君の名は。

ALLTIME BEST

劇場公開日:

君の名は。

解説

「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」など、男女の心の機微を美しい風景描写とともに繊細に描き出すアニメーション作品を手がけ、国内外から注目を集める新海誠監督が、前作「言の葉の庭」から3年ぶりに送り出したオリジナル長編アニメ。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などで知られる田中将賀がキャラクターデザインを手がけ、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などスタジオジブリ作品に数多く携わってきた安藤雅司が作画監督、主題歌を含む音楽を人気ロックバンドの「RADWIMPS」が担当した。国内興行ランキングでは公開から29週連続でトップ10入りを果たし、興行収入250億円を超える歴史的な大ヒットを記録。第40回日本アカデミー賞ではアニメーション作品として初の最優秀脚本賞を受賞した。1000年ぶりという彗星の接近が1カ月後に迫ったある日、山深い田舎町に暮らす女子高生の宮水三葉は、自分が東京の男子高校生になった夢を見る。日頃から田舎の小さな町に窮屈し、都会に憧れを抱いていた三葉は、夢の中で都会を満喫する。一方、東京で暮らす男子高校生の立花瀧も、行ったこともない山奥の町で自分が女子高生になっている夢を見ていた。心と身体が入れ替わる現象が続き、互いの存在を知った瀧と三葉だったが、やがて彼らは意外な真実を知ることになる。声の出演は瀧役に神木隆之介、三葉役に上白石萌音。その他、長澤まさみ、市原悦子らが出演。

2016年製作/107分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2016年8月26日

スタッフ・キャスト

監督
原作
新海誠
脚本
新海誠
製作
市川南
川口典孝
大田圭二
企画
川村元気
プロデュース
川村元気
エグゼクティブプロデューサー
古澤佳寛
プロデューサー
武井克弘
伊藤耕一郎
共同製作
井上伸一郎
弓矢政法
畠中達郎
善木準二
坂本健
キャラクターデザイン
田中将賀
安藤雅司
作画監督
安藤雅司
井上鋭
土屋堅一
廣田俊輔
黄瀬和哉
演出
居村健治
オープニング作画監督
田中将賀
回想シーン演出・原画・撮影
四宮義俊
脚本協力
加納新太
プロップ設定
岩崎たいすけ
巫女舞創作・振付
中村壱太郎
美術監督
丹治匠
馬島亮子
渡邉丞
美術設定
高橋武之
美術設定協力
滝口比呂志
色彩設計
三木陽子
色指定検査
仲條貴子
撮影チーフ
福澤瞳
撮影
三木陽子
李周美
藤田賢治
津田涼介
八木昌彦
岩井和也
新海誠
3DCGチーフ
竹内良貴
3DCG
宮原眞
河合完治
山元隼一
音響監督
山田陽
整音
山田陽
音響効果
森川永子
編集
新海誠
音楽
RADWIMPS
主題歌
RADWIMPS
音楽プロデューサー
成川沙世子
制作プロデューサー
酒井雄一
制作
コミックス・ウェーブ・フィルム
全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第40回 日本アカデミー賞(2017年)

受賞

優秀脚本賞 新海誠

ノミネート

優秀アニメーション作品賞  
優秀監督賞 新海誠
話題賞
詳細情報を表示

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(C)2016「君の名は。」製作委員会

映画レビュー

3.5美しい背景と爽快な音楽

2022年11月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波、VOD

単純

知的

難しい

金曜ロードショーの録画で観賞。
公開当時はなぜ大ヒットしたのか理解できず、あまり楽しむことができませんでした。今回は落ち着いて久々に観ましたが、背景と音楽の絶妙な組み合わせに魅了されました。

新海監督が得意とする背景の作画は美しく、新宿のような見慣れた都市や星空の中を落ちる彗星がとても綺麗でした。そこで流れるRADWIMPSの挿入歌も爽快で、全体的に爽やかな雰囲気で楽しめる点がヒットした要因ではないかと考えました。

ストーリーは震災をイメージしたものになっており、特に東日本大震災や福島原発事故の影響を受けているように感じました。日本では地震や台風などの災害が多いですが、そんな状況でも一緒に団結して乗り越えてきました。

これらの経験を基に彗星などのファンタジー要素を盛り込みつつ、ハッピーエンドへの繋ぎ方が上手かった点が、共感できるメッセージ性が強くなっている印象を受けました。

気になった点としては、三葉と瀧が入れ替わったタイミングがわかりずらかった所です。声優の演技で何となく伝わってきましたが、それでもどこで入れ替わったのかあまり理解できませんでした。他にも、登場人物の台詞や行動もツッコミ所が多く、「そこまでやるか⁉︎」と何度も思ってしまいました。

様々な意見はありますが、美しい絵や爽やかな音楽だけでも楽しめます。軽い気持ちで観ることをおすすめします。

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共感した! 3件)
Ken@

1.5少しだけアニメ耐性が付いたおっさんは「君の名は。」をこう見た。

2016年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 17件)
しんざん

5.0この10年でベスト

2024年11月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

久しぶりに自然とぐっとくる、涙が出る映画でした。
物語は難しすぎず笑える要素もありながら、少しだけドキドキハラハラしながら進みます。
後半、胸が締め付けられる苦しい場面が出てきます。
そしてラストのシーン、観る側の希望通りになって欲しいと、思っていたのはわたしだけではないはず。
今年一番の映画でしたし、ここ10年でも上位にくる映画だと思いました。
ただ、挿入歌だけは好みはあるかもしれません笑

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共感した! 0件)
isshii

5.0映画館で見てなんぼ

2024年10月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

リクエスト上映していたので、数年ぶりに視聴。
この映画の物語は現在いくつかのVODで見ることができるが、あえてお金を払い、映画館の大きなスクリーン、音響で鑑賞する価値があると感じた。
最初の夢灯籠から始まり、前前前世、スパークル、最後のなんでもないや。スパークルで私は久々に映画館で泣いてしまった。
家でいくらでも映画が見れる時代にあえて映画館で旧作を見るのも悪くないと私は思う。

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冬タコ