ハドソン川の奇跡のレビュー・感想・評価
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機長・・・カッコいい
素晴らしい映画でした。
機長は勿論カッコいいですが、他の乗務員さんの仕事っぷりにも
感動しました。
乗客もいい人がいっぱいでしたので、あの人達の命を救った
機長と副操縦士とは輝いていました。
奇跡は起こすものなんですね。
ドキュメンタリーのような
鉄壁のクリント、イーストウッド監督の映画とおもいきや、やはりストーリーが見えてくるというか、最後はえっ、もう終わり?なんて感じでした。
そう、ちょうどドキュメンタリー映画が終わるような、そんな風に感じたのです。
彼の作品としては、とてつもなく味気なさが残ったのです。
2009年の出来事
そういやこんなこともあったなあというくらいの記憶ですが、海外の事故なので当時追求された後の結末の報道を把握していなかったのでハラハラしました。
スピーディーな事故ターンと保険会社との検証ターンを交互に繰り返すスタイルで退屈しませんでした。検証ターンは渋めに進行しますが、副機長と世論が味方にがっつりついてくれているのでそんなにイライラせずトムハンクスの心境変化演技に集中できるかな?
国内線ですら乗ったことがないので感覚が掴みずらいですが、エアバスって小さいですね。
チームプレイ
不時着してから全員救出されるまでの流れは、なかなか見せてくれるところじゃないんだよな。本来カットされる部分をしっかりと退屈させない推進力を維持して描ききるのは、監督の腕の高さというか、しかも最後でトムハンクスに改めて認知させるあたりは本当に上手い。
この奇跡と呼ばれる事故での人の偉業を形として残したいという想いが伝わってくる。難癖をつける調査委員会は引き立て役かな。当人の苦悩や迷いを通じてヒューマンドラマにしたてているが、何よりも再現しようという意欲に吸い込まれた作品だった。
さすがイーストウッドXトムハンクス
いい映画だった。
さすがイーストウッドXトムハンクス、作品賞有力…と言いたいところなのだが、事実が大きすぎて映画がクローズアップした部分が相対的に小さく見えてしまうことを発見。自分でもびっくりしている。
いいところをクローズアップしたと思うのだが。
それだけ、実際に起きたことが偉大なことだったんだね。
普通の人の尊さが伝わるのは高い技術があればこそ
テーマがストレートに伝わる映画でした。この監督の映画はあまり好きではないのですが、この作品は素直にいいと思えました。
トム・ハンクスはこういう誠実ないい人を演じるのが本当に上手くて、知っているストーリー(実話なので)なのに、全員の無事が確認できたシーンでは思わずホッとしてしまいました。
いい人ほど自分を疑って苦しむけれど、そこで感情を爆発させたりする過度な演出がないのが、とてもいいです。
変にエキセントリックだったり、だらしなかったりする主人公のほうが、観る人の興味を引きやすいだろうけど、普通の人の尊さを伝えて感動させられるのは素晴らしい技術だと思います。
プロフェッショナル
フランス映画を続けて見てしまったこともあり、素直に感動しましたww
トークショーのお話はとても興味深く
航空評論家の杉江弘さんから、水上着陸に必要な高度なテクニックや、緊急時マニュアルを15項目飛ばす行動の凄さなどが聞けたので、映画を倍楽しめたように思います。
映画コメンテーターの有村昆さんは「クリント・イーストウッド監督の作品は一貫して【正義とは?】を描き続けている。」とおっしゃっていましたが、
私は“プロフェッショナルな責任感”にも感動しました( i _ i )
とくに着水してから救助までのシーンが素晴らしかった。
どんどん水が機内に入ってくるなか、懸命に乗客を誘導するクルーのプロフェッショナル。
救助に駆けつける船の船長の、判断の速さもさることながら、波をたてないようにギリギリまで近づける技も、またプロフェッショナル。
そんな、各方面のプロフェッショナルが一丸となって救助にあたるシーンに、興奮して胸が熱くなりました。
複雑な側面をもつ現代社会では、一概に【正義】と言い切れないことが多いなか、救助は紛れも無い【正義】なので、カタルシスを感じたのではないかと思います。
そして、なんと言っても主人公が機長としての職務を全うする、プロフェッショナルな【責任感】に感動。
最後の最後、自分が脱出するにあたり操縦席まで取りに行った“二つの物”にも感動。
どこまでプロフェッショナルなんよ〜。( i _ i )
変に音楽で緊張感を煽ったりしない演出も好きですし、
乗客の描き方も素晴らしく、ちょっとしたカットやセリフから、飛行機に搭乗する前のドラマまで見えてくるようでした。
さすがはクリント・イーストウッド監督!
プロフェッショナル!
これが事実だという衝撃
派手さを抑えた作風に好感が持てる。多くの人たちから「英雄」と賞賛される一方で、国家運輸安全委員から厳しい責任追及を受けて苦悩する機長の姿がなんとも切ない。公聴会での逆転劇はちょっと安易すぎる気がするが、未曾有の危機に直面したにも関わらず冷静さを全く失わない機長をはじめとするクルー達の冷静な仕事ぶりが丁寧に描かれているので、その安易さには目をつぶってあげたくなる。彼らの冷静沈着な行動は「これぞプロ!」と言わずにはいられない。
英雄となった機長の苦悩を描く作品
ハドソン川に不時着水し、乗客全員奇跡の生還を果たした実話に基づくストーリー。機長の冷静な判断により、ハドソン川に不時着水することができたが、事故検証時に判断の正しさが疑われる。プロのパイロットとして人命を優先した結果であるが、人命を預かる機長の苦悩が伝わる作品。また人の判断は紙一重であることを痛感させられる。
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