ハドソン川の奇跡
劇場公開日 2016年9月24日
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先の読める展開
サリーの心象に特化したストーリー展開がとても斬新に感じられた国家運輸安全委員会のゴールは誰かを恣意的に貶めることでは無くて、再発防止であるはずなので、国家運輸安全委員会をややヒール仕立てで描いたことには ちょっと違和感あったただしこれも サリー視点での描写であると思い直せば ヒールに映って当然かなとも思えたという視点で振り返ると、邦題がダメ!という結論に。原題のまま、サリー でよかったかと。
静かなテンポながら物語に引き込まれていった。
感動巨編なのかと思って見るのを敬遠していたが、期待せずに見ることに。しかし最初から最後まで機長の冷静な対応に着目した静かな「ヒーロー」映画だった。イーストウッドらしい良作の一つ。ハッキリ言ってタイトルづけ(邦題)のセンスが悪いと思う。原題のまま「サリー」にするべきだった。
興奮
怖い
有事の際にも焦らず冷静に、マニュアルに沿った手順を踏みつつも、長年培ってきた勘と経験で最適解を見出していく。これぞ、プロの仕事なり。英雄とは気取らず、かくあるべし!
構成や演出が素晴らしく、控えめなテンションも凄く良かったです。しかしながらNTSBが悪役に描きすぎた気がします。実際がどうだったのかが気になります。
であることは知ってる!そしてあの事故の検証にこんなことがあったことは知らない。おそらく真実に近く作ってあるのだろうが、やっぱりニュースで報道された時の方が感動が大きくて、そこまでだった。
知的
幸せ
クリントイーストウッド監督作品は、このところ外し無し。飛行機事故自体は本当に短い時間で発生したのだが、その事故前後の重厚な人間ドラマ。うまく描ききっている。
派手なアクションはなく、事故のあとの静かな展開だけど、渋いつくりだ。論理で汚名を晴らす物語だがイーストウッド得意の切り返しがあった。小品だが、見ごたえありました。
何事にも誠心誠意。そうすればいつかはきっと証明される。そんなことを教えてもらった映画です!!
素晴らしい映画でした。機長は勿論カッコいいですが、他の乗務員さんの仕事っぷりにも感動しました。乗客もいい人がいっぱいでしたので、あの人達の命を救った機長と副操縦士とは輝いていました。奇跡は起こすものなんですね。
鉄壁のクリント、イーストウッド監督の映画とおもいきや、やはりストーリーが見えてくるというか、最後はえっ、もう終わり?なんて感じでした。そう、ちょうどドキュメンタリー映画が終わるような、そんな風に感じたのです。彼の作品としては、とてつもなく味気なさが残ったのです。
そういやこんなこともあったなあというくらいの記憶ですが、海外の事故なので当時追求された後の結末の報道を把握していなかったのでハラハラしました。スピーディーな事故ターンと保険会社との検証ターンを交互に繰り返すスタイルで退屈しませんでした。検証ターンは渋めに進行しますが、副機長と世論が味方にがっつりついてくれているのでそんなにイライラせずトムハンクスの心境変化演技に集中できるかな?国内線ですら乗ったことがないので感覚が掴みずらいですが、エアバスって小さいですね。
すばらしい機長
不時着してから全員救出されるまでの流れは、なかなか見せてくれるところじゃないんだよな。本来カットされる部分をしっかりと退屈させない推進力を維持して描ききるのは、監督の腕の高さというか、しかも最後でトムハンクスに改めて認知させるあたりは本当に上手い。この奇跡と呼ばれる事故での人の偉業を形として残したいという想いが伝わってくる。難癖をつける調査委員会は引き立て役かな。当人の苦悩や迷いを通じてヒューマンドラマにしたてているが、何よりも再現しようという意欲に吸い込まれた作品だった。
いい映画だった。さすがイーストウッドXトムハンクス、作品賞有力…と言いたいところなのだが、事実が大きすぎて映画がクローズアップした部分が相対的に小さく見えてしまうことを発見。自分でもびっくりしている。いいところをクローズアップしたと思うのだが。それだけ、実際に起きたことが偉大なことだったんだね。
機長と副機長との信頼の絆が素晴らしい‼また最後まで客の退避を見届けてからの機長の行動はどこかの国の客ほったらかして、真っ先に逃げて、多くの若い命を犠牲にした人間失格な船長とは大違い❗
トムハンクス主演作品の中でも上位ノンフィクションながらここまで再現できるのはすごい映画も短いので観やすい
最初から最後まで観入ってました。こういう事実があったなんて本当に感動しました。
テーマがストレートに伝わる映画でした。この監督の映画はあまり好きではないのですが、この作品は素直にいいと思えました。トム・ハンクスはこういう誠実ないい人を演じるのが本当に上手くて、知っているストーリー(実話なので)なのに、全員の無事が確認できたシーンでは思わずホッとしてしまいました。いい人ほど自分を疑って苦しむけれど、そこで感情を爆発させたりする過度な演出がないのが、とてもいいです。変にエキセントリックだったり、だらしなかったりする主人公のほうが、観る人の興味を引きやすいだろうけど、普通の人の尊さを伝えて感動させられるのは素晴らしい技術だと思います。
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