トイ・ストーリー4のレビュー・感想・評価
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これまでのシリーズ作品とは別物
おもちゃの持ち主がアンディからボニーに移ったあとの話。
おもちゃの持ち主が変わったからなのか、これまでのシリーズ作品とはほぼ別物のようなストーリー。
女性らしい印象のボー・ピープが独り立ちしてワイルドになっていたり、ウッディがおもちゃの持ち主から大切にされていなかったり、これまでのトイストーリー1,2,3とは印象が異なる。
アンディから「一番特別なおもちゃだから大切にして」とボニーに託されたはずなのに、クローゼットにしまわれたままになっていたり、いなくなっても分からなかったり、ウッディの扱いが雑なのが気になる。
微妙なのは、自分のことしか考えずに行動していたギャビー・ギャビーのせいで事態がややこしくなったのに、何のお咎めもなく新しい持ち主を見つけていくところや、元々のおもちゃ達がほとんど出番がないところ。
これまでのシリーズの続きというより、また別のシリーズと思えば納得しやすい。
高評価をつけているレビューにも共感する部分はあるし、全体的なストーリーとしては悪くないと思うが、自分がトイストーリーに求めていたのは今作のような展開ではない気がする。
感動する場面もあったが、何度も見たいと思う作品ではなかった。
君はともだち♪『何で生きてるの?』『わからない!』
2022.6.24地上波金曜ロードショーにて鑑賞。内容は、玩具が子供の見えない所で自我を持ち動き回る。個性のあるキャラクターが繰り広げられる子供と玩具達の関係の物語。好きな言葉は、『ゴミ・・・』今回のメインキャラクターの先割れスプーンのフォーキーの言葉。自我をもった瞬間!子供の鞄の中で命が吹き込まれた瞬間は感動的で驚いた。玩具=ゴミの関係性については持ち主の主観による所が大きいので非常に罪悪感を刺激される面白いテーマになっている。『持ち主・・・』この台詞も玩具世界で、ある種の呪いでタブーだと思われている所は興味深い。今回のトイストーリーでは、テーマは『内なる声に耳を傾ける👂』だと感じました。主人公が親友のバズとの会話での場面は哲学的で非常に面白いと感じます。これはピクサーの責任者で立役者のジョンラセターが、諸事情で作品途中で解雇され物語のストーリーボードが大幅に変更された所は商業作品としてより、文学的な表現を重要視された部分だと感じます。それが分かりにくく大人な作品になってしまい子供の作品としての表面色が薄くなってしまった深い作品だと感じました。玩具ホラーCG映画としての色が強くて非常に怖かったです。子供が観ると夜眠れなくなるかもしれません。個人的にはミッドポイントの転換点に出でくる今回の新キャラ!カナダ玩具のカブーンが味があって大好きです。カブーンだけでも話を広げていけそうです。作品の終始通して伏線が上手く張られていて計算されたストーリーボードと人が怖いモノとして描かれている所はトイストーリーのテーマの一つであり今回はテーマ性が、上手に練り込まれてるシリーズでは一番好きな、素晴らしい作品です。
ボニーの大親友フォーキーはゴミで作られた手作りおもちゃ
新しい出会い
「トイ・ストーリー3」から9年・・・。
(2019年 吹替で鑑賞)
主人公、カウボーイ人形のウッディと
その、仲間達が織り成す
おもちゃの世界🐎🦖🐷
このシリーズ、
特に3がお気に入りですが
この「トイ・ストーリー4」
新キャラも登場で
中でも、フォーキーは
ボニーが、体験幼稚園で
作った先割スプーンのおもちゃ
初めての幼稚園に
不安なボニーの気持ちを
和らげてくれるフォーキー
でも、フォーキーは
自分を「ゴミ」だと思って
自らゴミ箱に飛び込んだりして
それを見ていたウッディは
「君はゴミじゃなくておもちゃだよ」と
何度も、ゴミ箱から救い出すシーンが
印象的です。
ランプスタンドの飾り人形だった
ボー・ピープとの再会
アンティークショップで出会う
ギャビー・ギャビー
カナダ出身バイクスタントマンの
デューク・カブーン
移動幼稚園の景品
バニー&ダッキー
その他、お馴染みの
可愛いおもちゃが
いっぱい登場して笑顔にしてくれます。
それぞれに置かれている状況を
思うと胸が熱くなりますね。
ラストは、ウッディの決断に拍手👏です。
魅力溢れるキャラクター達に
感動をもらえました。
肯定するヤツほどトイストーリーちゃんと観てない説
あえて寝かせてから観てみましたけど、一言で駄作。
そもそもこれラセターが監督じゃないし、3より前に脚本があったとはいえ、それを作らなかったのにはきちんと理由があったからで、これ単に映像技術の進化アピールとキャラクターグッズ増やしてそっちの儲けが欲しかっただけとしか思えないんですよ。
初期メンツは殆ど活躍しない、バズの求心力の無さ、全体に拡がる虚無感、ディズニーの続編ものにありがちなガチャガチャして全体に鬱陶しい雰囲気(ルーカスのスターウォーズ1作はこれをやり過ぎて販促失敗)
それで挙句は初期のテーマを否定し、なんだか「いや、あれはあれでウッディの心境の変化ガー」とか否定する俺映画分かっててカッコいいみたいなバカを量産する結果になったという訳です。
例えていうなら
「明日に向かって撃て」のラストをあえて描かなかったのを、無理やり続編で追加映像作って蜂の巣にされてボロボロで死んでく主人公たちみてそれを面白いって言ってるのと変わらないと思うんですよね。
当事者たちが当初思い描いた未来とは全く真逆な、残酷な結末を語らず、あえてそのような未来もありえるかもと濁し、それでも希望を描いた「3」で終わらせておくべきだったんです。
そういう意味で、きちんと続編は作らないと明言して3部作で終わったBTTFシリーズのように
可能性を残して綺麗に幕を閉じた映画ってやっぱり作り手が作品をいかに大切にしているかの指標になるんですよ。
これに関してはもうおまえ「4」が良作だったって言いたいだけちゃうんかと。アホかと。
90年代の映画もう一度片っ端から見直してから言ってほしいものですね。
もし貴方の周りにトイストーリー4いいって言ってるヤツでスターウォーズエピソード8も好きなんて言ってるのがいたら話3割くらいで聞いてた方がいいですよ。
きっとその人は美的センスが無さすぎるので。
伝えたいことはわかるけど…
伝えたいことはわかります。わかりますし、敬意も感じます。
が、それでもトイストーリーシリーズではやらないでほしかったなあ…というのが正直なところです。
製作陣の言いたいことを代弁させるために、キャラがキャラ本来の性格からかけ離れていくのが感じられて悲しかったです。
兎に角
人生の転機に観たい作品
人生の転機を迎えている方、最近モヤモヤして、そろそろ自分でアレを決断しなくてはならないんだろうなあという予感がある方、例えば恋の終わらせ方、退職して次のフェーズに進みたい、世の中の矛盾に気が付いてしまった、恋人に再会してしまった、本当は今の仕事ではなく別にやりたいことがあった等々、ちょっと最近よく考えてしまう……という方にお勧めです。
傑作だったトイストーリー3から、だいぶ時間がたってから発表されたトイストーリー4。
新型コロナウイルス感染拡大で、遠くに住む大切な人のことを思いながら暮らしている方には、刺さる話ではないかなあと思います。
アニメ作品で子供向けの作品ではありますが、トイストーリーは大人が観ると深い感銘を受ける作品で、トイストーリー4は特に大人に向けて書かれた作品だと思いました。
Woodyの元カノのボー・ピープとの再会、親友のバズ・ライトイヤー、ちょっと頭の弱いフォーキー、いつも一緒にいた気の合う楽しい仲間たち。
年をとると心も体もあちこちガタが来ますね。
年をとるごとに、故障が増えて、治りが遅くなって、満身創痍ながら何かしら楽しみを見つけてどうにか生きています。故郷を離れて、予想もしていなかった遠い場所で暮らしています。それが自分の夢の通りでなかったとしても、前向きの決断も後ろ向きの決断も、自分で下した決断なら、納得のいく人生が送れます。
ボー・ピープ、大人の女性の生き方を魅せてくれました! かっこよかった~!
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