デスノート Light up the NEW worldのレビュー・感想・評価
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「デスノート」とは、ちょっと違うような・・・
デスノート大好きな自分は、前作の映画でも非常に楽しませてもらったのですが、この作品については、初鑑賞時に良い印象がありません。何かイマイチだった。面白かったとは思うけど盛り上がりに欠けるような。
オープニングは好きですね。
あの外国人医師の切ないデスノートの使い方。
そして、川栄さんのデスノートを使った通り魔事件。すれ違う人がバッタバッタと殺されちゃうなんて、たまったもんじゃない。
何とかデスノートを確保したところで、新たな死神登場。6冊のデスノートの存在が明らかになって、さあ、どうなるってところからは、何か淡々と話が進むんだよね。
争奪戦って言うほどの派手さも無かったし、デスノートではメインじゃないかと思う頭脳戦も感じなかった。
ただ、それなりには、楽しませてもらったかな。 死神のあんなシーンやミサミサの再登場など、前作ありきの思い出サービスカット?が良かったかな。
【ネタバレ】
題材が題材だから仕方ないけど、とにかく人が死にすぎ!結局、みんな死んじゃったんじゃないの。
デスノートを手にした人がみんなおかしくなるってのは、とても納得するんだけど・・・キラがLになる?
たしかに意外な結末ではあったけど・・・これって有り?
冗長すぎて途中でやめました
続編を描くなら、10年後じゃなくて50年後の未来とかの話にしてほしかった。
Lとキラの死から10年とは。正直、デスノートの映画の[DEATH NOTE]2006年制作の続編として作らないで欲しかった。
IFの世界の未来の話にしてほしかった。
あのまま映画として完結させて、新しいキャラで6つのノートの話を作ってほしかったな。Lの捜査本部が関わりのない話にしてほしかった。
L change the WorLdは続編として、とても面白かったのにすごく残念。
そのままハッピーエンドで終わらせてほしかった。
デスノートの映画の続編に関わりたかったのなら、6つ以上のデスノートがあったらと考えているのなら
「もしもデスノートが6つあったら」
という仮定のもしもの話として作ってもよかった。
警察官たち皆殺しエンドを望むならL捜査本部とは直接関わりのない所でやって欲しかった。
松田に対する扱いとか。
第二のキラは顔だけで殺せることが分かって顔を隠すなどの対応がされたのが活かされていない。
Lの捜査本部の事は過去の栄光として語る感じだけで良かった。直接話に関わってほしくない。
原作キャラを大事にしてないし、作品に対して敬意を感じない。
がっかりして、失望した。
やってたことは無駄だったみたいな描写をしないでほしい。
警察官たちをあんなふうに死なせて許せない。
原作ファンと頭脳戦好きは期待しないで。
映画.com用
前提として
・二回目。
・実写映画版『デスノート』『デスノート the Last name』『L change the WorLd』は視聴済。
・佐藤信介監督の他作品だと、『GANTZ』『GANTZ PERFECT ANSWER』を視聴済。
実写版のファンは好きだと思う。
少なくとも『~the Last name』は観ておいた方が良い。あくまで、実写映画版『デスノート』シリーズの続編だから、マンガ版を知っているだけでは分からなくなる。
なので、月vsLみたいなバチバチの頭脳戦が観たかったらオススメしない。推理しても、説明しまくってて物足りない。
今作は、"デスノート"を大量殺人兵器として描いている。前作までと違い、警察サイドがノートの存在を知っているところから物語は始まる。なので、新世界を創る道具ではなくて、兵器としての争奪戦が繰り広げられる。
ルールがどこまで忠実なのか、ちょっと気になった。ノートを焼却しても、リュークのことは視えるのか、とか。まさか、『L change the WorLd』を無かったものにしたわけではあるまいな……? ニアのことも然り、月とLの遺伝子のことも然り……後付けっぽい設定多くない?
多分、描きたかったテーマは人間の悪とか正義感とか、そういう話なんだと思う。実写映画版シリーズでは、常にその終わり方で描こうとしていた。
正直、月vsLの話の中だと余計だと感じていたのだが、今作のキャラクターたちであれば違和感なく受け入れられる。オリジナルキャストが多いからだろう。あくまで争奪戦とそれに伴う犠牲の話。
ノートを使う人間たちの中にも、どうしようもないクズとか、自分の利益しか考えない人だとか、ただの愉快犯だとか……観客の倫理観も問われているみたい。
ちなみに、物語の終わり方は"人間悪"そのもの。
死神たちも、オリジナル(?)の存在が二体も出現。ビジュアルくそカッコいい。でも、リュークのセリフに違和感があったり、アーマを作劇上持て余している感じはあった。
メインは人間だから良いのだけれども、アーマをあそこまで動かすならばもう少し何かが欲しい。彼女のしたことはどこまで意味があったのか、とか。
エンドロール後に月のセリフが挟まるのだが、あれは絶対要らなかった。本当に要らなかった。
ここまで色々と書いてるけど、めっちゃ好き。
キャストの東出さん、池松さん、菅田さんみんな演技が素晴らしい。三島の狂おしいまでの真っ直ぐさとか、竜崎の飄々としているようで人一倍仲間を失うのが怖いところとか、紫苑の気持ち悪さとそれを自嘲しているところとか……
この、デスノートで人生が変わっていった男三人の絡み合いが超いい。終盤に三人が対峙するところとかめっちゃ好き。あそこまで音楽と画を壮大にする必要はないけどエモい。
そこにミサミサと松田が居るから、前作への懐かしさも楽しめる。松田……なんか描き方に違和感あったな。でも、竜崎の「松田さん」という部分にしっかりと影響力残してるから良し。
デスノートの使い方にヴァリエーションが増えてるのも観ていて楽しかったな……逆に銃とかヘルメットで武装した相手にはほぼ無力だったり……
最早、『デスノート』じゃないけど、"デスノート作品"としては嫌いじゃない。そんな作品。
睡眠効果抜群
ロシアの医師がまずデスノートのひとつを拾う。患者を安楽死させることで、デスノート肯定論者を引き付ける。そして日本ではまるで通り魔のごとく次々と大量殺人を行う女・青井さくら(川栄李奈)が登場。逆にこちらは否定論者向けのエピソード。死神の目を持ったために頭の上に名前が浮かぶってやつだ。そして新たなルール「人間界に存在していいデスノートは6冊まで」を死神ベポが告げると、知らなかったルールだとオタクの三島(東出)がつぶやく・・・青井さくらが心臓麻痺により死んだことでもうひとつのノートの存在を知り、さらに6冊を封印してしまえば7冊目以降のノートが効力を持たないとロジカルに考える。
録画してあった本編を何度見ようとしても途中で眠くなる睡眠薬代わりになる作品だった。ようやく最後まで見れたが、やっぱり終盤の3人の闘いを鮮明には覚えてない。ルールは途中でも説明されるのだけど、自分の名前が一度でも書かれたらその後は何度書かれてもデスノートによっては死なないという必殺技が強力すぎる。戦う前に数十年後先に死ぬことにすれば、無敵なわけだ・・・そんなわけで、6冊あるだけで眠さ爆発。最後には4冊が焼失したというから、続編はいくらでも作れるという裏技も使ってくる・・・いい加減終わりにしてほしい。
竜崎と白い死神の物語
最初にいいところを書きたい
・デジタル・フロンティアの白い死神が最高に、本当に最高だったよ!本当にかっこよかったよ。いいモデルだったよ。あの葡萄はモデリングですか?なんにしてもCGとしても最高にいい表現だったよ。アニメーションも最高だったよ。
・竜崎のお面がクールすぎる。てか竜崎だけでクオリティぱねえ。オリジナルキャラ立ちしまくって萌えた。
・菅田将暉はやはり役者として一流ですわ。
あとは、もう何も言うまい。脚本はお粗末、とってつけ申したというビジネス感、てか役者に任せすぎだろ。。しかし、原作オリジンじゃないのだから致し方あるまいて。
デスノートの質感めっちゃ良かったよ。
美術も、役者もCGも全部良かったよ。あの廃墟のロケ地もバッチグーだよ。
脚本だよ。
大事なのは脚本なんだ。
最後のタイトルオチも嫌いじゃないよ。
脚本よ。脚本で原作を超えるくらいの圧倒的なサスペンスが必要だった。
それを作れたら、きっと脚本家にはなっていないのかもしれないけど。
誰も悪くない
この映画を前の実写で考えず、アニメで想像すればもしかすると面白さが増すかも。
聞いたところ、どうやら前作にニアがいないらしく、もっと言うなら、ドラマが映画の本編かも知れないW。
でも必ず評価するところがあった。
1:三人の演技力
映画の割には結構良かった。
特に東出と菅田将暉はよかった。
新しいデスノートの主人公を描こうと二人は上手く模索していく結果、あのキャラが生まれたのだろう。
池松壮亮は微妙かも...
2:やまだ豊の音楽
やはりやまだ豊の音楽はいい!
キングダムでも担当していた。
今回だと今季の何処かのアニメを担当していたような気がする。
3:安室奈美恵による主題歌
正直言ってうーん🧐ときていたが、聴いてみると意外、いやめちゃくちゃ良くて、ハマるぐらいだった。
どうやらこの映画は、音楽が上なのかも知れん。
4:前作で生き残った人間やどんどん人が死んでいく様
あれで失敗したということも言われているが、あれが結構自分の中では面白さを増した。
最初に「松田桃太」...
という風に死んで言った。
結果生き残ったのは東出だけ。
この映画で描きたかったのは、人間と死神によるゲーム。
しかし、そのゲームに終わりはない。
それに、東出が立ち向かい、ゲームをクリアさせようとしている。
個人的には悪くないと思いました。
世間的に酷評されてるほど悪くなかったなかなと。東出昌大さん、池松壮亮さん、菅田将暉さんという若手実力派たちの共演が見ごたえありました。脇の俳優さんたちもしっかりした人たちを揃えていたので、前編やLのスピンオフ作品みたいな安っぽさはなく安心して見れました。
ストーリーも、前作のように脳みそが汗かくぐらいの頭脳戦だった前作の続編と考えるとイマイチだったけど、サスペンス作品としてはデスノートのルールをうまく使いながら、なかなかまとまってた作品だったと思います。竜崎と紫苑がコンタクトするシーンは緊迫感あったし、最後アーマが七瀬の名前をノートに書くシーンはじーんときました。このアーマの存在感は特にスゴかったです。死神だからビジュアルは怖めだけど、声をあてた沢城みゆきさんのおかげで、妖艶なキャラに見えました。この方の声のスキルはすごい!
まあ、気になることがはないわけじゃないけど。。前の作品との矛盾が。。キラが自分の遺伝子を残してた?そんな時間あったか?竜崎がLと約束した?そんな時間あったか?
竜崎のキャラクター設定も、背景のないキャラクターとしては、いい感じだけど、Lの後継者としてはコレジャナイ感が。。冒頭に外国人の描写があったけど、以降ほぼ日本国内でストーリーが展開、もはやあの冒頭はいらなかったんじゃないかな。
不満点はいくつもあったけど、まあまあ楽しめました!
この企画内容で制作GO出来たのが不思議。
「バカしかいない頭脳戦」ってレビューが一番的を射てる
原作漫画・アニメ・劇場版デスノート前編後編・劇場版L視聴済みです。
結論から先にお伝えします。この映画は極めて駄作です。原作ファンはもちろんのこと、原作を知らない人も観るべきではありません。「これがデスノートか」と思われてしまうのが許せません。
これを「デスノート」と呼ぶことには抵抗があります。
デスノートの面白さの肝は「天才たちによる高度な頭脳戦」だと考えているのですが、この映画には頭脳戦と呼べるものは一切含まれておりません。
ストーリーも酷く、話の大部分が菅田将睴演じる天才ハッカー紫苑がハッキングで無双する話です。紫苑は何でもかんでもハッキングで解決するジョバンニ級のチートキャラクターに描かれていて、佐藤信介監督は「ハッカー」というものを魔法使いか何かと勘違いしているのではないかと疑ってしまうほどです。
6冊もノートを出しておいてまともに使われているのは2冊くらいです。何のためにノートを6冊にしたのか、理解に苦しみます。
個人的に一番「ふざけるな!」って思ったシーンは、映画終盤に紫苑が死神の目を手に入れて機動隊を次々ノートで殺害するシーン。フルフェイスヘルメットで顔を隠している機動隊員のヘルメットをリュークが奪い、顔が見えたところで機動隊員の名前を書くという戦略を取るのですが、ついさっき死神の目を手に入れたばかりの紫苑が「リューク、あの遊びやろうぜ」と言うのは矛盾があります。原作のリュークは月とLの戦いに対して徹底的に中立の立場を貫いていました。月に利用されるような形で手助けをすることはあれど、自分から進んで月の行動を助けるような描写はありません。それなのに、この映画のリュークは遊び感覚で紫苑の殺人の手助けをします。ここが私には原作漫画の侮辱にしか見えなかった。原作へのリスペクトなど、この映画からは一切感じられません。
このような「人気作品の続編と謳えば適当に作っても客入るだろ」というスタンスが見え透いた作品を、私は心の底から軽蔑します。「カイジ ファイナルゲーム」もその類です。
二度とこのような酷い映画がこの世に誕生しないことを祈ります。
リアリティを感じない
この作品の名前をデスノートに書き込みたい。
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