心が叫びたがってるんだ。(2015)のレビュー・感想・評価
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言葉は人を傷つける。深い言葉
自分の過去と照らし合わせて
見るとより共感出来ましたし
自然と涙を出させてくれた
映画でしたね。
青春には良いこともあり
悪いこともある。
伝えるって単純だけど
難しいって
改めて教えられた一本です。
好きだって気持ちはここが好きだからとか
そんな具体的なものじゃなくて
自然と好きになってるもの。
だから、素直になれない私たち。
青春は人になければならないもの。
その理由、根拠なんてものは
いらない。
それを満たせるのは人だけだから。
素晴らしい映画です。
青春ー!!!
高校生の心の叫びを丁寧に綴った作品だった。超平和バスターズ作で気になるのは毎回(といっても2,3本だが)恋愛要素が大部分で関わってくる点。大変可愛らしくて良いのだが、主要キャラクターの女子全員が誰かしらに恋をしているという図は些か自分が惨めになってくる(全くの私事)。しかしながら、劇場オリジナルアニメということあって安定の独特なナチュラルな雰囲気か貫かれており、また劇中歌や劇判も親しみやすい音楽でとても観ていて気持ちが良かった。
ラストは泣けた
「あの花」の大感動を再び、という期待で鑑賞。
ストーリーは切なく苦しく、そして愛しい。
言いたいこと、言ってはいけないこと、言葉って難しい。
言葉に出さなくても、メールやラインでも・・・
ちょっとしたことで傷つく多感な年代だからこそ
心が閉ざされていってしまう。これが今の時代。
声に出すことの、しっかり向き合って話すことの重要さを
改めて感じさせられる、素晴らしい作品でした。
素晴らしい
映画のヒロイン成瀬順がとにかく可愛いかったです。
また、ミュージカルも何気に口ずさんでしまうような曲があってとても楽しく見つつ、とても感動できるいい作品でした。
ただしかし、田崎大樹のあごがおかしかったのが残念でした。
ハードルが自然と
上がってますよね。
この映画は"あの花"や、"とらドラ"を知ってる人が見ちゃうと思います。
僕は約半分の時間、泣いてました。
素晴らしい、青春群像劇です。
僕の学生時代は本当に暗くて。成瀬順のような時があって。すごく感情移入して。
やはりこのタッグは侮れないし、右に出る者はいないと思ってしまう作品です。
好きだな、登場人物全員。
あと何回みても感動するでしょうな。
しゃべれなくなった理由
始まっていきなりその理由が明かされ、その後はグイグイ惹き込まれていきました。
あの花ほどの号泣するシーンはないですが、一度涙が出ると最後まで目がウルウルしたままになってしまう映画でした。
もう1回観たいです!
心だけあの頃へ戻っていきました
ストーリーは決して難しくなく、むしろ日本中の学校で見られる普通の光景です。そして、登場人物がそれぞれの理由から本音を隠して周囲との距離を測りながら生活しているのも、身の回りでありがちなこと。でも、そんな彼らが少しずつ成長していく姿が、せつなくもさわやかに描かれ、思わず目がうるんでしまいました。 加えて、細部まで緻密に美しく描き込まれた背景のおかげで、自分もそこにいるような錯覚を覚えました。
あんなふうに、あのとき自分も…などと、誰もが共感しながら、自分の青春時代を重ねてしまうんじゃないでしょうか。
心だけあの頃へ戻り、なにか大切なものを思い出させてもらったような、あたたかい気持ちになりました。
アニメだからこそ成り立つ、青春映画。
普段アニメ映画はあまり観ないのですが、評判が余りに良いので、映画館に足を運んで鑑賞しました。いや、いいもんですね。。ミュージカルの要素についての評判が良いようですが、個人的には序盤から中盤のストーリー展開がテンポ良く、飽きさせずに、感情移入し、主人公を応援したくさせる上手さがあったように思います。
また、ストーリー全体は、それなりにありきたりな話なので驚くような仕掛けがあるわけではありませんでしたが、時折挿入される秩父の山々や駅の景色や光の表現が、アニメながら妙に現実感を与える役割を果たしています。多分、実写でこの映画を作るとちょっと既視感と恥ずかしさで2時間観ていられないのでは。アニメならではの程良い非現実感が絶妙なバランス感で映画全体を支えているように感じました。それもこれも作り手の作画から構成、脚本、監督の努力とセンスがあってのものなのは言うまでもありませんが。
登場キャラは先生がいい味出してて好きですね。今度は是非、地方からの上京物語のような作品が見てみたいなと思ったりしています。
いい映画☆
物語はよく練られていて面白かったです。
登場人物の けなげさや切なさが伝わってきて、素直に涙が流れました。
まあ 私のこのみでいえば、もうちょっと恋愛要素は少なめで 友情や家族間の心理描写を増やしてくれたほうが より感動できたと思いますが(笑)
野球少年の成長をはじめ、登場人物たちが少しずつ 心をひらいていく過程が 丁寧に描かれていてとても良いです。
風景など美術や描写も綺麗! アニメを見慣れていない・アニメは苦手というオトナ世代でも すんなり見られる美しい映像です。
音楽も良いです。私はもともとミュージカルもクラシックも大好きなのですが、自分の好きな楽曲が劇中に使われ、シンプルで綺麗なアレンジなので、原曲ファンも文句なし♪ パートナーソングのアレンジも良かったですね。
ミュージカルシーンは、高校生の手作りということで あまり華やかな動きが見られなかったですが、チア部の元気な踊りや 高校生の元気はつらつな場面も見られたら もっと良かったかな。
しかし、映画館で見てそんはなし!の映画です。
1日の割引価格で、館内の中央ど真ん中の席で、先着特典も2種類しっかりもらえたのでラッキーでした♪
"今年最も出会えたことを、絶対後悔しない映画!!"
今からとても楽しみになった!来年春の恒例行事、「日本アカデミー賞」が。それ以上に「作品賞」に是非ノミネートされてほしい!"アニメ"だけで括るなんて、すっごく勿体無いからさ!
僕もリアタイで『あの花』見て、何度も泣かされた一人だけど、間違いなく『ここさけ』はファンも初見も満足できる!!そう断言していいほど、今年ベストの一本だった。
その訳は『あの花』以上にファンタジーが"凶器"だから。今回さすがネタバレだけはしたくないので伏せますが、"めんま"と同じ感じかな?と思った方は要注意。こっちは"現実"の中から産まれた"刃物"のような性質なので。
今"現実"と記したように、映画はとにかく"現実的"です。順が勇気を振り絞って、"心"を叫んだ要所のシーンも、あくまで"現実の中"というのを非常に意識していました。通常のアニメーションならば、BGMでその心境をどんどん引き立て盛り"げますけど、この作品は『あの花』同様、実写感覚を大事にしてます。つまり、自分のクラス内で突然起こった"出来事"と、見てるこっちは受け取って、リアルと錯覚しちゃうんです。だからキャラに良い意味での"生々しさ"が加わって、ただのアニメで終わってくれない"プラスα"が効くんです("プラスα"っていう言葉は、岩井俊二監督の真似です)。
それにしてもこの映画、"終らせ方"が素敵すぎです。てっきりノベライズ小説を、読まなきゃ見れないと思っていた、"もう一つの想いの前進"、まさか最後に見れるなんて"彼"には本当感謝です。シーンをよーく見てみると、"そうなのかな?"とは思いましたが♪
役者陣も言うことなしで(他に誰も浮かびません)、全く不満が出てこない!
残すところ今年も僅か!もし見れる機会があれば、是非見に行ってください!Blu-rayが待ち遠しい!!
映画でやるということ
深夜放送のアニメのスタッフが集まってオリジナル映画を作るって知った時、「テレビでやればいいのに」とはじめは思っていました。
同じスタッフ陣でヒットした作品はテレビ放送から人気になった作品でしたし、オリジナルというのは(映画が主流であるジブリ作品や細田守監督作品は別ですが)どうも未知数でなかなか抵抗があります。
おまけにタイトルも少しこっ恥ずかしい感じなのも不安要素でした。
予告を見た感じでもファンタジー色が強そうだなという印象で、なにかしら理由を付けてあまり期待しまいと観に行きました。
しかし、ところがどっこい1つの映画作品としてしっかり面白いものとなっていました。
ファンタジー要素も踏まえて痛々しいほどのリアルさある、特に登場人物たちは「ああ、こういうやついるわ」ってぐらい見えぼえのあるキャラばかりです。邦画ドラマに近いけどちゃんとアニメの良さを生かしてあり、リアルとファンタジーがモヤモヤしつつもなんとかバランスを保っている感じがしました。
おかげで前半部分はフラストレーションが溜まりまくりです。そしてそのまま後半は波がありつつも一気に限界値まで鬱憤が溜まった時、主人公の吐露が自分の作品への訴えと重なって、作品がそれを受け入れてくれたのように見えたとき、これは面白いなあと思ってしまいました。
もう終わった頃には「こんな作品、1クールのアニメで観れるか!映画で良かったな!」と。
作中に波が結構あって見続けるのが苦しくて、テレビだったら途中チャンネルをピッと換えたり早送りしたりできますが、映画はちょっとしたことでは帰れない状況があるのが結果良かったと思いました。
前半であらゆる溜まったことを消化していくスタイル、後半は必見です。
不揃いな高校生たちにどこも完璧じゃないよさが、むしろ同スタッフ作のあの花とは違う面白さがあって良い作品でした。泣きはしないけどそんなこと重要じゃなくて違った感動があります。
主題歌も成長途中の未完成さという点で、アイドルである乃木坂46の曲がマッチしていると思いました。
あと、作中に出てくる音楽がいいです。あんまり上手くないたまごの歌は妙に耳に残ります。上映後にはサントラが欲しくて買いました。
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