうしてあんなに暴力的になれるのか、理解したくなりました。
五度目見たときは、泉は葉山先生を、葉山先生は泉を、どうして惹かれていくのか、あれほど深みに嵌まるのか、それが苦しくなりました。
主要キャラクターたちは、はっきりいって、かっこよさや綺麗さはありません。
むしろ、人としての欠陥がよく見えるように描かれています。
最初見たとき、私は葉山先生が好きになれませんでした。狡くて、立場が悪くなると謝る。結構ムカつきますよね?
でも、見れば見るほど、それは自己肯定力を凄く低く持ってるからだと思ったとき、私は何となく自分に近いと感じて、葉山先生を理解できた気がします。
狡いことにはかわりはありませんが、無力感で苛まれているときに、自分を頼ってくれる、好きでいてくれる人が現れたら、近くにいてほしいと思います。
でも、後ろめたさがあるから、望みは口にできない。
問い質されても、泉に離れて行って欲しくないから、真実を言えない、都合悪くなると黙ってしまう。ごまかすために、謝ってしまう。
「行かないで」「側にいて」「忘れないで」が態度にしか出せない。
30も過ぎて、なんじゃい!という気持ちも湧かないわけではないてすが、年令が大人だからって、気持ちも成長しているかと言えば、そうではないでしょう。
主観的に見てたらわからない。だから泉にはわからない。
怒るのも当然です。
葉山先生はいつも、泉を離さないようにするのに、心に近づけさせはしないのだから。
泉も高校生の時は、純粋に年令相応の可愛らしい恋をしていただけだったのに、卒業式の日に壊される。それがなかったら、泉の恋は可愛らしいまま終わってたと思う。それすら、葉山先生は許さない。
だからこそ作品中、泉は急激に大人になっていってる気がします。その表情は壮絶。
そうじゃないと、渡り合えないからそうなるんでしょう。特に葉山先生を送る車の中から家のシーン。有村架純の演技力が凄いと感じました。
小野君はほんとに可哀想な人です。
想いが届いた(と思った)のに、結局泉は葉山先生ばかり見ている。
自分と付き合ってるのに…という気持ちがずっとある。
自分だけを見てほしいから、どんどん束縛が強くなる。
見ててしんどい。
泉が小野君に従うのは、それが「好き」ということだと思ってるからなのか、葉山先生への想いを蓋して無理してるから、形だけ整えようとしてるのか。
私ここは、毎回解釈変わるんですよね。
泉と葉山先生を見ていても辛いけど、泉と小野君を見てるのも辛い。一見平穏でも、幸せに見えないから余計に。
そりゃ泉は葉山先生を選ぶよ。
ちなみに小野君絡みのシーン(直接じゃないけど)で好きなのが、再会時に葉山先生に「元気?」と聞かれた泉は「それなりに」と答えるのに、小野君と付き合ってからは「とても」と答えてる。
このシーンの対比、すごいんですよね。泉は小野君がいるから、強気に出れてるし、葉山先生に対して当て付けてる。表情も恐い。
もう惑わされない、という決意。
このあとに小野君の狂暴性が出てくる伏線にもなってるので、個人的にはインパクトあって、好きです。
葉山先生は最後には想いが重なったのに、泉との別離を選ぶ。
葉山先生は泉に対する想いを「恋じゃなかった」と、語るけど、これこそ人によって解釈が全く違ってて。
私は「葉山先生があえて『恋』という名前をつけなかった」と解釈しましたが、色んな人がいて、他の人の感想を見てると面白いです。
この辺りまで来ると、切なさに心が潰れそうになる。
難を言えば、柚子の描写をもう少し詳しくやってほしかったかな。
伏線はあるとはいえ、柚子の苦しみや絶望が、非常に伝わりにくい。本筋には、要は泉と葉山先生を引き合わせるという役目は出来てるからいいんだろうけど、そのあとの新堂くんの慟哭シーンがあるだけで、あっさりしすぎてやしないだろうか。
それと出来れば、エンドロールが終わるまで席にいてほしい。
主題歌はRADWIMPSの野田洋次郎さんが書き下ろしたもので、映画に添って書かれたそうです。
その詞は泉の想いが昇華されていくようで、美しく真っ白な世界を見ている気持ちになります(実際は真っ黒で白文字のスタッフロール)。
泉の最後の笑顔と完璧に似合ってる。
知らないかたは、詞だけでもちょっと調べとくといいかも。
毎回歌で泣いてます。
私には、この先この映画よりも心を動かされる映画に出会えるとは思えない。
「今」の私に、非常に心を打つ映画でした。
これが、行定勲監督が構想を起こした12年前とかに見ても、ここまで思わなかったと思います。
むしろ、いい映画だと思ったかも怪しい。
だから今はわからなくても、数年後みたら、違う感想があるかもしれませんね。
フランス映画っぽく、でも邦画でもある
いい映画でした。
女性の方が絶対共感すると思います。掴み所のない、いつも優しい、本当に厄介だなあと思う、葉山。まだまだ純な高校生が惹かれるのは当然だろうと思います。
そうして、過去を封印していたところに、また火をつける。本当、厄介だなあ、でも、嬉しいって気持ちよくわかるし。
小野くん、すごくゲスに見えたけど、裏を返せば素直すぎるんだなあって思いました。
泉、芯があって堂々としていて、でも、耐えて耐えて、そういうのが好きなんでしょうね。でも、誰にも言えない、一人で、わずかなたったひとつの小さなともしびを糧に生きていく。
劇中にエル・スールが出てきます。私も大好きだし、原作では存在のか耐えられない軽さも出てくる。
あ、そう、ラマンの物語にも似ています。
そういう世界観、美しく、でも生々しく、フランス映画っぽい、でも邦画のちょっとアクみたいなものも少しありつつ・・・日本映画でもできるんだなって思いました。
絶対オススメ!久々の大人の恋愛映画!
今回、またナラタージュをみてきました、レディースディということもあり、かなりの数の女性が入ってました。単刀直入にいいます。かなり考えさせられる映画です。中身が濃い!一回だけだとなんてつまらないんだろうと感じるかもしれませんが、二回以上観てほしいです。絶対胸を打つ映画です。久々に面白い映画だと思いました。
行定勲監督が好きなんです
不倫や浮気系の恋愛の話は好きじゃないですしキャスティングも好きじゃ無い(一人一人は好きにです)ですが、行定勲監督が撮った作品はもう何か雰囲気とか編集とか空気感とか音とかとにかく好きなんです。
勿論純粋にストーリーが面白い映画が好きです。映画を評論する時や見解を伝える時に「アート系」「芸術的」「画が綺麗」「映像が良かった」とやたら見た目だけを褒め称えるのは嫌いです。
でも自分が得意でないテーマやキャストでも、自分の大好きな映画監督の方達は本当に良い感じな作品に仕上げてくれます。
音楽で言えば、自分の大好きなアーティスト、サザンやミスチルが歌えばどんな内容のどんなメロディの歌でも名曲になってしまうようなもので…
行定勲監督が撮れば何故か自然に良作になってしまうから不思議です。
個人的に好きなのは「GO」「JUSTICE」「クローズド・ノート」「パレード」「真夜中の五分前」「ピンクとグレー」になりますが、基本的に監督が撮るものは好きです。「リバーズ・エッジ」も楽しみにしています。毎年毎年、監督の映像作品が公開されて欲しいな、ずーっと観てたいな、と思っています。
松本潤主役? どんなに偉いのか、プロモーションはいつも、有村架純と...
松本潤主役?
どんなに偉いのか、プロモーションはいつも、有村架純と坂口健太郎
よくも恥ずかしくなくトップに名前出したもんだ
ストーリーも、有村架純が主役みたいな内容
純愛ね…長すぎだし、柚子のくだりは、何を言いたいのか微妙
自分には、先生の存在があったと言いたいのかもしれないけど、描き方がどうかと思った
救いは、坂口健太郎のヒール役かなぁ
スイーツの中、一杯の苦いコーヒーのような映画
こんなにも恋愛の苦しさ、生々しさを描いた作品は初めて観ました。
昨今の王道キラキラスイーツ映画ブームの中でたったひとつ異色の存在となるものだと思います。忘れられない作品になりました。
「よく分からない映画だった」「つまらない」という感想も見受けられますが、それは答えをはっきりと置いた映画に慣れすぎた結果の言葉だと感じました。ナラタージュは観る側が「つまりこういう事なんじゃないか」と考える作品だと思います。
もちろん人生経験や作品への期待などで感想は変わりますが、「自分はこう思うんだけど、他の人はどう思うのかな」と友人やネットのレビューを見て、「なるほど!そういう考えもあったのか。その視点でもう一回観ると感じ方が変わるかも」という楽しみ方ができる映画です。
松本潤がオラオラではなく、ありふれた弱さのある男性を見事に演じ切っていて驚きでした。
次の休みにまた観に行きます。
そこまで
期待し過ぎていたのもあるかもしれないが、そこまでだった。共感できるポイントも少なく、3人ともハッキリしないところがモヤモヤした。有村架純は可愛かったが、それだけ。キャストで売ってる気がした。
よかったです
原作をさらっと読んでから見に行きました。キャストに不安もありましたが、おおむね楽しめました。小野くんの言動描写や、工藤に心惹かれるまで、演劇部員たちの交流がかなり端折られている部分があり、時間構成的に仕方ないこととは思いつつ、そこがすこし残念だったな…と感じます。雰囲気はとても好みでした。
概ね満足!
観客には女性が多かったです。
すすり泣きしている声も。
静かな映画で、嫌味がなくて空気感が美しくてよかったです。有村架純さんいいなー。
コピーが、「あなたは好きだった人を思い出す」でしたが、ほんとそうでした。
というか、あるあるです。笑
10代から20代の女性には、切ない純愛にうつって感動しそう。
30代越えると、あらゆる黒歴史のカタログみたいなもので、褒めてます、「なんか思い出して苦笑してしまった!」と同級生と語りなくなるような映画でした。
心が辛くなる…
全体的に言葉が少ない映画でした。
その分俳優たちの目線がとても深かったような気がします。
人間の弱い部分、愛の残酷さが描かれていました。
救ってくれた恩師で、高校という狭い世界で、唯一の味方になってくれた松潤はきっと架純ちゃんの世界のすべてになってたんだと思います。
その気持ちが愛なのか勘違いなのか…
そして傷ついて孤独だった松潤にとって自分だけを必要としてくれる生徒架純ちゃんへの気持ち。
複雑です。
クライマックスのシーンでは、
もうきっと一生架純ちゃんは松潤を忘れられないんじゃないか…と思います。
映画自体長いし、言葉少ないし、静かな映画なので退屈になる方も多いと思います。
私的には家で見る方がいい映画だなと思いました。
雨のシーンが印象的でとてもキレイだった 行定勲監督の映像はやっぱり...
雨のシーンが印象的でとてもキレイだった
行定勲監督の映像はやっぱり好き
抑えきれない気持ちを
抑えた表情で演じる有村架純が可愛かったな
好きな気持ちが暴走して気持ちの無理維持をする
坂口健太郎の演技もすごく良かった(怖かったし)
でも起伏がなく長いので
ちょっと寝落ちしてしまったよ 笑
小説を読んでいるような映画。
有村架純と松潤って、合わないと思います。
好きでいるように見えない。
何か似合わない。
どうもしっくりこない。
小説を読んでいるような時間でした。
架純ちゃん位の、二十歳くらいの人たち、これ見て面白いかなぁ??
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